2011.07.26 カンコーホームルーム 【Vol.66】「同窓会への参加調査」

お盆や年始年末といった帰省の時期に合わせて、故郷での同窓会に出席する人も多いのではないでしょうか。同窓会は、同じ学校を卒業した者同士が集まった組織や会合で、卒業生全員が集まる大規模なものから、同時期に卒業した者が集まる同期会、同じクラスだった者が集まるクラス会などがあります。今回は、20代以上の男女に同窓会の参加状況や同窓会での出来事など伺いました。

調査概要

  • 調査対象:全国の20歳以上の 男女433人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2011年2月

同窓会への参加有無

同窓会への参加は、年齢が高くなるほど増える傾向にあり、「50代以上」では76.2%が参加経験ありと回答しています。

【図1】小中高いずれかの同窓会に参加したことはありますか?(複数回答)

同窓会に参加して良かったこと

同窓会に参加して良かったことは、「旧友の近況を知ることができた」が70.2%と最も多く、次いで「昔の出来事など思い出話ができた」49.2%、「お世話になった先生に会えた」35.9%という結果になりました。

【図2】同窓会に参加して、「良かったな」と感じたことはどんなことですか?(複数回答)

同窓会で実際にあったエピソード

久しぶりの再会で「名前が思い出せない」という人もいれば、同窓会を機に新たな「友情や恋愛に発展した」という人、学生時代とのイメージのギャップ(大人になって良くも悪くも変わっていた旧友)に驚いた」という人など、同窓会では様々な出来事があるようです。

  • 話かけられても、最後まで誰だかわからなかった。(50代以上 女性)
  • 名前を思い出せない人が何人もいた。(30代 男性)
  • 昔あまり会話をしたことがなかった子と仲良くなれた。(40代 女性)
  • 同窓会をきっかけにバツイチ同士が再婚した。(50代以上 男性)
  • 友人同士が二股をかけられていたことが同窓会で発覚し大騒ぎになった。(30代 女性)
  • 学生時代は何とも思ってなかった異性にちょっとドキドキした。(20代 女性)
  • 告白された。(40代 女性)
  • 女性が美人になっていた。(40代 男性)
  • 老けた人と老けない人の差が大きかった。(50代以上 男性)
  • 悪ガキだった男が子どもを持って、社会人として逞しく生きている姿に感動した。(50代以上 男性)
  • 仕事の面で役に立った。(50代以上 男性)
  • 泥酔した友人に遭遇。(30代 男性)
  • 担任の先生が今も変わらず優しくて、誠実なイメージのままだったので嬉しかった。(20代 男性)
【表】同窓会で実際にあったエピソード (自由回答)

同窓会の案内が届くと、学生時代を思い出し、旧友との再会を楽しみにしている人も多いようです。
今回、20代以上の大人を対象に調査した同窓会への参加状況は、20~30代で約半数、40代で半数以上、50代では8割近くが同窓会に参加しているという結果となりました。
実際に同窓会に参加した人の意見としては、お互いの近況を知ったり、昔の思い出話で盛り上がったり、途切れていた交友関係の復活や、新しい交友関係が広がりなどを同窓会参加の良い点としてあげています。また、旧友との再会以外に良かったこととして、恩師との再会を喜ぶ声も多く聞かれました。
現代社会では、人間関係が希薄になっていると言われますが、学生時代の友人は久しぶりの再会でもすぐに打ち解け合え、当時の思い出話に花が咲き、親交を深めることができるようです。
同窓会は、昔の仲間や恩師との心温まる交流の一助となっているようです。

pdf_b.png 当サイトのPDFをご覧にいただくには、最新のAdobe Readerが必要です。こちらのバナーよりご用意ください。

【Vol.233】中学・高校の制服に関する服装規定の状況

2025.06.24 カンコーホームルーム 学校には、学校ごとに定められた「校則」があります。その校則の中に、服装規定があり、特に制服は学校の教育理念を表現し、その着用状況によって学校のイメージが左右されることもあることから、生徒が着用する制服の種類や身だしなみに関しては具体的なルールが定められています。では、中学・高校の制服の服装規定には、どのようなことが定められているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、学校で流行っている制服のアレンジ、学校の服装規定の内容、性別を問わない制服着用の状況について調査しました。

【Vol.232】女子中高生の制服嗜好

2025.05.27 カンコーホームルーム 学校制服は今や世界中で伝わる日本語になった「kawaii」(カワイイ文化)の1つとして、海外でも注目されています。その制服ファッションのトレンドを生み出し、牽引しているのはいつの時代も制服を着ている女子中高生です。では、令和の女子中高生は制服に対してどのような嗜好を持っているのでしょうか?今回は、全国の女子中学・高校生600人を対象に、着用したい制服(ボトム)のタイプ、制服のスカートの長さ嗜好、制服と合わせる靴下のタイプについて調査しました。

  • 【Vol.231】中高生のスクールバッグ事情

    2025.04.29 カンコーホームルーム 中学・高校生が毎日の通学で使用しているスクールバッグ。スクールバッグは、学校毎にデザイン・色や形・素材などが決まっているものや、色や形はある程度決まっていても学校で決まったデザイン指定がなく、自由に選べる場合もあります。では、中学・高校生はどのようなスクールバッグを使っているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、スクールバッグの学校指定の有無、スクールバッグのタイプ、スクールバッグに必要だと思うポイントを調査しました。
  • 【Vol.230】小中高生の保護者が体操服に求めること

    2025.03.25 カンコーホームルーム 入学準備品の1つに「体操服」があります。体操服は、ジャージ上下(長袖ジャケット・長ズボン)、ハーフパンツ、半袖シャツなどのアイテムがあり、体育以外の学校生活でこれらのアイテムを着用する機会もあることから、制服と同様に学校着として位置付けられています。では、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者は、体操服にどのようなことを求めているのでしょうか?今回は、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者2,400人を対象に、子どもが体操服を着るシーン、体操服で気になること、体操服で重視することを調査しました。
  • 【Vol.229】学校制服・体操服のリユースに関する意識

    2025.02.25 カンコーホームルーム 卒業や成長で着られなくなった学校制服・体操服のリユース(再利用)があります。リユース商品の入手先は、知人・友人、学校のバザー・お譲り会、リユースショップ、インターネットなどの通信販売サイトなどのほか、SNSなどを使った個人間取引もあるようです。では、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者は、学校制服・体操服のリユースをどのように感じているのでしょうか?今回は、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者2,400人を対象に、学校制服・体操服のリユースについての印象や利用意向、環境に配慮した学校制服・体操服の印象について調査しました。