2009.10.27 カンコーホームルーム 【Vol.45】「子どもにさせたいスポーツ調査」

「スポーツの秋」という言葉に代表されるように、この季節スポーツをする人は多いようです。10月第2月曜日(ハッピーマンデー制度施行前は10月10日)の「体育の日」前後には、体育祭や運動会を開催する学校・団体も多く、仲間や親子でスポーツを楽しんだ人も多いのではないでしょうか。
今回の調査は、小学生から高校生のお子様の保護者の方を対象に、「お子様にさせたいスポーツ」というテーマで実施しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の小中高校生のいずれかの子どもを持つ親446人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2009年8月

子どもにスポーツをさせたいか?

子どもにスポーツをして欲しいという親は、「是非して欲しい」という回答が45.7%と半数近く、「出来ればして欲しい」「子どもが望むのであればして欲しい」を合わせると99.6%になり、ほとんどの親が子どもにスポーツをさせたいと思っているようです。

【図1】子どもへのスポーツ実施希望(単数回答)

子どもにして欲しいスポーツは?

子どもに挑戦させたいスポーツは、「水泳」が男女共通で1位となりました。また、男子のベスト3をみてみると、1位「水泳」44.3%、2位「野球」43.4%、3位「サッカー」41.2%と、どのスポーツも同じくらい人気がありました。女子では、1位「水泳」42.2%、2位「テニス」39.9%、3位「バスケットボール」21.1%という順位になりました。

【図2】子どもにして欲しいスポーツ(複数回答)

子どもにスポーツをして欲しい理由は?

親が子どもにスポーツをして欲しい理由は、「体力づくり」が78.4%と最も多く、次いで「健康のため」が68.9%と、子どもの体力向上や健康への関心が高いようでした。

【図3】子どもにスポーツをして欲しい理由(複数回答)

子どもにスポーツをして欲しいという親は非常に多く、ほとんどの親は「子どもにスポーツをさせたい」と思っているようです。子どもにさせたいスポーツとしては、男女共に「水泳」が人気で、その要因としては、子どもの体力向上や健康への関心の高さが伺えました。また、体力・健康といった身体的な理由以外にも、「集団意識の習得」「友達づくり」「礼儀を身につける」といった精神面での成長を願う声も挙げられています。
「体育の日」は1964年に開催された東京オリンピックを記念し、国民がスポーツに親しみ健康な心身を培うことを趣旨として制定されています。スポーツは心身共に鍛えられると支持をされているようです。

pdf_b.png 当サイトのPDFをご覧にいただくには、最新のAdobe Readerが必要です。こちらのバナーよりご用意ください。

【Vol.226】学校行事と「学校制服の必要性」

2024.11.26 カンコーホームルーム 学校行事において卒業式・入学式は学校生活の節目となり、保護者が参加する学校行事の1つです。そして、保護者は母親や父親のどちらか1人だけが参加するのでなく、両親が揃って式典に出席したり、祖父母や兄弟姉妹、親戚が参加したりするケースもみられます。では、中学・高校の卒業式・入学式の保護者の出席者はどのような状況でしょうか?今回は、中学・高校に勤務する教師800人を対象に、卒業式・入学式の出席者の状況、学校制服があるとよいときについて調査しました。

【Vol.225】学校制服の購入方法の変化

2024.10.29 カンコーホームルーム 新入学準備として制服購入を検討し始める時期になりました。制服の購入方法は、生徒と保護者が学校や販売店などに赴いて、採寸・試着を行う方法が一般的でした。しかし、ここ数年は、インターネットの普及やデジタル化が浸透し、人工知能(AI)技術の発達も加わり、学校制服の採寸や買い方が変化しています。では、最近の制服はどのように購入されているのでしょうか?今回は、中学・高校生の子どもを持つ親1,200人を対象に、デジタル採寸※の認知・利用意向、制服の試着・採寸の必要性、新入学時の制服購入場所の利用意向について調査しました。

  • 【Vol.224】学校行事の変化と意識

    2024.09.24 カンコーホームルーム 二学期は、文化祭や運動会・体育祭、遠足・校外学習、職場体験、修学旅行などの学校行事を予定している学校も多いようです。現在、学校では、新型コロナウイルス感染症の位置づけが2023年5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行して1年以上が経過し、学校行事も平常通り行われることが増えています。では、学校行事はコロナ禍※以前と変わらずに行われているのでしょうか?今回は、小学・中学・高校生の子どもを持つ親と小学・中学・高校の教師をあわせた3,000人を対象に、学校行事の変化、コロナ禍のときに中止や自粛になった学校行事、大切だと思う学校行事について調査しました。
  • 【Vol.223】親が思う子どもの夏休みの必要性

    2024.08.27 カンコーホームルーム 8月下旬になると長い夏休みが終わって、通学する子どもの姿を目にするようになります。学校の夏休みは、地域や学校によって開始時期や終了時期、日数には違いがありますが、30日~40日程度の長い期間を夏休みとしている学校が多いようです。では、小中高生の子どもを持つ親は夏休みについて、どのように思っているのでしょうか?今回は、夏休みに入る7月に小学・中学・高校生の子どもを持つ親を対象に、夏休みの必要性とその理由、子どもの夏休みの予定を調査しました。
  • 【Vol.222】制服の成長機能の利用状況

    2024.07.30 カンコーホームルーム 小学校高学年から中学校の期間は、子どもの「成長期」にあたり成長が著しい時期でもあります。このことから中学校の入学時に着ていた制服を秋になって着ようとしたら、小さくなっていて(子どもが成長して大きくなって)着られなくなったということもあるようです。そのようなサイズアウトを少なくするために、成長を予測して入学時には少し大きめの制服を購入したり、『成長機能』※が備わった制服を選んだりするなどの対策があります。では、『成長機能』が付いた制服を利用している中学生はどれほどいるのでしょうか?今回は、高校1年生の子どもを持つ保護者に、中学校でお子様が着用していた制服のタイプ、制服の成長機能の有無と内容、中学校での成長機能の使用状況について調査しました。 ※成長機能とは、成長に対応してサイズアップができる制服の仕様・機能です。