2016.10.26 カンコードリームプロジェクト 2016ひろしま総文 ~書道部門レポート! 「菅公賞」 受賞者と支えた先生方の想い2

カンコーは、子どもたちの夢を応援する「KANKO DREAM PROJECT」の一環として、夢を 持って書道の研さんに励む生徒のみなさんを応援しています。総文祭の書道部門特別賞 「菅公賞」 を受賞された生徒さんの夢・目標や作品にかける想い、そして、陰ながら支えてこ られた顧問の先生方から見た成長の軌跡をご紹介します。

総文祭出品を決めた「始平造像記」の全臨作品を書いてみたい

市立函館高等学校 3年 佐々木 あいりさん 「走亂の禊」

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今回の作品にかける想いは?


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みそぎ祭は、天保2年(1831年)か ら続く神事で、毎年行修者と呼ばれる4人の若者が、神社にこも り、何度も冷水をかぶって鍛錬を行い、厳寒の津軽海峡の中で ご神体を潔め、1年の豊漁豊作などを祈願します。水しぶきの上 がる様子を墨の飛沫で表現し、動きを渇筆に込め、この祭りが 永遠に続いてほしいという思いで書き上げました。

高校に入学し てから始めた書道ですが、新しい経験や知識を得ることができて、 とても充実した時間でした。

 

 夢や目標、これから挑戦したいことは?

総文祭で見た数々の作品には、古典を 全臨(全ての文字を書き上げること)した 作品が多く、並々ではない集中力と作品に対する強い愛着を感 じました。高校卒業後に書道を続けられるかどうかは、まだ分か りませんが、機会があるならば総文祭出品を決めた「始平造像 記」の全臨作品を書いてみたいと思います。また、部活動で培っ てきたことを生かして、書の指導者になれたらいいなあと思って います。

3ヶ月以上かけて何百枚と書き込み、自分で考え、表現

書道部顧問 吉川 肇 先生

普段の活動の様子は いかがですか?

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「走亂の禊」は言葉の持つ力強さと緊張感を感じさせる作品です。 市立函館高校書道部は16人で毎日活動しています。その中で も部長の「佐々木あいり」は誰よりも多く「書く」生徒ですが、この 作品制作では、言葉をどう表現するかで相当悩んだことと思い ます。3ヶ月以上かけて何百枚と書き込みました。作品構成、太 細、潤渇の変化などを、自分で考え、表現できるようになったこ とが一番の成長だと思います。

今後の指導は?

創作作品は書道だけでなく、他の芸術作品、自然、言葉など色々な角度から発想を得て作品 を完成させます。何も無いところからの作品制作は大変苦労しますが、生徒はそれぞれ自分 なりの発想力、表現力を持っています。それを生かしながら、作品として仕上げさせることが 目標でした。指導にあたり、苦労したというよりも、生徒の成長に驚きの連続でした。今後も、 生徒の発想力、表現力を生かして、達成感を持つことができるような指導を心がけて行きたい と思います。


カンコーのブランド名の由来でもある 「菅原道真公」 が書の三聖として称えられ、書道の神様 としても信仰されていたことにちなみ、2013しおかぜ総文祭より、書道部門特別賞の中に 「菅公賞」 を新設させていただきました。

カンコーは、子どもたちの夢を応援する 「KANKO DREAM PROJECT」 の一環として、夢を持って書道の研さんに励む生徒のみなさんを応援しています。

―――カンコーは、子どもたちの夢と学びを応援しています―――