2016.03.29 カンコーホームルーム 【Vol.122】「中学生の制服に求めること」
新入学時の制服選びは、どこで買ったらいいのか?どのような制服を選んだらいいのか?など、不安に感じる保護者の方も多いようです。特に、中学生は子どもの成長期であり、男子中学生では3年間で身長が平均15.8cmも伸びます。では、実際中学生の子どもを持つ母親はお子様の制服について、どのようなことを求めているのでしょうか?今回は、中学生の子どもを持つ母親を対象に、お子様の制服で気になることや必要だと思うことを調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の中学生の子どもを持つ母親600人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2015年5月
1.制服のタイプ
中学生の子どもがいる母親に聞いたお子様が着用している制服(冬服)のタイプは、男子中学生は「詰襟」(61.7%)が圧倒的に多く、女子中学生は「セーラー」(36.7%)と「ブレザー」(36.3%)の2タイプが多いという結果になりました。
2.制服で気になること
お子様が着ている制服について気になることは、全体では「洗濯・お手入れ方法」(41.2%)、「テカリ」(36.8%)、「ニオイ」(30.5%)、「シワ」(27.3%)という回答が多くなりました。男女別でみると、男子中学生は「テカリ」(41.7%)、女子中学生は「洗濯・お手入れ方法」(42.0%)が気になるという回答が最も多く、女子中学生は「スカート・スラックスのプリーツがとれる」(36.6%)を気にするという回答が2番目に多く、「見た目(デザイン・色・シルエット)」(19.7%)など、男子中学生と比較して女子中学生は気にする割合が多いという結果になりました。
3.制服に必要だと思うこと
制服に必要だと思うことは、全体では「洗濯・お手入れのしやすさ」(79.0%)が最も多く、次に、「丈夫さ・耐久性」(59.7%)、「動きやすさ」(59.5%)、「家庭で洗濯できる」(58.8%)、「シワにならない」(56.6%)などの回答が半数を超えました。男子中学生は「成長機能」(55.3%)が女子に比べて多く、女子中学生は「プリーツがとれない」(58.0%)、「デザインの良さ」(36.3%)も男子中学生に比べて関心が高いという結果になりました。
中高生が着たい制服調査(カンコーホームルーム Vol.111)によると、中学・高校生が制服に必要だと思うことは、「デザインの良さ」「動きやすさ」「着心地・肌触りの良さ」が重要視されていましたが、母親が中学校の制服に求めることは子どもと少し違うようです。今回、中学生の子どもを持つ母親を対象にした調査では、中学生が着ている制服(冬服)のタイプは、男子中学生は「詰襟」(61.7%)、女子中学生は「セーラー」(36.7%)と「ブレザー」(36.3%)の2タイプが多いという結果になりました。お子様が着ている制服で気になることは、「洗濯・お手入れ方法」(41.2%)、「テカリ」(36.8%)、「ニオイ」(30.5%)という回答が多くなり、母親が制服に必要だと思うことは、「洗濯・お手入れのしやすさ」(79.0%)、「丈夫さ・耐久性」(59.7%)、「動きやすさ」(59.5%)、「家庭で洗濯できる」(58.8%)、「シワにならない」(56.6%)などの回答が半数を超えました。更に、男女別でみると、男子中学生は「成長機能」(55.3%)が女子に比べて多く、女子中学生は「プリーツがとれない」(58.0%)、「デザインの良さ」(36.3%)が男子に比べて多いという結果となりました。母親は制服に、お手入れ・洗濯が簡単であることや、丈夫で長持ちすることなど、自分にとっての利便性の良さも求めています。制服は、お子さまが毎日着る大切な服です。制服を買うときのチェックポイントはどこか、制服選びのポイントをおさえて快適な中学生活を送ってほしいものです。
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