2012.06.26 カンコーホームルーム 【Vol.77】「中高生のクールビズファッション」

今夏も節電策の一環として、クールビズファッションを導入する企業が増えているようです。社会的に定着しつつあるクールビズファッションですが、中高生はこのような夏の軽装ファッションについて、どのように思っているのでしょうか?今回は、中高生のクールビズファッションに対する印象や夏制服への導入意向などを調べました。
※クールビズファッションとは、地球温暖化の原因となるCO2の削減や節電のために、職場などで夏季に冷房時の室温を高め(28℃)に設定しても快適に過ごせるように、ノーネクタイやノージャケット、半袖シャツなどの夏の軽装ファッションです。
調査概要
- 調査対象:全国の中高生 1,000人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2011年10月
クールビズファッションの認知
クールビズファッションという言葉を「知っている」という中高生は91.1%と、ほとんどの中高生がクールビズファッションを知っていると回答しています。
【図1】あなたは「クールビズ」というファッションを知っていますか?(単数回答)
クールビズファッションの印象
クールビズファッションをどう思うかという質問に対しては、「とても良い」37.4%と、「まあ良い」42.8%と合わせると約8割の中高生が、クールビズファッションに良い印象を持っていると回答しています。
【図2】 クールビズファッションについてどう思いますか?(単数回答)
クールビズファッションの学校導入意向
学校の夏制服として導入してほしいクールビズファッションは、「カッターシャツ・ブラウス(半袖)」57.0%、「ポロシャツ(半袖)」53.8%、「Tシャツ(半袖)」41.2%などの上物への要望が上位を占めています。下物は「ハーフパンツ」21.5%、「ミニスカート」21.6%が2割を超えました。その他の意見としては、「ノーネクタイ」、「現行と同じ制服のデザインで、涼しい素材に変えてほしい」という回答がありました。
【図3】 夏制服として、どこまでがクールビズファッションとして
良いと思いますか?(複数回答)
クールビズファッションは、地球温暖化の原因となるCO2の削減や節電のために、冷房時の室温を高め(28℃)に設定しても快適に過ごせるようにと導入された夏の軽装ファッションです。現在では、様々な素材、デザイン、コーディネートを取り入れたクールビズファッションが登場し、夏の定番になりつつあります。
今回の調査では、中高生の9割以上がクールビズファッションを認知しており、約8割がクールビズファッションを良いと回答していました。中高生が学校制服として導入してほしいクールビズファッションは、「カッターシャツ・ブラウス(半袖)」57.0%、「ポロシャツ(半袖)」53.8%、「Tシャツ(半袖)」41.2%が上位を占め、特に上に着る物で、涼しい生地や色、デザインの変更を望む声が聞かれました。中高生のクールビズファッションの学校導入意向としては、「暑さ対策」、「節電のため」という理由から賛成意見が多いのですが、反対意見としては、「だらしなく見える」、「風紀の乱れが心配」、「制服らしく見えないものは嫌」という声も聞かれます。
きちんと見えて、快適に過ごせる夏制服のクールビズファッションが求められているようです。
【Vol.242】学校制服の役割
2026.03.31 カンコーホームルーム 春は、進学や進級をきっかけに新たな一歩を踏み出す季節です。多くの生徒にとって、毎日着る「制服」は、そんな学校生活を支える身近な存在です。制服には、同じ学校の仲間との一体感を生み出すだけでなく、安心して過ごすための環境づくりや、気持ちを切り替えるきっかけとしての役割もあります。では、実際に生徒たちは制服にどのような価値を感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,064人を対象に、着用制服のタイプ、制服着用時の安心感、制服のデザインによる学校生活への影響について調査しました。
【Vol.241】今どきの卒業式事情
2026.02.24 カンコーホームルーム 日本の卒業式では、制服の第二ボタンを贈るという風習があります。制服は生徒たちにとって、入学から卒業までの学校生活を共に過ごした思い出の詰まった存在です。その制服の第二ボタンをあげたり、もらったりするという風習は、日本特有の文化として長年親しまれてきました。では、現在の卒業式でも制服の第二ボタンは贈られているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、第二ボタンの風習の認知度、卒業式に生徒間で渡しているもの、卒業式の日に行っていることについて調査しました。
-
【Vol.240】中高生の生成AIの利用実態
2026.01.27 カンコーホームルーム 近年、GIGAスクール構想による1人1台端末の普及に加え、生成AI(ChatGPT、Google Geminiなど)の登場により、学校教育現場のデジタル化は新たなフェーズを迎えています。生成AIとは、文章、画像、動画、音声、アイデアなどを新たに生み出すことができる人工知能(AI)のことです。では、中学・高校生の生成AI利用は、現在どこまで進んでいるのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、生成AIの利用経験や使用シーン、学校生活における生成AIの使用用途について調査しました。 -
【Vol.239】高校生の「ジェンダーレス制服」に対する意識
2025.12.30 カンコーホームルーム 近年、ジェンダーへの配慮や多様性の観点から、学校制服の在り方が変化しています。詰襟やセーラー服から男女共通デザインのブレザータイプに変更したり、女子制服にスラックススタイルを採用したりするなど、ジェンダーレス制服を導入する学校が増えています。では、ジェンダーレス制服について、現役の高校生はどのように考えているのでしょうか。今回は、全国の高校生1,000人を対象に、女子制服のスカート・スラックスの意向、男子制服のスカートスタイルの意向、学校制服の必要性について調査しました。 -
【Vol.238】学校教育現場の課題
2025.11.25 カンコーホームルーム 学校は、子どもたちの未来を育むための学びの場です。現代の学校教育現場では、社会環境の急激な変化に伴い、知識や技能に加えて、社会性や心身の発達を促す総合的な教育活動を担う「教師」の役割が、以前にも増して重要になっています。では、学校教育現場の課題について、教員自身はどのように感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、教師の仕事へのやりがいと大変さ、教師の仕事の負担や困り事の内容、学校教育現場の課題について調査しました。