2017.06.27 カンコーホームルーム 【Vol.137】 「制服のスクールバッグ収納」
制服は登下校や授業中に着用するものですが、部活動の行き帰りなど制服を着用しないで、スクールバッグに入れて登下校をしている生徒も少なくないようです。このような学校生活を背景に、制服の取り扱で気になることの1つに、「シワや型崩れ」があります。今回は、中学2・3年生の男子の子どもがいる母親に、制服のスクールバッグ収納の有無や気になること、制服のシワ・型崩れの対処法について調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の中学2・3年生の男子の
子どもがいる母親600人 - 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2017年4月
1.制服のスクールバッグ収納の有無
お子様が制服をスクールバッグに入れて、登下校をすることが「ある」(50.2%)という回答は半数で、男子中学生の2人に1人はスクールバッグに制服を収納して登下校をしていると回答しています。
2.制服のスクールバッグ収納で気になること
「制服をスクールバッグに入れることがある」と回答した人を対象に、制服をスクールバッグに入れることで、気になることはありますか?と質問をしたところ、「シワや型崩れ」(79.7%)が気になるという回答が約8割と多く、次に、「ニオイ」(29.2%)、「汚れ」(27.2%)、「生地の傷み」(26.9%)などがあげられました。
3.制服のシワ・型崩れの対処法
制服のスクールバッグ収納で気になることが「シワや型崩れ」であると回答した人に、そのシワや型崩れの対処方法を聞いたところ、「ハンガーに吊っている」(90.0%)が圧倒的に多く、次に、「クリーニング」(16.7%)、「洗濯」(13.3%)、「アイロン」(10.8%)、「シワとりスプレー」(10.0%)、制服に蒸気をあてる「スチーム」(5.8%)という結果になりました。また、シワや型崩れに対して、「特にしていない」(7.9%)という回答もみられました。
4.制服のシワの改善状況
その対処方法で、制服のシワがどの程度とれたのか聞いたところ、「完全にとれている」(16.3%)、「少しとれている」(79.2%)、「全くとれていない」(4.5%)という結果となりました。
制服のシワや型崩れの原因は、長時間の着用によって生地に跡が残ったり、洗濯時に折り曲げられたりして生地が変形した状態で固まるとシワやヨレになったり、制服を脱いだままハンガーに掛けずに放置することでシワになったりなど様々ですが、「制服をスクールバッグに入れる」ということも制服のシワや型崩れの原因の1つにあるようです。
今回、中学2・3年生の男子の子どもがいる母親を対象に、お子様が制服をスクールバッグに入れて登下校をしているか実態調査したところ、制服をスクールバッグに入れて登下校することが「ある」(50.2%)という回答は半数を占め、男子中学生の2人に1人は制服をスクールバッグに入れて登下校をしていることがわかりました。そして、制服をスクールバッグに入れていて気になることは、「シワや型崩れ」(79.7%)が約8割と多く、次に、「ニオイ」(29.2%)、「汚れ」(27.2%)、「生地の傷み」(26.9%)などがあげられました。また、制服のスクールバッグ収納で気になることが「シワや型崩れ」であると回答した人に、そのシワや型崩れの対処方法を聞いたところ、「ハンガーに吊っている」(90.0%)が圧倒的に多く、次に、「クリーニング」(16.7%)、「洗濯」(13.3%)、「アイロン」(10.8%)、「シワとりスプレー」(10.0%)、制服に蒸気をあてる「スチーム」(5.8%)など、様々な工夫が見られましたが、その対処方法では、制服のシワは「完全にとれている」(16.3%)、「少しとれている」(79.2%)、「全くとれていない」(4.5%)という結果となり、制服をスクールバッグに入れてしまうと完全にシワを取り除くことは難しく、制服のシワや型崩れに困っているという人は多いようです。
シワシワで型崩れした制服を着ていると、見る人にだらしない印象を与えてしまいます。そのように見られないためにも、シワや型崩れが発生する原因を知り、適切なケアを行えば、制服のシワや型崩れは低減できます。まずは、制服をスクールバッグに入れる時はキレイにたたんで収納し、帰宅したら直ぐにスクールバッグから出して、ハンガーに吊るしておくことが制服をキレイに長く着ていただくことにつながります。
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