2016.04.26 カンコーホームルーム 【Vol.123】「中学生の体操服に求めること」

体操服は体育の授業以外にも、部活動や課外学習、掃除・奉仕活動、地域によっては、登下校や校内着として普段の授業など、制服を着ている時間よりも体操服を着ている時間のほうが長い学校もあるようです。では、中学生の子どもを持つ母親視点ではお子様の体操服について、どのようなことを求めているのでしょうか?今回は、中学生の子どもを持つ母親を対象に、お子様の体操服で気になることや必要だと思うことを調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の中学生の子どもを持つ母親600人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2015年5月

1.体育の授業以外で、体操服の着用有無

中学生の子どもがいる母親に聞いたお子様が体育の授業以外に体操服を着る機会は、男子中学生は「ある」(91.3%)、女子中学生は「ある」(90.6%)という結果になりました。

【図1】 体育の授業以外で、お子様が体操服を着るときはありますか。(単数回答)

2.体操服で気になること

お子様が着ている体操服で気になることは、全体では「洗濯・お手入れ方法」(38.2%)、「汗(汗ジミ、汗でベタつく、汗のニオイ)」(25.2%)、「着心地・肌触り」(23.7%)、「動きやすさ」(23.5%)という回答が多くなりました。男女別でみると、男子中学生は「汚れが付きやすい・目立つ」(26.7%)が女子中学生に比べて10ポイント以上多く、女子中学生は体操服の「透け(下着が透けて見える)」(15.7%)が気になるという回答が男子中学生に比べて10ポイント多くなりました。

【図2】 お子様の体操服で気になることは、どのようなことですか?(複数回答)

3.体操服に重視すること

体操服に必要だと思うことは、全体では「洗濯・お手入れのしやすさ」(72.8%)が最も多く、「丈夫さ・耐久性」(49.0%)、「吸汗・速乾性(汗を吸って、速く乾く)」(44.5%)、「着心地・肌触り」(39.3%)、「ストレッチ・伸縮性(動きやすさ)」(33.8%)などが多くなりました。女子中学生の母親は「透け防止(下着が透けて見えない)」(21.7%)ということが、男子中学生に比べて重視するという結果になりました。

【図3】 体操服で重視するのは、どのようなことですか?(複数回答)

中学生活では、体育の授業以外に体操服を着るシーンは多いようです。
今回、中学生の子どもを持つ母親を対象にした調査では、体育の授業以外に体操服を着る機会は、男子中学生、女子中学生ともに9割を超えていました。お子様の体操服で気になることは、「洗濯・お手入れ方法」(38.2%)、「汗(汗ジミ、汗でベタつく、汗のニオイ)」(25.2%)、「着心地・肌触り」(23.7%)、「動きやすさ」(23.5%)という回答が多くなりました。体操服に必要だと思うことは、「洗濯・お手入れのしやすさ」(72.8%)という回答が7割を超え最も多くなり、次に、「丈夫さ・耐久性」(49.0%)、「吸汗・速乾性(汗を吸って、速く乾く)」(44.5%)、「着心地・肌触り」(39.3%)、「ストレッチ・伸縮性(動きやすさ)」(33.8%)が多いという結果になりました。また、女子中学生の母親は「透け防止(下着が透けて見えない)」(21.7%)が必要という回答が5人に1人いることがわかりました。
体操服は、スポーツ時の運動機能を高めるとともに着用時のストレスを軽減させ、動きやすく、丈夫であることが求められています。そして、母親視点では「洗濯・お手入れのしやすさ」が最も重視しています。中学生活の様々な場面で着る機会のある体操服ですから、お子様自身と保護者の両者のニーズを満たす体操服を着用して、快適な中学生活を送ってほしいものです。

pdf_b.png 当サイトのPDFをご覧にいただくには、最新のAdobe Readerが必要です。こちらのバナーよりご用意ください。

【Vol.240】中高生の生成AIの利用実態

2026.01.27 カンコーホームルーム 近年、GIGAスクール構想による1人1台端末の普及に加え、生成AI(ChatGPT、Google Geminiなど)の登場により、学校教育現場のデジタル化は新たなフェーズを迎えています。生成AIとは、文章、画像、動画、音声、アイデアなどを新たに生み出すことができる人工知能(AI)のことです。では、中学・高校生の生成AI利用は、現在どこまで進んでいるのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、生成AIの利用経験や使用シーン、学校生活における生成AIの使用用途について調査しました。

【Vol.239】高校生の「ジェンダーレス制服」に対する意識

2025.12.30 カンコーホームルーム 近年、ジェンダーへの配慮や多様性の観点から、学校制服の在り方が変化しています。詰襟やセーラー服から男女共通デザインのブレザータイプに変更したり、女子制服にスラックススタイルを採用したりするなど、ジェンダーレス制服を導入する学校が増えています。では、ジェンダーレス制服について、現役の高校生はどのように考えているのでしょうか。今回は、全国の高校生1,000人を対象に、女子制服のスカート・スラックスの意向、男子制服のスカートスタイルの意向、学校制服の必要性について調査しました。

  • 【Vol.238】学校教育現場の課題

    2025.11.25 カンコーホームルーム 学校は、子どもたちの未来を育むための学びの場です。現代の学校教育現場では、社会環境の急激な変化に伴い、知識や技能に加えて、社会性や心身の発達を促す総合的な教育活動を担う「教師」の役割が、以前にも増して重要になっています。では、学校教育現場の課題について、教員自身はどのように感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、教師の仕事へのやりがいと大変さ、教師の仕事の負担や困り事の内容、学校教育現場の課題について調査しました。
  • 【Vol.237】部活動の必要性と地域移行の現状

    2025.10.28 カンコーホームルーム 日本では長年、部活動は学校教育の一環として行われてきました。中学・高校における部活動は、スポーツや文化・芸術の技術を高めることだけではなく、学級や学年の垣根を越えた集団の中で、生徒の人間的な成長や社会性・協調性を育む課外活動です。では、中学・高校の部活動は現在どのような状態にあるのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、部活動の必要性、部活動の地域移行の導入状況、部活動の地域移行の課題について調査しました。
  • 【Vol.236】中学・高校生の学校選びのポイント

    2025.09.30 カンコーホームルーム 中学・高校受験では、自分の個性や学力に見合う学校かどうか、校風や教育理念、授業内容や部活動、進路実績などの情報を収集・検討して、最終的に受験校を決定することが重要です。では、中学・高校生は志望校を考える際、どのような情報を必要としているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、進学時に知りたい情報、学校情報の入手方法、進学先の制服への関心度について調査しました。