2016.05.24 人づくり・現場指導 ダンスへの取り組み事例紹介 ダンス必修化にともない、各学校のダンス授業や部活動での独自の取り組みや指導法についてご紹介します。

部活動 愛知県・栄徳高等学校
真剣に取り組むことが、生徒の自信につながる

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ダンス部は創部してまだ4年目。

広く認知してもらえるよう吹奏楽部の定期演奏会で踊るなど、さまざまな発表の機会を作って取り組んでいます。

くるくるダンスコンテストに応募したことで一つの目標ができ、生徒たちは、チーム間で意見がぶつかるほど真剣に取り組んでいました。普段の部活動では、将来社会に貢献できる人となれるよう、基本的なあいさつ、礼儀、気配りを忘れないようにと指導しています。

映像編集はパソコン部に依頼。予想以上の協力が得られ、こうした部を横断した取り組みも大きな成果です。今後もさまざまな場でダンスを披露していくことで、生徒たちのモチベーションアップにつなげたいと思ってます。
(顧問 小栗麗良先生談 ・ 取材/上原良太)

※第3回カンコーくるくるダンスコンテストにて 審査員特別賞を受賞

授業 大阪府・大阪市立築港中学校
抵抗感を取り払いつつ、「かっこいい!」を目指す

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ダンス授業が男子も必修になったので、「現代的なリズムのダンス」の授業の一環としてコンテストに参加しました。

単元の関係で、ビデオ撮りまで3時間という超最速、その上、初心者の男子にどう教えればよいのか? 全ての振り付けをマスターさせるのは難しいので、歌メロの振り付けを中心に練習→グループごとに間奏部分を自由創作→ラストポーズと仕上げ、の流れで実施しました。

始めはリズム感やざっくりとした振り付けを覚えてもらい、慣れた頃にステップの方向や手の位置・高さなど、全体の統一感を図りました。踊ることへの羞恥心を取り払うべく肯定的な声掛けに専念。ダンスはコミュニケーションなので、完成度よりも仲間との連帯感や達成感を大事にしたいですね。

※第4回カンコーくるくるダンスコンテストカンコー賞を受賞

授業 東京都・宝仙学園高等学校
簡単なところから、徐々にステップアップを

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本校では、年間通した体育の授業の中で約1カ月半、計8コマを「くるくるダンス」にあてています。

最初の2時間で基本の振り付けをみんなで覚え、その後クラス内のグループに分かれて創作活動に取り組み、最後の3時間で発表作品に仕上げています。生徒も互いに教え合ったり、自主的に頑張ってくれ、その結果の受賞なのでとてもうれしく思っています。

指導では、苦手意識を植え付けないよう、最初は付き添いながら一つずつ簡単なところから始めて、そのつど達成感を味わいながら徐々にステップアップしていくよう心掛けました。ダンス部の生徒がリーダーになってうまく全体をまとめてくれた点も大きいですね。

※第4回カンコーくるくるダンスコンテストにてグランプリを受賞

「教員向け研修会」を全国で実施中

昨年12月、文部科学省後援事業の「踊育(だんいく)教育プロジェクト」を主催するNSSAとカンコー学生服が藤井基之・文部科学副大臣を表敬訪問。

子どもたちのチームワーク力と教員の技術向上を目的としたダンス授業支援が高く評価されました。

ダンス授業が必修化されたことで、多くの教員が教え方やスキルに不安を感じています。当プロジェクトでは、これまでに全国で研修会を実施し、延べ1万人の学校教員が参加しています。

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