2022.05.09 カンコーエールプロジェクト 写真撮影テクニックを学ぶ!『学校制服フォトコンテスト』応募作品イメージができるまで。

1.jpg

2022年5月9日より、中高生を対象とした第1回『学校制服フォトコンテスト』の応募受付が始まりました。
『学校制服フォトコンテスト』は、学生の青春を感じる学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性・芸術性・技術などを育む芸術文化活動です。第1回の募集テーマは、「#私たちの青春」。応募作品イメージの撮影は、東京都・神奈川県内の高等学校3校の現役高校生がモデル(被写体)として参加して、芸術・商業写真の多方面で活躍しているプロのカメラマンが撮影しています。
今回は、そのプロのカメラマンの撮影方法と、高校生の皆さんが参加した応募作品イメージの撮影の様子をご紹介します。

『学校制服フォトコンテスト』公式ページはこちら

プロのカメラマンの撮影方法

①撮影場所と撮影順

撮影場所はモデルの高校生たちが実際に通っている高校で、その学校制服を着用して撮影を行いました。普段の学校生活がイメージできるようにお勧めの撮影場所を先生や生徒に聞いて、カメラマンとカンコーフォトコンテスト事務局スタッフが実際にロケハン(※)を行い、撮影場所を決めました。撮影日は、日の短い冬だったため、日差しの傾きを考えて光を上手く使えるように計算して、どのような順番で何時までに撮影をするか予定を立てます。
※ロケーション・ハンティングの略。撮影に適した場所を探すこと。

②構図

2.jpg

左の写真は、学校の敷地にある大きなイチョウの木が一番きれいに見える教室の窓を背に、日差しが柔らかく差し込む時間帯に撮影したものです。画面いっぱいにイチョウを入れた構図を考え、窓の開閉による光のコントラストを利用し、モデルを立たせることで、キラキラとした背景と青春が重なったように感じられます。
右の写真は、屋外でギダーの練習をするモデルの楽しそうな表情がクリアに見える構図と、ギターケースを置く位置や傾きを細かく調整し、モデルの影も効果的に取り入れています。

③演出

3.jpg

一般的な記念写真などでは逆光を避けて撮影しますが、この写真はあえて逆光を利用しています。モデルが暗くならないようにレフ板(※)を使うなどして工夫をすることで、右の写真のように光に包まれてモデルが引き立つような印象になります。また、モデルの立ち位置や向き、目線やポージングもアドバイスをして自然な動作・表情を引き出します。
※撮影の被写体に光を反射させる板。

④アングル

4.jpg

同じ撮影場所や構図でも、アングル(被写体に対するカメラの高さ)によって写真は変化します。
上の写真は、廊下をモップ掛けしている3人を撮影したものですが、カメラマンが立った状態で普通の目線で撮影した左の写真と比べると、下から見上げるように撮影した中央の写真は、モップを持ったモデルの3人が迫って来るような躍動感が出ています。ちなみにこの時カメラマンは、廊下に寝そべった状態で撮影していました。
次に、下の写真はモデルが歌っているようなポーズを撮影したものですが、全身を捉えるより、モデルの表情に目がいくようにアップにした写真にすると、インパクトがあって力強さが感じられます。  

6.jpg

学校の部活動や普段の撮影時は、レフ板などといった道具を使うことは難しいかもしれませんが、撮影場所や構図、アングルを工夫すると、写真の印象は大きく変わります。

 

撮影中の生徒の皆さんの様子

今回ご紹介したのは、神奈川県立横浜清陵高等学校(以下、横浜清陵高校)で撮影した写真です。撮影には写真部の生徒14名が被写体としてモデル参加して、応募作品イメージを作りました。
※当日撮影した応募作品イメージの写真は、『学校制服フォトコンテスト』公式ページに掲載されています。

7.jpg

生徒の皆さんは、写真部ということもあってカメラマンの本格的な機材に興味津々の様子で、撮影が始まると、カメラで撮った写真がパソコンにリアルタイムで表示されるのを見て、その写真の仕上がりに「すごい!」「次元が違う!」と興奮していました。
そして、撮影現場で細やかな調整を繰り返して撮影を進めるプロのカメラマンの姿を見て刺激を受けたようで、プロのカメラマンの撮影方法を見学しながら構図やアングルを真似て、自分のカメラで撮影している生徒もいました。「今度自分が撮影するときは、もっと構図にこだわりたい!」「いつか自分もこんな写真が撮れるようになりたい」と目を輝かせながら話していました。

8.jpg
横浜清陵高校の写真部の皆さんと顧問の池田先生 ※写真撮影時のみマスクを外しています。

長時間の撮影にも関わらず、生徒の皆さんは応募作品イメージのモデル参加を行いながら、プロのカメラマンとの撮影を楽しんでくれていたようです。
今回受けた刺激やカメラマンとの撮影での発見が、生徒のみなさんの更なる技術の向上につながれば嬉しく思います。
 

撮影協力学校の紹介

横浜清陵高校 写真部

現在3学年あわせて30名の生徒が在籍。入部とともに基礎から実践的に学び、デジタルはもちろんフィルム撮影の技術も学んでいる。コンテストに積極的に参加し、2018年の写真甲子園では準優勝、2021年のJPS展では18歳以下部門で最優秀賞を受賞するなど、数々の受賞歴がある。今年度もコンテストでの受賞を目指し、日々修練を重ねている。

プロのカメラマンの紹介

Photographer&Videographer きるけ。

東京を拠点にクラブカルチャーにてキャリアスタート。ナイトシーンに身を置く傍ら、広告撮影チームにて建築写真を学ぶ。舞台照明を日常に落とし込み非現実な色空間を使用したポートレートを得意とする。現在は人物を中心にアーティスト写真やジャケット写真、広告、建築、音楽イベント、MVなど幅広いジャンルにて活動。
1985年生まれ 徳島県出身
2015年より広告撮影チームを経て独立
https://kiruke.jp

 

カンコー学生服は、子どもたちと学校を取り巻く様々な社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーとして、学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と、子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

未来に、エールを。.jpg

これからもカンコー学生服はさまざまな取り組みを通して、みなさんの未来にエールを送り続けます。

1.jpg

写真撮影テクニックを学ぶ!『学校制服フォトコンテスト』応募作品イメージができるまで。

2022.05.09 カンコーエールプロジェクト 『学校制服フォトコンテスト』は、学生の青春を感じる学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性・芸術性・技術などを育む芸術文化活動です。第1回の募集テーマは、「#私たちの青春」。応募作品イメージの撮影は、東京都・神奈川県内の高等学校3校の現役高校生がモデル(被写体)として参加して、芸術・商業写真の多方面で活躍しているプロのカメラマンが撮影しています。 今回は、そのプロのカメラマンの撮影方法と、高校生の皆さんが参加した応募作品イメージの撮影の様子をご紹介します。

1.jpg

地元企業と取り組むSDGs!エコバッグ制作・配布|宮崎県立高城高等学校

2022.03.07 カンコーエールプロジェクト 「SDGs」を学校家庭クラブ活動の今年度のテーマとしている宮崎県立高城高等学校の生活文化科。取り組みの一環として、制服の製造工程でどうしても発生してしまう余り布を活用したエコバッグを制作し、2022年3月に生徒が地元のスーパーマーケットで限定配布します。本取り組みには、高城高校に隣接するカンコーの高城工場が協力しました。