2018.11.13 カンコードリームプロジェクト 「平成30年度全国中学校体育大会」大会レポート

2018年8月17日~25日、「重ねた努力 流した汗 光り輝け 中国の地で」のスローガンのもと平成30年度全国中学校体育大会(以下、全中)が中国地区を会場に開催されました。 

地区大会を勝ち抜いた選手、標準記録を突破した選手が一同に集まった競技会場は熱気に包まれていました。今回は水泳、陸上競技、軟式野球、剣道での様子を紹介したいと思います。

目次
第58回 全国中学校水泳競技大会
第45回 全日本中学校陸上競技選手権大会
第40回 全国中学校軟式野球大会

第48回 全国中学校剣道大会

第58回 全国中学校水泳競技大会

日時:2018年8月17日~19日
会場:岡山県児島地区公園水泳場

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屋外プールで実施された今大会。立っているだけでも汗が出るほどの猛暑の中での競技でしたが、それよりも熱い思いで選手はレースに臨んでいました。

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取材に行ったのは19日の最終日です。決勝レースでは、個人が紹介され手を高く上げたり、お辞儀をしたり、晴れ舞台で思い思いのポーズをとっていました。リラックスした表情が一変するのはスタート前。体をパチパチと叩きながらジャンプをし、心身ともに自分でコントロールしていきます。

スタート準備の笛とともに台に上がると会場は静けさに包まれ、緊張感で張り詰めました。スタートの合図と同時に水しぶきが上がり、選手が水の中へ飛び込みます。水の中の表情はゴーグルで読み取ることができませんが、体の大きな動きや口の動きで選手が渾身の力で泳いでいるのが分かります。ゴールと同時に電光掲示板に目を向け、自分の順位とタイムを確認する選手たち。それが目に入った途端、大きくこぶしを振り上げ水面に叩きつける姿が印象的でした。

優勝者が取材ゾーンへ入り、喜びを語るそばを涙で通り過ぎる選手も少なくありません。唇を噛みしめ足早にプールサイドを通り過ぎる姿をみて、とてつもない努力でここまでやってきた選手だと思うと、自然と目頭が熱くなります。
目を赤くし、鼻を真っ赤にした選手が地元の新聞社の取材に立派に受け答えしていた姿にスポーツマンのマインドを感じました。

大会結果

【大会新記録】男子4×100m フリーリレー:日本大学豊山中学校(東京都)
【大会新記録】女子4×100m フリーリレー:武蔵野中学校(東京都)
【大会新記録】男子200m自由形:豊橋市立東部中学校 3年 加藤晃成さん(愛知県)

第45回 全日本中学校陸上競技選手権大会

日時:2018年8月18日~21日
会場:岡山県総合グランウンド陸上競技場

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18日に開会式が行われ、優勝杯返還、スポーツ庁長官の挨拶、選手宣誓などが行われました。7月の西日本豪雨で大きな被害があった岡山が開催地だけに、大会が開催できることや陸上の練習ができることに対する感謝の気持ちが述べられました。

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陸上競技は個人や学校チームで勝敗が決まるが、全中大会においては、各都道府県の選手団として所属し大会に臨みます。学校や学年が全く違う同じ都道府県の代表選手として出場し、都道府県ごとに違うお揃いのTシャツが会場を華やかに彩っていました。

「走る」「跳ぶ」「投げる」の3つのチカラを競うため選手はスタジアムに集結します。好記録が出るとスタジアムにどよめきが起こります。中学生が10分の1秒、100分の1秒、1センチのためにこの日まで練習を重ねます。
長距離のレースでは苦しみに顔を歪め、最後は体を揺らしゴールに入ってきます。ゴールと同時に倒れ込む選手の姿も。それだけこの1本にかけていたのだと、見ているこちらの胸も熱くなります。

ひたむきに前を向き走り続けた選手たちに大きな拍手を送りました。

大会結果

【日本中学記録】女子砲丸投げ:岡山市立上道中学校 2年 奥山琴未さん(岡山県)
【大会タイ記録】男子走幅跳:館林市立第一中学校 3年 桝田大輝さん(群馬県)

 

第40回 全国中学校軟式野球大会

日時:2018年8月19日~23日
会場:呉二河野球場東広島総合運動公園野球場、コカ・コーラボトラーズジャパン広島総合グランド

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野球といえば甲子園。今年の夏も高校球児たちが熱戦を繰り広げていたのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。全中でプレーする選手たちがそう遠くはない未来に甲子園を目指す選手たちなのだと考えると感慨深いです。

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大会は猛暑と激しい風で視界が悪い場面もありました。しかし、選手はものともせず、試合に挑んでいました。ベンチから守備に出る時は全力疾走。マウンドで投球を続けるピッチャーには大きな声で呼びかけ、士気を高めます。「よっしゃ!いこー!」「自信もて!」と、1人ではなくチームで戦う姿が印象的でした。

ランナーコーチの選手は、力の限りぐるぐる腕を回して指示を出していました。ひたすらランナーコーチの指示を信じて後ろを振り向かず、一心不乱に走る選手。ファールボールを追いかけて全力で走る選手。勝ちたい、という思いが全身から伝わります。
一人一人のしっかりとした役割がチームの力となるのだと感じました。

大会結果

1位:高知学園高知中学校(高知県)
2位:仙台育英学園秀光中等教育学校(宮城県)
3位:江戸川区立上一色中学校(東京都)、駿台学園中学校(東京都)

 

第48回 全国中学校剣道大会

日時:2018年8月22日~8月24日
会場:岡山市総合文化体育館

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会場は団体戦の予選が行われており、多くの選手が各場所で激闘を繰り広げていました。

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各チームの選手は横一列に正座し、自分のチームの選手が戦っている姿を応援しています。拍手以外は応援禁止という剣道。祈りと渾身の拍手で精一杯の応援を行っていました。

面をつけ試合に臨む選手の表情は遠くからは一切見ることはできませんが、カメラの望遠レンズを通すと面の隙間から鋭い目が見えました。相手を見据え、絶対に負けないという強い意志のこもった「目」。
一瞬も集中を切らすことのできない張り詰めた時間がそこにはありました。

チームの試合が終わると素早く整列、お互い礼をし、素早く退場。そこには涙も笑顔もありません。最後まで相手に礼を尽くす武道の道が感じられました。

大会結果

男子団体優勝:九州学院中学校(熊本県)
女子団体優勝:淑徳巣鴨中学校(東京都)


 

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