体育の授業は、身体能力を身に付けるとともに、情緒面や知的な発達を促し、生涯に渡って運動に親しむことができることなどが目的とされています。
今回は、全国の20歳以上の男女を対象に学校卒業後に体育で習ったことがどのように活かされているかを調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の20歳以上の男女417人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2008年10月
体育の授業は好きでしたか?
体育の授業が「好きだった」「どちらかと言えば好きだった」という回答を合わせると、全体で48.5%の人が、好きだったと回答しています。男性と女性で比較してみると、男性では55.5%、女性では41.4%が好きだったと回答しており、男性のほうが好きだったという回答が多いことがわかります。
体育の授業で、役に立ったと思う種目は?
体育の授業で役に立ったと思う種目は、「水泳」という回答が最も多く、28.8%でした。また、「何も役立っていない」という回答をした人の中でも、「(授業で教えてもらえなかったので)水泳を教えてほしかった」という意見が数件ありました。「何も役立っていない」という回答をした人の中には、それ以外に「自転車」「ゴルフ」「護身術」などを習っていれば役に立ったと思うという回答もありました。