2015.04.28 カンコーホームルーム 【Vol.111】「中高生が着たい制服」
新学期がスタートして、制服を着て元気に通学する中学・高校生の姿を見かける季節となりました。制服を見て、どこの学校か分かるように最近ではオリジナルデザインの制服を採用する学校が多く、制服のタイプやデザインなど沢山あります。では、中学・高校生はどのような制服を着たいと思っているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生を対象に、着たい制服のタイプと制服に必要だと思うことについて調査しました。
調査概要
- 調査対象:中学・高校生の男女5,000人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2015年1月
1.着用している制服のタイプ
現在、中学・高校生が着ている制服のタイプは、男子中学生は「詰襟」(76.0%)が圧倒的に多く、男子高校生は「詰襟」(49.2%)と「ブレザー」(43.9%)タイプが多くなります。女子中学生は「セーラー」(50.5%)、女子高校生は「ブレザー」(52.2%)タイプの着用が多いようです。
2.着たい制服のタイプ
中学・高校生が着たい制服のタイプは、男子中学生は「詰襟」(53.1%)、男子高校生は「ブレザー」(54.9%)が多くなります。女子中学生は「ブレザー」(55.5%)、女子高校生も「ブレザー」(64.3%)を着たいという回答が多くなり、特に高校生では「ブレザー」が人気です。また、女子の制服では、「スーツ(※1)」、「セーラージャケット(※2)」、「イートン(※3)」などがあり、種類が豊富です。
3.制服に必要だと思うこと
中学・高校生が制服に必要だと思うことは、「デザインの良さ」(49.4%)が最も多く、次に、「動きやすさ」(45.6%)、「着心地・肌触りの良さ」(37.2%)、「丈夫さ・耐久性」(32.7%)、「家庭で洗濯できる」(32.7%)、「シワにならない」(25.9%)という回答が多くなります。
イギリス、オーストラリア、韓国など、学校制服がある国は多くありますが、日本の学校制服は、海外でもアニメやアイドルグループなどの影響で人気があり、おしゃれでカワイイと注目されているようです。今回、全国の中学・高校生5,000人を対象とした調査によると、日本の中学・高校生が着ている制服のタイプは、男子中学生は「詰襟」(76.0%)、男子高校生は「詰襟」(49.2%)と「ブレザー」(43.9%)、女子中学生は「セーラー」(50.5%)、女子高校生は「ブレザー」(52.2%)が多いという結果となり、女子の制服は「セーラー」や「ブレザー」以外にも、「スーツ」、「セーラージャケット」、「イートン」など、様々なタイプの制服があります。中学・高校生が着たい制服のタイプでは、男子中学生は「詰襟」(53.1%)、男子高校生は「ブレザー」(54.9%)、女子中学生は「ブレザー」(55.5%)、女子高校生は「ブレザー」(64.3%)が多くなり、男女共に「ブレザー」タイプが人気でした。また、中学・高校生が制服に必要だと思うことは、「デザインの良さ」が約5割で見た目に関することが最も多くなりますが、「動きやすさ」、「着心地・肌触りの良さ」、「丈夫さ・耐久性」、「家庭で洗濯できる」、「シワにならない」などの機能に関することも多くあげられていることから、制服は「見た目」だけでなく、実際に制服を着ている中学・高校生は「機能」も重視していることがわかりました。制服は見た目のタイプやデザインに目が向きがちですが、着用時の快適性や家庭でのお手入れのしやすさなども重要です。
【Vol.226】学校行事と「学校制服の必要性」
2024.11.26 カンコーホームルーム 学校行事において卒業式・入学式は学校生活の節目となり、保護者が参加する学校行事の1つです。そして、保護者は母親や父親のどちらか1人だけが参加するのでなく、両親が揃って式典に出席したり、祖父母や兄弟姉妹、親戚が参加したりするケースもみられます。では、中学・高校の卒業式・入学式の保護者の出席者はどのような状況でしょうか?今回は、中学・高校に勤務する教師800人を対象に、卒業式・入学式の出席者の状況、学校制服があるとよいときについて調査しました。
【Vol.225】学校制服の購入方法の変化
2024.10.29 カンコーホームルーム 新入学準備として制服購入を検討し始める時期になりました。制服の購入方法は、生徒と保護者が学校や販売店などに赴いて、採寸・試着を行う方法が一般的でした。しかし、ここ数年は、インターネットの普及やデジタル化が浸透し、人工知能(AI)技術の発達も加わり、学校制服の採寸や買い方が変化しています。では、最近の制服はどのように購入されているのでしょうか?今回は、中学・高校生の子どもを持つ親1,200人を対象に、デジタル採寸※の認知・利用意向、制服の試着・採寸の必要性、新入学時の制服購入場所の利用意向について調査しました。
-
【Vol.224】学校行事の変化と意識
2024.09.24 カンコーホームルーム 二学期は、文化祭や運動会・体育祭、遠足・校外学習、職場体験、修学旅行などの学校行事を予定している学校も多いようです。現在、学校では、新型コロナウイルス感染症の位置づけが2023年5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行して1年以上が経過し、学校行事も平常通り行われることが増えています。では、学校行事はコロナ禍※以前と変わらずに行われているのでしょうか?今回は、小学・中学・高校生の子どもを持つ親と小学・中学・高校の教師をあわせた3,000人を対象に、学校行事の変化、コロナ禍のときに中止や自粛になった学校行事、大切だと思う学校行事について調査しました。 -
【Vol.223】親が思う子どもの夏休みの必要性
2024.08.27 カンコーホームルーム 8月下旬になると長い夏休みが終わって、通学する子どもの姿を目にするようになります。学校の夏休みは、地域や学校によって開始時期や終了時期、日数には違いがありますが、30日~40日程度の長い期間を夏休みとしている学校が多いようです。では、小中高生の子どもを持つ親は夏休みについて、どのように思っているのでしょうか?今回は、夏休みに入る7月に小学・中学・高校生の子どもを持つ親を対象に、夏休みの必要性とその理由、子どもの夏休みの予定を調査しました。 -
【Vol.222】制服の成長機能の利用状況
2024.07.30 カンコーホームルーム 小学校高学年から中学校の期間は、子どもの「成長期」にあたり成長が著しい時期でもあります。このことから中学校の入学時に着ていた制服を秋になって着ようとしたら、小さくなっていて(子どもが成長して大きくなって)着られなくなったということもあるようです。そのようなサイズアウトを少なくするために、成長を予測して入学時には少し大きめの制服を購入したり、『成長機能』※が備わった制服を選んだりするなどの対策があります。では、『成長機能』が付いた制服を利用している中学生はどれほどいるのでしょうか?今回は、高校1年生の子どもを持つ保護者に、中学校でお子様が着用していた制服のタイプ、制服の成長機能の有無と内容、中学校での成長機能の使用状況について調査しました。 ※成長機能とは、成長に対応してサイズアップができる制服の仕様・機能です。