2016.11.29 カンコーホームルーム 【Vol.130】「6か国の高校生の日本に対する意識」

観光庁の発表によると、2016年に日本を訪れた外国人が初めて年間で2,000万人を超え、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年には、訪日外国人は倍増すると予想されています。国際交流が進む中、「日本」について世界の高校生はどのように思っているのでしょうか?今回は、日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国、中国の高校生を対象に日本の印象について調査しました。

調査概要

  • 調査対象:日本、アメリカ、イギリス、
         オーストラリア、韓国、中国の高校生
         600人(各国100名)
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2016年8月

1.日本の好嫌度

日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国、中国の高校生に、日本が好きですか?と質問をしたところ、日本の高校生は「好き」(54.0%)、「やや好き」(30.0%)を合わせると8割以上の日本の高校生が「日本」が好きと回答しています。アメリカ、イギリス、オーストラリアの高校生も、「好き」「やや好き」を合わせると7~8割が日本のことが好きと回答していますが、韓国、中国の高校生は約5割にとどまり、「嫌い」という回答も1割程度みられました。

【図1】 あなたは、日本が好きですか?(単数回答)

2.日本の印象

6か国の高校生の日本に対する印象を比較してみると、日本の高校生は、日本に対して「自然・四季が美しい」(61.0%)という回答が最も多く、次に、「品質・技術力が高い」(58.0%)、「治安がよい」(57.0%)、「平和である」(57.0%)という結果になりました。一方、日本以外の高校生は、「伝統・文化がある」(61.6%)、「品質・技術力が高い」(58.6%)、「アニメ・漫画がおもしろい」(58.0%)という印象が強いという結果となり、日本と日本以外で印象の違いがみられました。また、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国、中国の高校生の日本の印象の1つに、「制服ファッションがかわいい」(30.6%)という回答も約3割みられました。

【図2】 あなたは、日本に対してどのような印象を持っていますか?(複数回答)

3.日本の学校制服

日本の女子高校生の学校制服が「かわいい」という回答は、中国(39.0%)、日本(35.0%)、オーストラリア(34.0%)の順で多く、中国の高校生は「かわいい」と「ややかわいい」を合わせると8割以上が、日本の女子高校生の学校制服がかわいいと回答していました。

【図3】 あなたは、日本の女子高校生の学校制服をどのように思いますか?(単数回答)

女子の学校制服は、明治・大正時代には、着物に袴を組み合わせたスタイルが主流でしたが、洋服の普及に伴い、現在ではセーラー服やブレザーなどに様変わりしています。
今回の調査では、日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国、中国の高校生に日本の好嫌度を尋ねたところ、日本の高校生は「好き」と「やや好き」を合わせると8割以上が好きと回答していることから、愛国心の高さがうかがえます。その背景として、日本の高校生は、日本の「自然・四季が美しい」(61.0%)、「品質・技術力が高い」(58.0%)、「治安がよい」(57.0%)、「平和である」(57.0%)ということに誇りを持っているようです。一方、日本以外の高校生は、日本には「伝統・文化がある」(61.6%)、「品質・技術力が高い」(58.6%)、「アニメ・漫画がおもしろい」(58.0%)という印象を持ち、日本の女子高校生の学校制服が「かわいい」という回答は、中国(39.0%)、日本(35.0%)、オーストラリア(34.0%)の順で多く、特に、中国は「かわいい」と「ややかわいい」を合わせると8割以上の高校生が、日本の女子高校生の学校制服がかわいいと回答していました。日本の学校制服は、世界の高校生からも「かわいい」と注目されています。
日本の伝統文化は、華道、茶道、書道、着物、日本舞踊、能・狂言、陶芸、相撲などが代表的ですが、私たち日本人が気が付いていない伝統文化も地域や日常の中に多くあり、その1つに学校制服もあるようです。

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