2013.01.29 カンコーホームルーム 【Vol.84】「学生時代を振り返って思う学校制服の良い点」
学校制服には、「詰襟」「セーラー服」「ブレザー」「スーツ」「イートン」といった様々なタイプの制服があります。入学から卒業までの長い時間ほぼ毎日着ている制服ですが、大人になって振り返ってみて、どのように感じているのでしょうか?今回は、全国の20歳以上の男女を対象に、制服の必要性と良い点について伺いました。
調査概要
- 調査対象:全国の20歳以上の男女 1,255人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2012年9月
制服の必要性
20歳以上の男女が思う制服の必要性は、「あったほうがいい」「どちらかと言えば、あったほうがよい」を合わせると、約9割が制服はあったほうが良いと回答しています。
制服の良い点
制服の良い点は、「毎日の服装に悩まなくていい」が、女性82.1%、男性64.8%、全体73.6%と最も多く、次に、「学生らしく見える」、「経済的である(私服を沢山買わなくてもいい)」、「服装による個人差がでなくていい(平等である)」など制服の良い点として上位にあげられています。また、女性は男性に比べて制服の良い点を多くあげる傾向が見られます。
制服と言えば、「詰襟」と「セーラー服」というイメージがありますが、その他にも「ブレザー」「スーツ」「イートン」といったタイプの制服や、学校オリジナルのデザイン・カラーの制服など、「制服」と言っても学校により様々です。
今回の調査では、20歳以上の男女を対象に制服の必要性を伺ったところ、約9割が「制服はあったほうが良い」と回答していることから、制服の必要性を感じている人が多いことがわかりました。制服の良い点としては、1位「毎日の服装に悩まなくていい」、2位「学生らしく見える」、3位「経済的である(私服を沢山買わなくてもいい)」、4位「服装による個人差がでなくていい(平等である)」などがあげられ、その他の回答として「皆が同じ制服を着ることで、いじめ防止になる」という意見もありました。制服は学校や学生の象徴であると同時に、制服を通じて規律を学んだり、仲間との絆を強くしたり、平等な教育環境をつくるなどの様々な効果があるようです。
また、小学生から中学生、中学生から高校生になるときに、「制服」が変わることで、子どもは少し大人になったような気持ちになるようです。
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