2021.11.22 カンコーエールプロジェクト 商品企画を通して考えるSDGs❘佐賀商業高等学校

近年SDGsについて、社会全体で様々な取り組みがされています。
学校教育にもSDGsをどのように組み込んでいくか考える学校が増えてきました。

佐賀商業高等学校(以下、佐賀商業)では、制服の製造工程で発生し廃棄される端材(余り布)を使って商品を企画するというSDGs商品企画授業を行いました。
授業はSDGsセミナー、プレゼンテーション準備、各クラスの発表、代表チームによるプレゼンテーション大会の4回に分けて行われました。カンコーはそのうちSDGsセミナーとプレゼンテーション大会の2回に参加しました。

※SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成される国際目標であり、世界全体で2030年までに社会が抱える様々な問題を解決することを目指しています。

SDGsセミナーの様子

1年生約280人を対象に1クラスは対面で、他6クラスにはオンラインで当社社員がSDGsセミナーを実施しました。
また、佐賀商業は「プレゼンテーションで日本一を目指す」という目標を掲げていて、カンコーも少しでも協力できるよう、プレゼンテーションセミナーも併せて実施しました。

SDGsセミナーでは、「SDGsとは何か、世界でどんなことが起こっているのか、また一人一人にどんなことができるのか」などの話をしました。
セミナー中は、真剣に話を聴いて大きく頷いたり、質問に対して手を挙げて答えたりしていました。

プレゼンテーションセミナーでは、「相手のことを考え、相手に喜んでもらうように発表する」という一番大切なことを伝え、プレゼンテーションの効果的な手法など、カンコーの営業職の社員が話をしました。


生徒の感想

・いろいろな企業もSDGsに取り組んでいることが分かって驚いた。自分たちももっと積極的に取り組んでいこうと思った。プレゼンテーションも、手法を使って伝わるものにしたい。

・今回のセミナーを聴いて、ますますSDGsに対する興味・関心がわいた。SDGsについての理解をさらに深め、プレゼンテーションは絶対成功させたい。

・今回のセミナーを通して、自分にできる事を率先してやっていこうと思った。自分は未成年な上、できる事が限られているが、何もできないことはないので、行動をして、自分たちの手で変化を起こせればいいなと思う。

・このセミナーを聞いて、今まで知らなかったSDGsについての知識や、知ってはいたけれど今まで以上に深く知れた情報もあってよかったと思った。まだまだ知らないことがたくさんあるんだと実感できて、もっと積極的にSDGsを学んでいこうとあらためて思った。もっと学びを深めていきたい。

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商品企画プレゼンテーション大会の様子

SDGsセミナー後、クラスの中でチームに分かれて「制服の余り布を活用したアップサイクル商品および売上金のSDGs的活用アイデア」というテーマで企画を考え、クラス内で制服の余り布を使ったSDGs商品のプレゼンテーションを実施しました。そして、クラスごとに代表チームを選出し、代表の7チームでプレゼンテーション大会を実施しました。
このプレゼンテーション大会には、地元企業の方、また当社社員も審査員として参加しました。

※本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。

企画案は、エコバッグ、ブックカバー、巾着袋など様々なものがあがり、どういった点でSDGsに貢献できるのか考えられていました。
また、プレゼンテーションを演劇風に実施したり、聞いている人に問いかけたりといった工夫を凝らし、どうすれば興味を持ってもらえ、伝わりやすくなるのかをしっかりと自分たちで考えて発表していました。

そして最優秀賞に輝いたチームは、ブックカバーの商品企画をしたチームでした。
こちらのチームは、布製のブックカバーを使うことで紙製のブックカバーの使用を削減できて環境に優しく、また、本を読むことで「質の高い教育をみんなに」というSDGsの目標の1つを達成できる、という内容を発表していました。
また、商品の売上金は発展途上国への寄付を提案しており、誰一人取り残さない未来への意識を大切に、商品企画をしていました。

 

生徒の感想

最優秀賞のチームに今回の商品企画授業の感想を伺いました。

・これから実生活でエコバッグを使ったり、なるべくゴミを出さないようにするなどしてSDGsに貢献したい。
・SDGsについてだけでなく、貧しい国の状況も知ることができた。
・SDGsがテーマだったのでエコバッグを企画する班が多いと思い、斬新なブックカバーにした。

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SDGsに関して理解が深まり、今後の自分自身の行動について話す様子が見られました。
わたしたちカンコー社員も改めてSDGsや未来に向けて真剣に考える機会となりました。
 

先生の感想

今回の商品企画授業にご協力いただいた平野先生に感想を伺いました。

「今回の商品企画は、生徒がSDGsを自分事化するキッカケになりました。課題・刺激を与えるとみんな火が付いて本当にやる気になってくれました。また、プレゼンテーション能力も1学期から大きく向上し、発表に向けての意欲や向上心も感じられました。みんなものすごく成長しています。若い人の声は社会を動かす力があると思うので、これからは自ら行動・発信できる力を身につけていって欲しいです。」
 

まとめ

今回最優秀賞を受賞したチームの商品を3学期の被服実習で制作し、販売まで行う予定だそうです。
商品企画から販売まで包括的に学ぶことでSDGsへの意識がさらに高まってくれたら嬉しいです。

2030年までの達成を目指して掲げられたSDGs。
持続可能な未来のために現在の高校生が今後どんな行動を起こし、社会をどう変えてくれるのか楽しみです。

カンコー学生服は、子どもたちと学校を取り巻く様々な社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーとして、学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と、子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

これからもカンコー学生服はさまざまな取り組みを通して、みなさんの未来にエールを送り続けます。

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