2017.02.28 カンコーホームルーム 【Vol.133】「中学入学時の制服選び(2)」

小学校から中学校へ、新しい学校の制服を着た子どもの姿は、子どもの成長を強く感じる喜びの瞬間でもあります。しかし、その入学準備では、「どこで制服を買ったらいいの?」、「どれくらい大きめを選んだらいいの?」など、制服選びに不安に感じている母親も多いようです。今回は、昨年(2016年4月)に新入学を迎えたお子様のお母様を対象に、新入学時の制服選びの不安や重視する点を調査しました。

調査概要

  • 調査対象:2016年4月に中学校に入学した
         子どもを持つ母親600人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2016年5月

1.制服選びの不安

中学入学時の制服選びの不安は、「どれくらい(大きめ)のサイズを買ったら良いか」(62.2%)が最も多く、3年間の子ども成長を見据えた制服のサイズ選びに不安や迷いを感じている母親が多いという結果になりました。次に、「どれくらいの費用がかかるか」(49.3%)、「どの店で買ったら良いか」(21.2%)など、費用や販売店選びに関する不安が多くみられました。

【図1】 中学入学時の制服(詰襟・セーラー服)選びで、
不安に感じたことや迷ったことはありましたか?(複数回答) 

2.制服購入時の重視点

中学制服を購入する際に気にした点は、「家庭の洗濯機で洗える」(41.7%)、「サイズ」(41.2%)、「価格」(26.8%)、「丈夫さ・耐久性」(24.3%)、「成長に合わせた袖・丈出しが可能」(23.2%)、「デザイン・シルエット」(18.0%)などを重視するという回答が多いです。母親が制服を購入する際に気にした点は非常に多く、「着心地」や「生地の色合い」、「家庭の乾燥機で乾かせる」ことなど、24項目もありました。

【図2】 制服を購入する際に気にした点は?(複数回答)

3.制服購入時の店員の説明参考度

制服購入時の店員の説明や勧めなどについて、「とても参考にした」(31.3%)、 「まあ参考にした」(45.8%)という回答をあわせると、7割以上が参考にしたと回答していることから、店員からの情報を参考にしている母親は多いことがわかりました。

【図3】 制服を購入する際、店員の説明や勧めなどは、
どれくらい参考にしましたか?(単数回答)

中学生が制服を着て過ごす時間は、朝から夕方までの長い時間です。そして3年間、毎日同じ制服を着て学校生活を送ることを考えると、制服選びは慎重に行いたいものです。
今回、2016年4月に中学校に入学した子どもを持つ母親を対象にした調査によると、中学入学時の制服選びの不安の第1位は、「どれくらい(大きめ)のサイズを買ったら良いか」(62.2%)というサイズに関することが最も多いという結果になりました。続いて、第2位は「どれくらいの費用がかかるか」(49.3%)、第3位は「どの店で買ったら良いか」(21.2%)という順になりました。また、不安に感じたことや迷ったことが「特にない」(17.0%)という回答は2割弱であることから、母親の多く(8割以上)は制服選びに不安があるということがわかりました。そして、中学制服を購入する際に気にした点は、「家庭の洗濯機で洗える」(41.7%)、「サイズ」(41.2%)、「価格」(26.8%)、「丈夫さ・耐久性」(24.3%)、「成長に合わせた袖・丈出しが可能」(23.2%)、「デザイン・シルエット」(18.0%)などを重視しており、制服購入時の店員の説明や勧めを、「とても参考にした」(31.3%)、 「まあ参考にした」(45.8%)という回答をあわせると、7割以上が参考にしたと回答していることから、店員からの情報は有益であることがわかりました。
新入学の制服選びは不安に思うことや迷うことが多いようですが、先輩ママや店員などのアドバイスを参考にして、満足できる制服選びを行っていただき、快適な学校生活を送ってほしいと思います。

pdf_b.png 当サイトのPDFをご覧にいただくには、最新のAdobe Readerが必要です。こちらのバナーよりご用意ください。

【Vol.241】今どきの卒業式事情

2026.02.24 カンコーホームルーム 日本の卒業式では、制服の第二ボタンを贈るという風習があります。制服は生徒たちにとって、入学から卒業までの学校生活を共に過ごした思い出の詰まった存在です。その制服の第二ボタンをあげたり、もらったりするという風習は、日本特有の文化として長年親しまれてきました。では、現在の卒業式でも制服の第二ボタンは贈られているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、第二ボタンの風習の認知度、卒業式に生徒間で渡しているもの、卒業式の日に行っていることについて調査しました。

【Vol.240】中高生の生成AIの利用実態

2026.01.27 カンコーホームルーム 近年、GIGAスクール構想による1人1台端末の普及に加え、生成AI(ChatGPT、Google Geminiなど)の登場により、学校教育現場のデジタル化は新たなフェーズを迎えています。生成AIとは、文章、画像、動画、音声、アイデアなどを新たに生み出すことができる人工知能(AI)のことです。では、中学・高校生の生成AI利用は、現在どこまで進んでいるのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、生成AIの利用経験や使用シーン、学校生活における生成AIの使用用途について調査しました。

  • 【Vol.239】高校生の「ジェンダーレス制服」に対する意識

    2025.12.30 カンコーホームルーム 近年、ジェンダーへの配慮や多様性の観点から、学校制服の在り方が変化しています。詰襟やセーラー服から男女共通デザインのブレザータイプに変更したり、女子制服にスラックススタイルを採用したりするなど、ジェンダーレス制服を導入する学校が増えています。では、ジェンダーレス制服について、現役の高校生はどのように考えているのでしょうか。今回は、全国の高校生1,000人を対象に、女子制服のスカート・スラックスの意向、男子制服のスカートスタイルの意向、学校制服の必要性について調査しました。
  • 【Vol.238】学校教育現場の課題

    2025.11.25 カンコーホームルーム 学校は、子どもたちの未来を育むための学びの場です。現代の学校教育現場では、社会環境の急激な変化に伴い、知識や技能に加えて、社会性や心身の発達を促す総合的な教育活動を担う「教師」の役割が、以前にも増して重要になっています。では、学校教育現場の課題について、教員自身はどのように感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、教師の仕事へのやりがいと大変さ、教師の仕事の負担や困り事の内容、学校教育現場の課題について調査しました。
  • 【Vol.237】部活動の必要性と地域移行の現状

    2025.10.28 カンコーホームルーム 日本では長年、部活動は学校教育の一環として行われてきました。中学・高校における部活動は、スポーツや文化・芸術の技術を高めることだけではなく、学級や学年の垣根を越えた集団の中で、生徒の人間的な成長や社会性・協調性を育む課外活動です。では、中学・高校の部活動は現在どのような状態にあるのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、部活動の必要性、部活動の地域移行の導入状況、部活動の地域移行の課題について調査しました。