2025.09.30 カンコーホームルーム 【Vol.236】中学・高校生の学校選びのポイント

中学・高校受験では、自分の個性や学力に見合う学校かどうか、校風や教育理念、授業内容や部活動、進路実績などの情報を収集・検討して、最終的に受験校を決定することが重要です。では、中学・高校生は志望校を考える際、どのような情報を必要としているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、進学時に知りたい情報、学校情報の入手方法、進学先の制服への関心度について調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の中学・高校生 1,200人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2025年4月
1.進学先の制服への関心度
進学先の学校の制服がどのようなデザインかについて、「とても気になった」(全体21.4%、中学生21.6%、高校生21.4%、男子11.7%、女子31.2%)という結果で、特に女子はとても気になったという回答が3割を超えていました。「どちらかと言えば、気になった」(全体35.9%、中学生40.2%、高校生34.8%、男子31.3%、女子40.5%)をあわせると、制服がどのようなデザインか気になったという回答は全体では57.3%を占め、女子は71.7%と全体平均に比べて10ポイント以上関心が高いという結果になりました。

【図1】 あなたは進学時、その学校の制服がどのようなデザインか気になりましたか。(単数回答)
2.進学時に知りたい情報
進学時に知りたい必要情報は、「部活動」(中学生65.1%、高校生46.4%)が最も多く、次いで、「授業内容や学校行事」(中学生51.5%、高校生46.4%)、「進路(進学・就職)実績」(中学生39.0%、高校生48.6%)、「学校生活や在校生の雰囲気」(中学生50.6%、高校生45.5%)などがみられました。また、中学生は、「学校制服・デザイン」(57.3%)、「校則や服装規定」(53.1%)といった制服や服装に関することも知りたい情報として上位にあげていました。

【図2】 あなたが、進学時に知りたい必要情報は、どのようなことですか。(複数回答)
3.学校情報の入手方法
進学する学校の情報の入手方法としては、「学校のホームページ」(中学生36.5%、高校生43.1%)、「学校説明会・オープンスクール」(中学生24.9%、高校生44.7%)、「学校案内のパンフレットや資料」(中学生25.7%、高校生40.4%)、「学校の先生」(中学生27.4%、高校生35.5%)など、学校から直接発信される情報源が多くあげられました。また、「SNS(X、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)」(中学生12.4%、高校生12.8%)や「インターネットのニュース記事」(中学生10.8%、高校生9.4%)、「YouTube」(中学生5.8%、高校生4.7%)といったデジタルメディアの利用もありました。

【図3】 あなたは、進学する学校の情報をどのようにして知りましたか。(複数回答)
進学時の学校選びは、新しい環境での学校生活を方向づけるターニングポイントです。そのため、志望校の選定では、偏差値だけでなく、部活動、授業内容、学校行事、進路実績、学校の雰囲気、そして学校制服などが中学・高校生の知りたい情報としてあげられています。
今回、全国の中学・高校生1,200人を対象に、進学先の制服への関心度について調査したところ、「とても気になった」と「どちらかと言えば、気になった」をあわせると、全体で約6割が気になったと回答していました。特に女子の関心は高く、約7割が制服を気にしていることがわかりました。また、進学時に知りたい情報として、「部活動」「授業内容や学校行事」「進路実績」「学校生活や在校生の雰囲気」などが多くあげられています。中でも中学生は、「学校制服・デザイン」(57.3%)、「校則や服装規定」(53.1%)と、制服や服装に関する情報への関心が高いことが明らかになりました。そして、情報収集の方法は、「学校のホームページ」を見たり、「学校説明会・オープンスクール」に参加したりといった従来の手段に加え、「SNS(X、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)」(中学生12.4%、高校生12.8%)、「インターネットのニュース記事」(中学生10.8%、高校生9.4%)、「YouTube」(中学生5.8%、高校生4.7%)といったデジタルメディアの利用もみられました。
このように、最近の中学・高校生の学校選びは、従来の学校から直接発信される情報源に加えて、SNSや動画サイトといったデジタルメディアも広く活用しているのが特徴です。情報の種類、量、そして入手方法などが多様化する中、最終的には一人一人の個性や将来の目標に合致した学校を選択することが求められています。
【Vol.248】夏制服の変化と熱中症対策
2026.09.29 カンコーホームルーム 近年、これまでにないスピードで地球温暖化が進んでいます。夏の暑さが深刻化する中、学校では熱中症対策とともに、夏制服にも変化がみられます。では、現在の小学・中学・高校ではどのような夏制服が着用され、どのような暑さ・熱中症対策が行われているのでしょうか?今回は、制服のある小学・中学・高校に通う子どもを持つ母親1,213人を対象に、現在着用している夏制服のタイプや学校の夏の暑さ・熱中症対策、今後採用・許可してほしい服装やアイテムについて調査しました。
【Vol.247】男子生徒のスカート着用状況と学校環境
2026.08.25 カンコーホームルーム 近年、LGBTQ※への配慮やジェンダーレス化の観点から、性別に関わらず生徒自身が着たい制服のタイプを選択できる学校が増加しています。では、女子生徒のスラックス導入が進む一方で、男子生徒のスカート着用についてはどのような状況なのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,077人を対象に、性別に関わらず着たい制服を着用できる学校環境や心理的安全性の有無と、男子生徒のスカート着用状況や生徒の理解・受容度について調査しました。 ※「LGBTQ」とは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)、クエスチョニング/クィア(Q)の、性的少数派(セクシュアル・マイノリティ)の頭文字をとった総称です。
-
【Vol.246】小学生の夏休みの栽培学習
2026.07.28 カンコーホームルーム 夏休みになると、多くの小学生が学校で育てた植物を家庭へ持ち帰り、その成長を観察します。大人にとっても、小学校時代の栽培学習を思い起こす時期かもしれません。栽培学習は、植物を種や苗から育て、その成長の過程を観察する学習です。では、現在の小学校ではどのような栽培学習が行われているのでしょうか?今回は、全国の小学校の教員556人を対象に、栽培学習を通じて児童に身につく力、栽培している植物や指導上の課題について調査しました。 -
【Vol.245】中高生の身体の疲れとだるさの実態
2026.06.30 カンコーホームルーム 毎日の学校生活、部活動、宿題や塾など、現代の中高生は日々忙しいスケジュールを送っています。その中で、「疲れがとれない」「なんとなく体がだるい」と感じている生徒は少なくないようです。では、中高生は学校や日常の生活で、どれくらい身体の疲れやだるさを感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生の1,200人を対象に、身体の疲れやだるさを感じる度合、勉強への影響、疲れやだるさを感じる場面について調査しました。 -
【Vol.244】中高生の健康と外見に関する意識調査
2026.05.26 カンコーホームルーム 初夏を迎え、学校制服も冬服や合服から夏服へ移行する生徒が多くなってきました。制服の衣替えの時期は、近年の気候変動や生徒の快適性・健康面などを考慮して「移行期間」を長く設けるほか、「着用時期は定めていない(いつでも着用可)」とする学校も増えています。では、制服の着用環境が変化する中、保護者は「子どもたちの健康や外見に対する意識」をどのように捉えているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生の保護者1,414人を対象に、制服の着用時間、健康や生活習慣への意識、体型や外見への意識について調査しました。


