2011.02.22 カンコーホームルーム 【Vol.61】「中高生が思う制服に必要なこと」

前号(kankoホームルームVol.60)で、中高生の制服への関心についてご紹介しました。では、中高生は制服にどのようなことを求めているのでしょうか?今回は中高生の制服の好嫌度や必要なことについて調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の中高生 400人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2010年4月

制服の好嫌

制服の好き嫌いについては、「とても好き」「まあ好き」を合せると、中学生で71.5%、高校生で76.0%が、制服は好きだと回答しています。

【図1】制服は好きですか?(単数回答)

制服の必要性

制服の必要性は、中学生・高校生ともに「あったほうがいい」という回答が、9割を超えています。

【図2】制服はあったほうがいいですか?(単数回答)

制服に必要なこと

中高生が思う制服に必要なことは、「着心地が良いこと」「動きやすいこと」「暑さ寒さに対応して快適であること」という自分自身が体感する着心地に関することを3人に2人が挙げています。
また、高校生では「デザインが良いこと」「その学校らしさが表現できていること」「他の学校とデザインがかぶらないこと」「アレンジがしやすいこと」「自分の個性が出せること」といった見た目に関することが、中学生より高い傾向にあるようです。

【図3】制服に必要なことは何ですか?(複数回答)

今回の調査では、制服が「好き」という中高生は約7割で、制服は「あったほうがいい」という中高生は9割を超え、多くの中高生が制服を支持していることがわかりました。
中高生が思う制服に必要なことは、「着心地」「動きやすさ」「快適性」といった自分自身の着心地が上位に挙げられています。毎日着用するものだからこそ、着用者自身が体感することが重視されているようです。
また、高校生では「デザイン」「学校らしさ」「他校と差別化」といった見た目(外観)を気にする傾向が中学生よりやや高くなります。 中高生にとって制服は必要不可欠であるが故に、制服に求めることやこだわりも多くなるようです。

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