2018.03.02 保護者向けコラム 卒業式に学生服の第二ボタンを贈るのはなぜ?

卒業式といえば「詰衿学生服の第二ボタン」。懐かしい思い出がある方も多いのではないでしょうか。
私ももらったことがありますが、あのボタン、今はどこにあるのか・・・所在は不明ですが、思い出すと青春時代の思い出がよみがえる特別なボタンです。

この「卒業式に学生服の第二ボタンを贈る」という習慣には、いくつか説がありますが、いずれも「大切な人に贈るもの」という意味で、いつも自分が身につけている学生服の第二ボタンを贈っているようです。

それにしてもなぜ、第二ボタンなのでしょうか?今回はその理由をご紹介したいと思います。

目次
1.「第二ボタン」を贈る理由
2.まとめ

 

1.「第二ボタン」を贈る理由

なぜ、「第二ボタン」を贈るのか、これにもいくつかの説があるようです。1つずつご紹介していきます。

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1.「1番大切な人になりたい」

この説では、詰衿学生服にはボタンが5つありますが、ボタン1つひとつに意味がつけられています。1番上は自分、2番目が一番大切な人、3番目は友人、4番目は家族、5番目は…謎。その人にとって「1番大切な人になりたい」との気持ちから、それを表す2番目のボタンを贈ると言われています。

2.ハートをつかむ

第二ボタンは1番心臓に近いところにあるので、「ハートをつかむ」という意味で意中の人の第二ボタンをもらうという説です。

3.1番大切な人に想いを伝え、贈る

詰衿学生服の始まりは軍服だったと言われています。戦時中は若者達が強制的に戦争に行かなければなりませんでした。戦死してもう2度と逢えなくなるかもしれないという旅立ちの際、1番大切な人に想いを伝え、形見として着ている軍服の第二ボタンを渡していたと言われています。1番上のボタンをとるとだらしなくなり叱られるけれど、第二ボタンだとわかりにくいので2番目のボタンが選ばれたと言われいます。

 

2.まとめ

以上3つを「学生服の専門家」としてカンコー担当者がテレビ取材にお答えしたことがあるのですが、ある番組ではさらに調査を進め、新たな結論を出されていました。
それは、1960年公開の「予科練物語 紺碧の空遠く」という映画がもとになっているとの説です。この映画内で確かに、出兵前に第二ボタンをちぎって渡すシーンがありました。3の説は、映画がもとになっていたのかもしれませんね。

いずれにしても、いつまでも残って欲しい学生時代ならではのロマンチックな習慣ですよね。

上記では「制服の第二ボタンをあげた(もらった)経験はあるかどうか」の調査結果も発表しています。
是非こちらもチェックしてくださいね。

20~50代の調査のため、ブレザー化が進んでいる10代だと、この習慣の経験者は減っているかもしれません。それともブレザーでもボタンをあげたりもらったりしているのでしょうか?卒業式のこの季節、お子様に「第二ボタンもらった?」と聞いてみてくださいね。