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「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ
制服の余り生地をアップサイクル!学校にエコフラワーを咲かせるプロジェクト

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カンコーの工場では、自動マーキングシステムを用いて、生地にムダが出ないように設計図をつくり、制服・体操服を縫製することで、資材廃棄の低減に取り組んでいます。しかし、製造過程でどうしても残ってしまう余り生地が課題でした。

そこで、『制服の余り生地をアップサイクル!学校にエコフラワーを咲かせるプロジェクト』を全国の学校で展開し、制服の余り生地を使って、オリジナルグッズ「エコフラワー(お花)」をつくり、アップサイクル(廃棄予定だったものを生まれ変わらせる)に取り組むことで、SDGsにチャレンジします。

このプロジェクトを通じて、子どもたちに身近な制服・体操服を題材にして、地球環境のためにできることについて考える機会をつくり、未来を生きる子どもの学びを支援します。

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カンコーは、SDGsの取り組みとして、制服の製造過程の廃材(余り生地)を使って、学校に「エコフラワー」を咲かせるプロジェクトを全国の小学校・中学校・高校で展開し、大阪・関西万博の共創チャレンジに登録されています。

「共創チャレンジ」とは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のことです。  

● 「エコフラワー」 SDGs教材のご提供は、学校(日本国内の小学校・中学校・高校など)が対象となります。
● SDGs教材(制服の余り生地)は無料です。
● お申込み受付完了から、SDGs教材のお届けまでは10営業日ほどかかります。
● ご提供させていただく生地の色・柄は、その時の廃材になるためご指定はできません。
● 廃材手配の状況で生地在庫がなくなった場合は、受注を一時停止させていただきますので、ご了承くださいませ。

 

「エコフラワー」SDGs教材のお申込みはこちら

※学校専用用品のため一般・個人への斡旋はしておりませんので、ご了承ください※



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エコフラワープロジェクト参加校

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エコフラワープロジェクトでは、制服の余り生地を使って、オリジナルグッズ「エコフラワー」をつくり、アップサイクル(廃棄予定だったものを生まれ変わらせる)に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。本プロジェクトに参加された学校をご紹介しています。

※写真提供いただきました順に学校ごとに掲載しています

岡山県立西大寺高等学校(岡山県)

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家庭クラブ委員や参加希望の高校2年生14名で、放課後に家庭科教室に集まってエコフラワーづくりにチャレンジしました。友達と色柄の違う生地を交換して、花びらを組み合わせたり、余っていたレースを付けてアレンジをしたりなどの工夫が見られました。完成したエコフラワーは、家族にプレゼントや自分の部屋に飾る用に持ち帰りました。当校では、令和6年度の家庭科の授業で、まだエコフラワーを作ったことのない新高校2年生が取り組む予定です。身近な制服を通じてSDGsを学ぶ機会にしたいと思います。

(岡山県立西大寺高等学校 手島先生より)


東大阪大学敬愛高等学校(大阪府)

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ファッション創造コースの学校設定科目「服飾造形ソーイング」の授業で、取り組みました。服飾を手掛けるコースとして、廃材(余り生地)を有効活用し、SDGsの取り組みについて学ぶ機会としたいと考え、また、参加することにより、大阪・関西万博への興味・関心が高まることも期待できると考えました。生徒からは、「本来捨てられてしまうものを再利用して、可愛いお花ができると、嬉しい気持ちになり、何より良いことをした気分になります!」「自分で作ったエコフラワーは感謝の気持ちを添えて、家族にプレゼントしたり、友達と交換したりしたいと思います!」という声が聞かれました。SDGsの取り組みを学校教育で行うことにより、未来を担う若い世代が地球規模での課題に目を向けることができるようになることを期待したいと考えます。

(東大阪大学敬愛高等学校 登記先生より)


光ヶ丘女子高等学校(愛知県)

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ESDクラブの20名が制服の端切れを使った「エコフラワー」作りに挑戦しました。環境に優しい取り組みとして、芯の部分にはFSC認証の竹箸を、接着剤にはホルムアルデヒド・フタル酸系可塑剤を使用していないコニシの木工用ボンドをそれぞれ使用しました。普段着ている制服の残反や廃棄問題などより身近なSDGs課題に触れることができたと思います。今回はクラブ活動の⼀環で実施しましたが、今後も全校生徒に呼びかけ取り組んでいきます。

(光ヶ丘女子高等学校 尾之内先生より)


大阪市立歌島中学校(大阪府)

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先日いただきました「エコフラワー」の取り組みについて、子どもたちは楽しく真剣に取り組んでおりました。完成品をみても素晴らしい作品が多数ありました。素晴らしい体験となりましたこと、お礼申しあげます。

(大阪市立歌島中学校 古澤先生より)



篠山小中学校組合立篠山中学校(愛媛県)

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中学校3年生が主に作りました。中学2年生は受験時に3年生の代わりに布を切るお手伝いをしました。出来上がったエコフラワーは保護者やお世話になった先生方に今までの感謝の気持ちを込めて卒業式の日にカードとともに送りました。保護者の方も先生方もエコフラワーを渡されたとき、この活動の説明を聞き、「いい取り組みですね。」と喜んでいました。今、職員室には3年生からもらった花がずっと飾られており、3年生の優しい思いが表現できたと感じました。今回このプロジェクトに参加させていただかなければ得られなかったと思います。本当にありがとうございました。

(篠山小中学校組合立篠山中学校 山本先生より)



樟蔭高等学校(大阪府)

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家庭基礎、高校2年生で取り組ませていただきました。もしかしたら、捨てられていたかもしれない生地でかわいいお花が作れて生徒たちも目を輝かせていました。また、エコフラワー作成後も、生徒に写真撮影、画像共有、編集までチャレンジさせ、非常に楽しそうに取り組んでいたのが、印象的でした。ありがとうございました。

(樟蔭高等学校 新道先生より)



新潟市立山の下小学校(新潟県)

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私たちは、常日頃、SDGsについて考える機会をもっています。「自分たちができるところから」が合言葉です。「エコフラワープロジェクト」のお話をいただいた時に、私たちの取り組みにぴったりだと思い、参加させていただきました。私たちのプロジェクトのテーマは、「6年生に感謝の気持ちを表そう~制服の布でエコフラワーを作り、プレゼントしよう~」でした。地域の学習ボランティアさんの力をお借りして、みんなで心を込めて作り、卒業を祝って6年生にプレゼントしました。学校教育を通じて、SDGsが世界共通の目標として、政府レベルでも企業、自治体、個人それぞれで取り組むべきことであることを学ばせていただきました。私たちも、今後さらに、自分でできることを考え実践していくことが必要であると感じました。また、今回のプロジェクトは、地域及び保護者の方々にも、理解していただき、活動を行うことができ、私たちの活動を広く知っていただく機会になりました。本当にありがとうございました。

(新潟市立山の下小学校 猪俣先生より)


香里ヌヴェール学院中学校(大阪府)

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本校では、中学1年生の家庭科の授業で製作し、中学3年生の卒業生に渡すといった形で行いました。生徒は花びらにするための切る作業に手こずっていましたが、楽しく制作することができました。また、消費生活・SDGs教育と関連させることもでき、とても有意義な時間に繋がったと思います。

(香里ヌヴェール学院中学校・高等学校 笠尾先生より)



広島県立瀬戸田高等学校(広島県)

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実習作品が完成しても校内文化祭での展示が主です。今回の企画は、校外での作品展示になりますので、生徒のモチベーションに繋がると思い参加させて頂きました。2・3年生家庭科選択者6名で、年間計画の実施に入る前に取り組みました。ボンドでの接着ではなく糸で縫い合わせて大小様々な思い思いの形に仕上げています。皆自由にそれぞれの花を咲かせました。このような持続可能な社会を目指す取組に参加させて頂き、誠にありがとうございました。

(広島県立瀬戸田高等学校 廣川先生より)

 



大阪市立我孫子中学校(大阪府)

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エコフラワーの取り組みに参加させていただき、ありがとうございました。3年生は修学旅行の平和学習の一環として造花を作り加西市にある、鶉野飛行場跡にて、献納してきました。SDGsを意識した取り組みは、今後、一見、豊かさに溢れている世の中で暮らしている生徒たちの意識向上に一石を投じることになったと思われます。また、1年生は秋に行われる、文化発表会にて、エコフラワーを作成、展示する予定となっています。

(大阪市立我孫子中学校 牛ノ浜先生より)



徳島県立那賀高等学校(徳島県)

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捨てられてしまう生地を新たな形に変えてよみがえらせることは、本校のエシカル活動と類似しており、間接的にエキスポに参加させていただけることへの喜びがありました。この活動をきっかけとし、本校でも、不要となって譲渡できない服を裁断し、リサイクルリースやリサイクルツリーを制作し、イベントでワークショップを計画しました。エシカル活動の新たな活動の切り口となっております。不要な服を必要とされている人へ譲渡する活動「服活」をはじめて8年目を迎えます。サステナブルファッションの普及と、本当に必要なモノは何なのか、また、物(服)を大切にし、長く着用するための工夫など、活動を通してこれからを担う若い世代が主体的に考え行動し、それが「ふつうごと」となるような環境となるよう、学校現場から支えていきたいて考えています。

(徳島県立那賀高等学校/伊丹先生より)



徳島県立城西高等学校(徳島県)

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制服の残布を有効活用して、企業のSDGs取り組みに協賛できると考え、「服飾手芸」の授業で取り組みました。作り方説明書と動画があり、製作手順がわかりやすかったです。生徒からは「楽しかった。」「またやりたい。もっとやりたい。」「数が集まると花束になり素敵。」という声が聞かれました。衣料品業界は環境に負荷が大きいことも学習を通じて知らせ、その上で、企業もさまざまな環境に配慮した取り組みや(SDGsの取り組み)工夫をしているということも気づかせたいと考えました。そして自分自身の衣服の選択や取扱いについて等、自分の行動に責任をもてる生徒を育てたいと思います。

(徳島県立城西高等学校/藤枝先生より)