2021.08.31 カンコーホームルーム 【Vol.187】コロナ禍における学校教育現場の課題

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新型コロナウイルス感染症が拡大しています。各地域における緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置を受けて、夏休みの終了時期を延長したり、学校再開後に分散登校を予定したりする動きも出ています。では、子どもたちを取り巻く学校教育現場は、どのような状況なのでしょうか?今回は、全国の小学・中学・高校生の子ども持つ親を対象に、子どもに関することで不安に感じていることや、子どもの通学状況、オンライン学習の導入状況について調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の小中高校生の子どもを持つ親900人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2021年7月

1.子どもに関する不安

子どもに関することで不安に感じていることは、「新型コロナウイルスへの感染」(54.8%)が最も多く、次に、「学校行事など体験機会の低下」(42.6%)、「学力の低下」(39.3%)、「ストレスの増加」(30.1%)、「コミュニケーション力の低下」(29.2%)などがあげられました。

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【図1】 お子様に関することで、いま、あなたが不安に感じていることは何ですか。(複数回答)

2.子どもの通学状況

今年度(2021年4月~7月までの期間)の学校への通学状況は、「ほぼ毎日全員が登校している」(96.0%)、「分散登校をしている(週に数回程度登校)」(1.9%)、「ほとんど学校に行くことはなく、自宅学習が中心」(1.9%)という結果になりました。

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【図2】 今年度(2021年4月~7月までの期間)、お子様の学校への通学状況はいかがですか。(単数回答)

3.オンライン学習の導入状況

今年度(2021年4月~7月までの期間)、学校でのインターネットを使ったオンライン自宅学習の導入状況は、「オンライン学習を導入している」(22.6%)に対して、「オンライン学習を導入していない」(70.0%)という回答が多く、オンライン学習を導入している学校は約2割に留まりました。また、「わからない」(7.4%)という結果もありました。

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【図3】 お子様の学校では、(2021年4月~7月までの期間)、
インターネットを使ったオンライン自宅学習は導入されていますか。(単数回答)

昨年度は、政府の緊急事態宣言を受け、臨時休校や自宅学習を行う学校が多く見られましたが、今年度は、『新しい生活様式』を実践し、感染症対策を万全にした上で学校運営を行う学校が多いようです。
今回、小学・中学・高校生の子どもを持つ親900人を対象にした調査では、子どもに関する不安として、「新型コロナウイルスへの感染」(54.8%)と回答した親が半数を上回り、それに関連した「学校行事など体験機会の低下」、「学力の低下」、「ストレスの増加」、「コミュニケーション力の低下」などがあげられました。一方、今年度(2021年4月~7月までの期間)の学校への通学状況は、「ほぼ毎日全員が登校している」(96.0%)という回答が多く、学校でのインターネットを使ったオンライン自宅学習の導入状況は、「オンライン学習を導入している」(22.6%)は約2割で、今までと同じように学校に通うという学校生活様式を大半の学校が行っているようです。
現在、かつてないスピードで全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大しています。学校においては、持続的に子どもたちの教育を受ける権利を保障していくため、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減した上で、学校運営を継続していく必要があります。しかし、体験型の学習や大勢が参加する行事など、旧来通りとはいかない課題もあります。リアルでの体験が困難な今、バーチャルやオンラインなども活用し、子どもの学びの機会をつくることが求められています。

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