2018.08.28 カンコーホームルーム 【Vol.151】 「制服の洗濯事情」
秋になると、店頭では新入学の準備品の1つとして学校制服のディスプレイが目立つようになります。学校制服には標準型(学校規定条件であれば、制服の生地や機能、ブランド、価格、販売店など自由に選べる)というものもあり、初めての制服選びとなると、「どのような制服を選んだらいいのかわからない」という声も多いようです。今回は、現在家族に制服を着ている人がいるという10~90代の男女を対象に、制服の洗濯事情について調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の10~90代の男女 2,305人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2018年7月
1.家族で制服を着用している人
現在、家族に制服を着ている人がいるという人に、家族の誰が着ているのか聞いたところ、自身の「子ども」(82.5%)、着用者本人である「自分」(9.0%)、「兄弟・姉妹」(5.7%)、「孫」(2.7%)という状況になりました。
2.制服の洗濯状況
制服の洗濯を行う場所について、自宅派・クリーニング派どちらかと聞いたところ、「自宅派」(56.6%)、「クリーニング派」(43.4%)という結果となり、自宅の洗濯機で制服を洗濯しているという人のほうがやや多いという状況になりました。
3.制服のお手入れの心配事
制服のお手入れで心配だと思うことは、「型崩れ」(77.3%)が最も多く、次に、「生地が傷む」(53.6%)、「縮み」(40.2%)、「シワがよる」(40.0%)、「プリーツ(折り目)がとれる」(38.2%)などが上位にあげられました。また、制服を洗濯した際に、「(翌日までに)乾くかどうか」(23.9%)という心配も2割以上の人が不安に思っているという声もみられました。
学生生活で毎日着る制服は、丈夫で着心地の良いものが選ばれていますが、日々のお手入れや洗濯といった「制服を洗う」ということも重要と言えます。
今回、現在家族に制服を着ている人がいるという10~90代の男女を対象に、制服の洗濯事情について調べたところ、家族での制服の着用者は自身の「子ども」(82.5%)という保護者の回答が8割以上になりました。
制服の洗濯を行う場所は、「自宅派」(56.6%)、「クリーニング派」(43.4%)で、自宅の洗濯機で制服を洗濯しているという人のほうがやや多いという結果になりました。その制服のお手入れで心配だと思うことは、「型崩れ」(77.3%)、「生地が傷む」(53.6%)、「縮み」(40.2%)、「シワがよる」(40.0%)、「プリーツ(折り目)がとれる」(38.2%)など、制服の丈夫さや耐久性が上位にあげられました。また、洗い替えの制服を持っていない場合などは制服が1着しかないため洗濯した際に、「(翌日までに)乾くかどうか」(23.9%)という心配もあるようです。
最近は家庭の洗濯機で洗える制服も増えていますが、その洗濯に不安を感じている人もいるようです。制服選びでは、日々のお手入れや洗濯のことも想定して、「安心して洗える制服」が求められています。
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