2010.09.28 カンコーホームルーム 【Vol.56】「エコロジーに関する意識調査(3)」
今年は日本各地で観測史上最高気温を更新するほど暑い夏でした。地球の温度は、年々上昇しています。これには産業革命以降、温室効果ガスの排出が急激に増えて、温暖化が進んでいるという見解もあります。それでは、中高生の環境問題に対する意識はどのようになっているのでしょうか?
前年(kankoホームルームvol.39)に引き続き、中高生を対象に環境への意識について、調査しました。
調査概要
- 調査対象:全国の中高生800人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2010年4月
環境問題についての関心
中高生の環境問題に対する関心は、「とても関心がある」が8.4%、「やや関心がある」が55.6%と、6割以上の中高生が環境問題について関心を持っています。
関心のある環境問題
「地球温暖化」という回答が最も多く、78.6%でした。次いで、「自然破壊森林伐採」44.0%、「大気汚染」が30.5%、「ゴミの増大」という結果でした。
環境問題や社会への貢献意向
環境や社会に貢献したいという中高生は、「とても思う」と「やや思う」を合せると7割を超え、環境問題や社会貢献への意欲は高い中高生が多いことが伺えます。
私たちは、便利で豊な社会を求めて、これまで経済成長に励んできました。その結果、地球規模での環境破壊という大きな問題に直面しています。中高生の環境への意識は6割以上が「関心がある」と回答し、関心の高い環境問題は「地球温暖化」が圧倒的に多く、身近な問題として捉えているようです。そして、「環境や社会に貢献したい」という回答は7割を超え、自ら環境問題に立ち向かおうという中高生が多いようです。
文部科学省による環境教育の推進により、学校での環境教育に注目が高まっています。次世代の子どもたちのために、学校・地域・企業・行政などが連携をして、環境問題に取り組む工夫が求められています。
【Vol.226】学校行事と「学校制服の必要性」
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【Vol.225】学校制服の購入方法の変化
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