2019.08.27 カンコーホームルーム 【Vol.163】「学生時代のクラブ・部活動の取り組み」
夏休みの一大イベントで、全国中学校体育大会、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)、全国高等学校総合文化祭、全国高校野球選手権大会などがあります。日頃、学生の打ち込んできたクラブ・部活動の成果発表は大人が見ても気持ちが高まり感動します。では、学生時代にどのようなクラブ・部活動をしていたのでしょうか?今回は全国の10~60代の男女に、学生時代のクラブ・部活動の参加状況や、今振り返ってどのように思うか調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の10〜60代の男女 1,800人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2019年7月
1.学生時代のクラブ・部活動の参加状況
学生時代のクラブ・部活動の参加状況は、中学校の頃が最も多く「中学時代」(80.9%)でした。次に、「高校時代」(61.3%)、「小学時代」(46.9%)という状況で、「クラブ・部活動はしていない」(9.7%)という回答は約1割という結果でした。
2.学生時代に参加していたクラブ・部活動
学生時代(小学生~高校生)に参加していたクラブ・部活動は、「テニス・ソフトテニス」(10.5%)、「吹奏楽」(8.7%)、「バスケットボール」(7.8%)、「バレーボール」(7.7%)、「卓球」(7.1%)、「野球」(6.8%)の順で多いという状況でした。また、「その他」(15.0%)では、英会話、将棋、天文、陶芸、アーチェリー、ゴルフなどがありました。
3.学生時代に参加していたクラブ・部活動の評価
学生時代にしていたクラブ・部活動について、今振り返ってどのように思うかを尋ねたところ、「とても良い」(33.8%)、「まあ良い」(40.1%)をあわせると7割以上が良かったと思っています。その理由としては、「楽しかった」、「友達、仲間が増えた」、「チームで努力することを学んだ」、「基礎体力がついた」、「コミュニケーション能力が身についた」、「今でもいい思い出」などの声がありました。
2020年夏には日本でオリンピック・パラリンピックが開催されることから、スポーツへの関心が高まっています。学校のクラブ・部活動の経験を通じて、世界で活躍するプロ選手になったり、文化芸術の第一人者として活躍したり、また、コミュニケーション能力など社会人としても役立つ基礎づくりにも貢献しているようです。
今回は全国の10~60代の男女を対象に学生時代のクラブ・部活動の参加状況を尋ねたところ、「中学時代」(80.9%)、「高校時代」(61.3%)、「小学時代」(46.9%)という状況で、中学生の頃は約8割がクラブ・部活動に参加していたという結果でした。学生時代に参加していたクラブ・部活動は、「テニス・ソフトテニス」(10.5%)、「吹奏楽」(8.7%)、「バスケットボール」(7.8%)、「バレーボール」(7.7%)、「卓球」(7.1%)、「野球」(6.8%)の順で多く、学生時代にしていたクラブ・部活動については、友達や仲間が出来たことや、基礎体力やコミュニケーション能力が身についたことから、今振り返ってみて、7割以上がクラブ・部活動に参加して良かったと評価しています。
現在、生徒の意識・ライフスタイルの変化などから参加生徒の減少や、教員の多忙や指導者の不在などの課題もみられますが、学生時代にクラブ・部活動をしていて良かったという声の多さからも学生時代のクラブ・部活動の経験は貴重と言えます。
【Vol.217】卒業後の制服とエコ意識
2024.02.27 カンコーホームルーム 卒業式が終わると、卒業生は制服を着ることがなくなります。制服は学生生活の長い時間を共に過ごした思い出が詰まった服なので、着る機会がなくなっても手放すことを躊躇する人も少なくないようです。では、卒業後の着なくなった制服はどのようにしているのでしょうか?今回は、全国の高校生を対象に、中学校で着用していた制服タイプ、卒業後の制服、制服を通じたエコ意識について調査しました。
【Vol.216】中高生の着用制服と着たい制服タイプ
2024.01.30 カンコーホームルーム 学校制服は、スクールアイデンティティ(SI)を表現し、生徒が着たくなるデザインや快適性、長時間着続けても耐久性に優れ丈夫でお手入れが簡単にできるものなど、時代とともに進化しています。そして、詰襟、セーラー服、ブレザー、スーツなど、様々なタイプがあります。では現在、中高生はどのようなタイプの学校制服を着ているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校に通う男女1,200人を対象に、着用している制服のタイプ、着たい制服のタイプとその理由について調査しました。
-
【Vol.215】中高生が考える「学校制服の必要性」
2023.12.26 カンコーホームルーム 受験・進学のときに気になることの1つに学校制服があります。学校制服は、学校毎にデザインや色・形・生地・仕様などが異なり、「憧れの○○学校の制服」や「あの制服を着たいから、この学校を受験する」という声もあるほどに中高生にとって関心の高いアイテムのようです。では現在、制服を着ている中高生は学校制服について、どのように思っているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校に通う男女1,200人を対象に、学校制服の必要性、学校制服の良い点や必要だと思うことについて調査しました。 -
【Vol.214】女子中高生の制服アイテムへの着用意向
2023.11.28 カンコーホームルーム 近年、ジェンダーレス制服として、女子生徒の制服に「スラックス」を導入する学校が増えています。女子制服のパンツスタイル(スラックス)は、1990年代から冬の寒さ対策や自転車通学に適しているという理由から学校制服に採用されていましたが、現在は防寒対策・自転車通学以外の利点なども注目されています。では、女子中高生自身は女子制服のパンツスタイル(スラックス)をどのように感じているのでしょうか?今回は、全国の女子中学・高校生600人を対象に女子制服のパンツスタイル(スラックス)の印象、スカートとパンツスタイル(スラックス)の着用意向、リボンとネクタイの着用意向について調査しました。 -
【Vol.213】中高生のSNS利用状況
2023.10.31 カンコーホームルーム 進学・受験の際、学校の教育方針やカリキュラムと並んで気になることの1つに「学校の雰囲気」があります。学校の様子はオープンスクールや先輩・知人からの情報で見聞きすることもできますが、普段の学校生活のありのままの姿を知る手段として、在校生が学校生活を写真・動画で発信しているSNSが注目されています。では、中高生のSNS利用状況はどのような状況なのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生を対象に、学校生活で写真・動画を撮る頻度、その写真・動画を公開しているSNSの種類、写真・動画をSNSで公開する理由について調査しました。