2021.06.14 カンコーエールプロジェクト SDGsの達成に向けた第一歩│福山市立松永中学校
近年、SDGsについて学んだり、取り組んだりする学校が増えています。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成される国際目標であり、世界全体で2030年までに社会が抱える様々な問題を解決することを目指しています。
2030年までに社会が抱える様々な問題を解決するためには、1人1人の理解を深め、行動につなげることが大切です。
福山市立松永中学校では、今年入学した1年生を対象に、福山菅公学生服株式会社の社員がSDGsセミナーを実施しました。
※セミナーは、窓を開けて十分に換気した体育館で人との距離を十分にとって実施しました。
はじめに、SDGsとはどのような目標なのか、17の目標の背景にはどのような問題があるのか、というところから丁寧に学びました。
そして、カンコー学生服だけでなく、地元のテレビ局やスーパーのSDGsの達成に向けた取り組み内容を知り、SDGsを身近に感じてくれたようです。
セミナーの途中で実施したワークショップでは、自分たちができるSDGsへの取り組みについてグループに分かれて話し合いました。
どのグループもしっかり話し合って、「電気をこまめに消す」「出された給食は残さず食べる」「エコバッグを使う」などといった意見がたくさん出ました。
また、積極的に手を挙げる学生が多く、発表者へ自然と拍手が送られる様子がとても印象的でした。
セミナーの後半では、17の目標の1つである「5.ジェンダー平等の実現」について、言葉の意味をはじめ、現状の社会課題を学び、カンコー学生服が取り組む多様性に配慮した制服の研究を例にあげながら、身の回りにあるジェンダーについて一緒に考えました。
「トイレの標識が、男は青・女は赤になっているのはなんでだろう?」「制服で、1つのアイテムでネクタイにもリボンにもなるものがあったら良い」などといった、大人もハッとさせられる意見があがりました。
センシティブな内容に触れるセミナーであったため、講師を務めた社員は「誰1人傷つけないように」と資料作成や発言にはとても慎重になったと言います。
しかし、セミナー後のアンケートや感想文を拝見すると、皆ジェンダー平等について特に印象に残ったようで、「多様性を認め合える社会を作っていきたい」「日常会話でも意識することで、自分の発言を少しいいものにできそう」「1人1人の好みを大切にしたい」などといった感想がみられ、安心したとともに心強さも感じました。
SDGsの達成に向けて、学生の皆ができることから少しずつ取り組んでくれたら嬉しいです。
カンコー学生服は、子どもたちと学校を取り巻く様々な社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーとして、学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と、子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
これからもカンコー学生服はさまざまな取り組みを通して、みなさんの未来にエールを送り続けます。
職場体験・インターンシップ|中学・高校生の自己理解を深め、勤労観・職業観を育てる体験プログラム
2024.01.23 カンコーエールプロジェクト カンコーでは、子どもたちが未来を生きるために必要な力を育むために、中学校・高校を対象に職場体験・インターンシップを受け入れています。本社のある岡山県は昔から繊維産業が盛んで、学生服生産量日本一です。そのような地域産業を知ってもらって子どもたちの学びに活かしてもらう機会として、カンコーの人材採用や従業員教育の業務を行っている人財開発グループが担当して、今年度(2023年度)岡山県内の中学校・高校26校を対象に職場体験・インターンシップを実施しました。
うつのみや人づくりフォーラム|子どものお仕事体験を通じたSDGs『ものづくりエコ体験教室』開催!
2023.12.07 カンコーエールプロジェクト 栃木県の宇都宮市教育委員会(うつのみや人づくり推進委員会事務局)では、「宮っこ未来ビジョン」を掲げ地元企業と連携して、第16回うつのみや人づくりフォーラム※1 「育もう 地域の愛で 子どもの未来」をテーマに、ステージイベントや宮っ子ジョブタウンといった子どもから大人までみんなが楽しめる事業を実施しています。参加する子どもは、お仕事を体験して得たお給料(「ドリ」という仮想通貨)を使って、宮っ子デパートでお買い物ができるという仕組みです。 栃木菅公学生服株式会社(以下、カンコー)では、2018年よりこの取り組みに参画し、2023年度は昨年好評だった『制服の端材で御守りづくり』をお仕事体験として実施しました。
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ICTを活用したSDGsセミナー&制服の余り布を活用したお花づくり|岡山市立竜操中学校
2023.10.19 カンコーエールプロジェクト カンコー学生服の本社がある岡山県岡山市にある、岡山市立竜操中学校(以下、竜操中学校)1年生でSDGsセミナーと制服の余り布を利用したものづくりワークショップを実施しました。この取り組みは、竜操中学校の総合的な学習の時間の活動の一環で、岡山菅公学生服の営業担当が講師として招かれました。 -
【2023自由研究テーマ】小学生・中学生別アイデア一覧!
2023.08.01 カンコーエールプロジェクト 小学生・中学生別の自由研究アイデア一覧です。 定番の工作や観察日記、今の時代ならではの調べ学習、斬新な実験など注目のアイデアがたくさん!今年の自由研究の参考にしてくださいね♪ -
SDGs小学生夏休み自由研究|地球温暖化対策を学ぶ『ものづくりエコ体験教室』開催!
2022.08.05 カンコーエールプロジェクト 7月26日、環境学習センター「アスエコ」主催の夏のスペシャルイベントで、小学生を対象に制服の余り布を使ってお守りを作るワークショップ『ものづくりエコ体験教室』を開催しました。 今回の『ものづくりエコ体験教室』が開催された岡山県では、ほとんどの小学校で制服が採用されています。小学生たちは自分が普段着ている制服が何から作られているのかを学び、身近な制服を通してSDGs※や地球環境を守るためにできることを学習した後、制服の製造工程でどうしても出て廃棄してしまう余り布を活用してエコなお守り作りを体験しました。