2020.07.28 カンコーホームルーム 【Vol.174】「日本の制服文化」
世界には196か国の国があります。外務省の発表資料によると、これは現在、日本が承認している国の数である195か国に日本を加えた数です。このように多くの国々がある中、日本に住む人々は、日本のことをどのように感じているのでしょうか?今回は、日本に対する印象や学校制服について、全国の10~60代の男女2,472人に調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の10~60代の男女 2,472人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2020年7月
1.日本の印象
日本に対する印象は、「伝統・文化が優れている」(52.8%)が最も多く、次に「品質・技術力が高い」(52.0%)、「自然・四季が美しい」(50.3%)、「治安がよい」(49.2%)、「平和である」(47.7%)というポジティブな回答が多く、「制服ファッションがかわいい」(20.0%)という学校制服の印象も見られました。
2.日本の学校制服の印象
日本の学校制服の印象については、「とても良い」(20.8%)と「やや良い」(43.2%)をあわせると、6割以上が良い印象を持っているようです。
3.日本の学校制服に必要なこと
日本の学校制服に必要だと思うことは、「動きやすさ」(59.1%)、「丈夫さ・耐久性」(53.9%)、「着心地・肌触りの良さ」(51.6%)、「家庭で洗濯できる」(51.3%)、「デザインの良さ」(50.4%)、「シワにならない」(42.2%)、「暑さ寒さに対応して快適である」(40.2%)など、機能面や見や目の良さなどがあげられました。また、「日本製である」(25.0%)といったことも回答としてあがりました。
学校制服は日本だけでなく海外でも「かわいい」と評価されていることから、近年、外国の人が日本の制服を購入したり、レンタルして着てみたり、日本文化の1つとして広がっています。
今回、日本にお住いの10~60代の男女2,472人に、日本に対する印象を調査したところ、「伝統・文化が優れている」(52.8%)、「品質・技術力が高い」(52.0%)、「自然・四季が美しい」(50.3%)という回答が半数を超え、「制服ファッションがかわいい」(20.0%)という回答も5人に1人があげていました。その学校制服の印象については、「とても良い」と「やや良い」という回答をあわせると、6割以上が良い印象を持っています。学校制服に必要なこととしては、「動きやすさ」(59.1%)、「丈夫さ・耐久性」(53.9%)、「着心地・肌触りの良さ」(51.6%)、「家庭で洗濯できる」(51.3%)、「デザインの良さ」(50.4%)、「シワにならない」(42.2%)、「暑さ寒さに対応して快適である」(40.2%)など、学校制服は学生時代に着た経験があったり、普段の生活でも目にする機会が多かったりと、関心の高さが見てとれます。
日本は四季があり、夏は暑く、冬は寒いという季節の変化があります。学校制服は、「制服ファッションがかわいい」という印象であげられたように注目度は高いようです。しかし、学校制服に必要なことは、ファッション性を求めるのではなく、季節変化に対応して快適に過ごせることも重要だと言えます。
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