2017.11.27 カンコードリームプロジェクト 2017みやぎ総文 ~書道部門レポート! 「菅公賞」 受賞者と支えた先生方の想い4

カンコーは、子どもたちの夢を応援する「KANKO DREAM PROJECT」の一環として、夢を持って書道の研さんに励む生徒のみなさんを応援しています。総文祭の書道部門特別賞 「菅公賞」 を受賞された生徒さんの夢・目標や作品にかける想い、そして、陰ながら支えてこ られた顧問の先生方から見た成長の軌跡をご紹介します。

作品制作を通し「正解は一つではない」ことを学ぶことができた

岡山県立倉敷南高等学校 3年 渡邉 実紀さん 「臨 何紹基」

今回の作品にかける想いは?


臨書するにあたり、何紹基の柔らかく丸みを帯びた線を出すことに留意し、何紹基の書に自分なりの解釈を重ねることで、それぞれの字が全体に及ぼす役割を考えました。

そのため、特に字間やカスレ、収筆の仕方に変化を持たせました。また、筆の柔らかさ、紙の色や質感においても、少しの変化で全体に与える印象が大きく異なってくることから、0.1㎜の単位にまでこだわり、調整や推敲、そして練習を重ねました。

 

夢や目標、これから挑戦したいことは?

作品制作において、何度も推敲を重ね、作品に正面から向き合うことで、様々な解釈や表現の仕方があり、正解は一つではないということを学びました。部活動においても、自分が何を伝えたいのか、どこを魅せたいのかといったことを考え活動していく中で、創造することや表現することの楽しさを感じるとともに、書道の奥深い魅力に魅了されていきました。今後は、何事においても広い視野を持ち、多様性を認め、推敲を重ねることが重要であることを踏まえながら、常に全力で挑戦していきたいと思います。

生徒の「自分の想いを表現する力」を高められる体験となった

書道部顧問 板持 裕子先生

活動の様子はいかがでしたか?


渡邉さんが何紹基を勉強し始めたのは2年生の始め。何紹基の柔らかな線質、文字の大小の変化に魅了されたようです。原本をそっくりに真似るだけでなく、一枚の紙の中での様々な変化と統一感を考え、4か月間楽しんで書くことが出来ました。

今回の作品で初めて羊毛を使いましたが、最初は気持ちと生み出される線の表情が自分のイメージと異なり、苦戦していました。しかし、徐々に慣れ、自分の想いを表現できるようになりました。一枚の中で、彼女がどのようなことを考え、また、気持ちがどのように移り変わっていっているのか・・・。彼女の作品からそんな様子も想像していただけると嬉しいです。

今後の指導は?

私が本校に赴任してから7年連続全国総合文化祭出場中。30人の部員一人一人が、「連続出場を絶やしたくない」そのために、「一枚一枚課題を持ち、工夫してさらによりよいものを作り上げる」つまり、『一枚へのこだわりを大切に』という思いで日々練習しています。このことは、学習面でも同じこと。それぞれの進路実現に向け、常に自らの課題を発見しながら挑戦する気持ちを持ち続けて欲しいと思います。また、私自身も「学び続ける生徒と同じ時間を共有できる喜び」を味わわせてもらっています。互いに学び、切磋琢磨できることに感謝し、今後は10年連続出場を目指して努力していきます。


カンコーのブランド名の由来でもある 「菅原道真公」 が書の三聖として称えられ、書道の神様 としても信仰されていたことにちなみ、2013しおかぜ総文祭より、書道部門特別賞の中に 「菅公賞」 を新設させていただきました。

カンコーは、子どもたちの夢を応援する 「KANKO DREAM PROJECT」 の一環として、夢を持って書道の研さんに励む生徒のみなさんを応援しています。

―――カンコーは、子どもたちの夢と学びを応援しています―――