2016.01.21 先生向けコラム 書道部門レポート!努力を実らせ、「菅公賞」を受賞。2015滋賀びわこ総文

生徒のみなさんの頑張りについて先生方に語っていただきました。

宮城県涌谷高等学校 伊藤 昂樹さん

書道部顧問より

久しぶりに男子生徒が入部し,篆刻を勧めてみたところ,毎日計画的に取り組んでくれました。2年生になってからは私の指導も必要なくなり,気がつけば82顆の篆刻が仕上がりました。この度の菅公賞は、本人はもとより本校書道部にとっても誇らしいことです。
[書道部顧問 栗山 仁司先生]

 校長より

この度,滋賀県で行われた全国高等学校総合文化祭で書道部の伊藤昂樹君の篆刻作品が特別賞とともに菅公賞を受賞しました。これは本校書道部の長い歴史の中でも特筆すべきことです。本人ならびに本校書道部の今後の活躍を大いに期待しています。
[校長 門脇 卓先生]

 受賞者の声

この賞を受賞した作品は,私が1年生の県の書道展終了後からずっと取り組んできた作品でした。その努力が認められ,菅公賞の受賞という結果につながったのだと思います。これからも努力は報われることを信じて何事も前向きに取り組んでいきたいと思います。


涌谷高校  

栃木県立宇都宮中央女子高等学校  佐藤 梨成さん

書道部顧問より

3年間大変熱心に活動してきました。副部長として部員をまとめながら、書に打ち込むひたむきな姿勢は後輩たちの模範でした。努力家で納得するまでとことん書き込む強い精神力で、見事全国大会の舞台でもその力が発揮できたのだと思います。
[書道部顧問 五月女 章子先生]

校長より

昨年度、佐藤さんは下野教育書道展にて金賞、栃木県高等学校書道展において最優秀賞を受賞しております。日々、書道を通じて技術だけでなく精神も鍛えている佐藤さんの姿は、本校の誇りです。
[校長 橘川 睦子先生]

 受賞者の声


全国大会を目指し、3年間書に向き合ってきた集大成としてこのようなすばらしい賞をいただくことができ、嬉しさと達成感で溢れています。決して私一人で成し遂げた事ではなく、指導いただいた先生や仲間たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


宇都宮中央女子高校

奈良県立桜井高等学校 幸田 恵里佳さん

書道部顧問より

本物を見た時の感動を表現した作品。呉昌碩の文字を集め、寧楽百首の中から「墨」「東大寺」「南都」の三首を創作した力作。卒業してからも、書道ができる喜びや感謝の気持ちを忘れず、一生筆を持ち続けてください。
[書道部顧問 鎌田 博文先生]

校長より

「奈良に書芸の桜井あり」桜井高校は普通科の学校ですが、全国的にも珍しい書芸コースを設置しています。生徒たちは、校内外で書を通して活躍してくれていて、この度の幸田さんの受賞も、そうした書芸コースの活動を代表するものです。おめでとう!
[校長 谷垣 康先生]

 受賞者の声

修学旅行で訪れた台北故宮博物院・中央研究院で歴代の書画の名品を見ました。その時に感動したことや発見したことは、今の作品制作につながっています。本物を見て感じたことや学んだことを大切に、今後も作品制作に励み、書の奥深さや手書き文字の良さを伝えていきたい。


桜井高校

富山県立高岡高等学校 室谷 侑花さん 

書道部顧問より

1年次の茨城総文での体験を次の作品への意欲に生かしてくれました。美を感じ取る力の豊かさと表現力の強さに自信を持って今後とも書の美を追求していってほしいと願っています。
[書道部顧問 千代 さと子先生]

 校長より

2年連続の全国高総文祭出場おめでとう。学業と部活動いずれも成果を挙げていますね。今後も力強く未来を切り開いていってください。期待しています。
[校長 米谷 和也先生]

受賞者の声

ずっと古筆の臨書を継続してきました。初めて縦6段の大作に挑戦したので、苦労した点が多くありました。菅公賞をいただいて本当に嬉しいです。

高岡高校

どうだ

探究学習のテーマはどう設定する?興味が湧く面白いテーマ例をご紹介

2023.06.28 先生向けコラム 探究学習の授業計画を立てるにあたって、テーマの設定に悩んでいる先生もいらっしゃると思います。この記事では、探究学習の課題点やテーマ設定のポイントについて解説しています。具体的なテーマ例も挙げていますので、ぜひ授業づくりにお役立てください。

学校広報とは?生徒に選ばれる学校になるために

2023.03.15 先生向けコラム 学校広報は以前より、生徒募集などさまざまな役割があります。 一方、少子化の加速やインターネット・SNSの普及に伴い、学校広報に求められる手法や視点が変化しているのも事実です。今回は、学校広報の「情報発信」についてご紹介します。

  • 部活動地域移行とは。部活動改革のカギを握る“地域移行”の先行事例をご紹介

    2023.02.23 先生向けコラム 長年にわたる学校教育の中で、部活動は重要な位置を占めてきました。また部活動は生徒の体力向上や人間関係の構築にも、大きく貢献してきました。ところが現在、社会の変化に合わせる形で、部活動の在り方が変わりつつあります。その流れに沿ってスポーツ庁や文化庁、文部科学省が中心になり、「部活動改革」の推進が始まり、今後さらに取り組みが進むことが予測されます。 具体的には、部活動の地域移行や、教員の働き方改革が行われることになりますが、こうした取り組みが教育現場にどのような変化をもたらすのでしょうか。部活動改革の概要のほか、先行的に部活動の地域移行に取り組んでいる地域部活動推進事業モデル校の事例も含めてご紹介します。
  • 学校でできるSDGsの取り組みをご紹介。中学生・高校生でもできる取り組み事例

    2023.02.16 先生向けコラム 近年、持続可能な社会の担い手となる子どもたちの学ぶ力を育むため、様々な学校がSDGsを教育に取り入れています。 しかし、SDGsの取り組みで学校でできることは何なのか。学校教育にどのように取り入れたら良いのか悩まれている先生方も多いのではないでしょうか。今回は学校で実際に行われている取り組み事例を8つご紹介します。
  • 家庭科の授業に活用できるSDGsを取り入れた授業例

    2023.02.01 先生向けコラム 2022年度から高校の教材などに大きく取り上げられるSDGs。家庭科の先生方もどのようにSDGsを家庭科の授業に取り入れていくか検討していらっしゃるのではないでしょうか?この記事では家庭科授業を実践されている先生にインタビューを行い、なぜ家庭科の授業でSDGsを取り入れたのか、どのようにSDGsを授業に落とし込んでいったのかを中心に紹介していきます。