2025.05.27 カンコーホームルーム 【Vol.232】女子中高生の制服嗜好

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学校制服は今や世界中で伝わる日本語になった「kawaii」(カワイイ文化)の1つとして、海外でも注目されています。その制服ファッションのトレンドを生み出し、牽引しているのはいつの時代も制服を着ている女子中高生です。では、令和の女子中高生は制服に対してどのような嗜好を持っているのでしょうか?今回は、全国の女子中学・高校生600人を対象に、着用したい制服(ボトム)のタイプ、制服のスカートの長さ嗜好、制服と合わせる靴下のタイプについて調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の女子中学・高校生 600人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2025年4月

1.着用したい制服(ボトム)のタイプ

女子中学・高校生に、学校制服でスカートとスラックスのどちらを着用したいかを聞くと、「スカート」(全体78.2%、中学生71.8%、高校生81.1%)が多く、「スカートとスラックスのどちらも着用したい」(全体13.2%、中学生16.0%、高校生11.9%)をあわせるとスカートを着用したいという回答は約9割を占めました。一方、「スラックス」(全体8.7%、中学生12.2%、高校生7.0%)という回答も少数あり、学校別にみると中学生は高校生に比べてスラックスを着用したいという回答の割合が高くなる傾向があります。

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【図1】 あなたは、学校で「スカート」と「スラックス」どちらを着用したいですか。(単数回答)

2.制服のスカートの長さ嗜好

女子中学・高校生がかっこいい・かわいいと思うスカートの長さは、「ひざ上5cm」(全体49.2%、中学生46.8%、高校生50.2%)が半数を占め、次に「ひざ中心」(全体20.7%、中学生19.1%、高校生21.4%)とやや長めのスカート丈が人気であり、短いスカート丈の「ひざ上10cm以上短い」(全体16.5%、中学生14.9%、高校生17.2%)という回答は2割に満たない状況でした。

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【図2】 制服のスカートの長さは、どれくらいが、かっこいい・かわいいと思いますか。(単数回答)

3.制服と合わせる靴下のタイプ

制服(冬服)の足元は、足首より上の丈の「ショートソックス」(全体37.8%、中学生30.3%、高校生41.3%)、くるぶしまでの短い丈の「スニーカーソックス」(全体30.8%、中学生31.4%、高校生30.6%)が多く、短め丈の靴下を履いているという回答が多くなりました。また、靴下以外の「タイツ」(全体18.2%、中学生14.4%、高校生19.9%)の着用もみられました。次に、「ハイソックス」(全体17.8%、中学生19.1%、高校生17.2%)、ふくらはぎ丈の「レギュラーソックス」(全体13.3%、中学生14.4%、高校生12.9%)、「ルーズソックス」(全体4.3%、中学生4.3%、高校生4.4%)という結果になりました。

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【図3】 制服(冬服)の足元は、何を履いていますか。(複数回答)

日本の学校制服の歴史は、明治時代にはじまり、大正・昭和・平成・令和という時代を経て、多種多様なタイプやデザイン、着こなし方が生まれています。その学校制服の歴史の中でも、「スカート丈」は時代によって流行の変化が顕著で、昭和時代には足首が隠れるような長いスカート丈が女子中学・高校生の間で人気でしたが、平成時代になると一転して短いスカート丈が流行となり、令和時代にはひざ丈のスカートが人気で、スラックスの着用も増えています。
全国の女子中学・高校生600人を対象に、制服はスカートとスラックスのどちらを着用したいかを調査すると、「スカート」(全体78.2%、中学生71.8%、高校生81.1%)と「スカートとスラックスのどちらも着用したい」(全体13.2%、中学生16.0%、高校生11.9%)をあわせるとスカートを着用したいという回答は約9割という結果で、スラックスを着用したいという回答を大きく上回りました。スカートについて、女子中学・高校生がかっこいい・かわいいと思うスカートの長さは、「ひざ上5cm」(全体49.2%、中学生46.8%、高校生50.2%)を支持する声が最も多く、次に「ひざ中心」(全体20.7%、中学生19.1%、高校生21.4%)と少し長めのスカート丈が人気で、「ひざ上10cm以上短い」(全体16.5%、中学生14.9%、高校生17.2%)と短い丈がかっこいい・かわいいという回答は2割に満たない状況でした。また、女子中学・高校生の制服の足元(靴下)は、足首より上の丈の「ショートソックス」(全体37.8%、中学生30.3%、高校生41.3%)、くるぶしまでの短い丈の「スニーカーソックス」(全体30.8%、中学生31.4%、高校生30.6%)が多く、靴下以外の「タイツ」(全体18.2%、中学生14.4%、高校生19.9%)の着用もみられました。平成時代に多かった「ハイソックス」は2割弱に留まりましたが、「ルーズソックス」(全体4.3%、中学生4.3%、高校生4.4%)という結果も少数ですが見られ、過去のデザインやスタイルが新鮮に見えるなどの理由で再評価されています。
学校制服は時代と共に変化し、その中でもスカート丈と靴下丈は相関関係を持った流行がみられます。令和時代になり、生徒を取り巻く環境や価値観も変化しつつあります。今後、日本の女子中高生がどのような制服トレンドを生み出していくか注目されています。

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