2012.07.31 カンコーホームルーム 【Vol.78】「志望校と制服の関係」
夏休みから二学期にかけて学校説明会やオープンスクールを行う学校は多いようです。「制服で志望校を決める」という声も聞かれますが、実のところ制服は志望校選びにどれほど影響しているのでしょうか?今回は、中高生の進学・受験時の制服への関心や制服の必要性ついて調べました。
調査概要
- 調査対象:全国の中高校生384人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2012年2~3月
進学・受験時の制服への関心
進学・受験の際、学校制服が「とても気になった」という回答は、女子中学生が41.7%と最も多く、次に、女子高生が32.0%となります。「とても気になった」「少し気になった」を合わせると、約6~7割の実に女子中高生が進学・受験の際、学校制服がどのようなものか気になったと回答しています。
制服は学校選びのポイントになるか
制服が学校選びのポイントになるという回答は、「とてもポイントになった」「少しポイントになった」を合わせると、女子中学生が54.8%と半数を超えます。男子中高生は約3割と女子に比べてポイントになるという回答は少なく、制服を重視する傾向は、女子に多いようです。
制服の必要性
「学校制服はあったほうがいい」という回答は、女子高校生が96.0%と最も多く、続いて女子中学生88.1%、男子高校生85.0%、男子中学生76.0%となります。中高生の大半が制服は必要だと回答しています。
夏休みなどに受験生を対象に行われるオープンスクールや学校説明会では、学校の特色・カリキュラム・部活動などの情報収集ができます。その情報収集の1つとして、その学校の制服をチェックする人も多いようです。
今回の調査では、進学・受験の際、「学校制服が気になる」という女子中高生が約6~7割と多く存在し、女子中高生の制服に対する関心の高さが明らかになりました。そして、「制服が学校選びのポイントになる」という回答は、女子中学生で54.8%と半数を超え、女子中学生の2人に1人が志望校を決める際に制服がポイントになると回答しています。また、男子は女子に比べ制服を重視する傾向は低くなるものの、「学校制服はあったほうがいい」という回答は、男子中学生で76.0%、男子高校生で85.0%と多く、男女共に制服の必要性を感じています。
制服は、志望校を決める際に少なからず影響しているようです。
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