2009.06.30 カンコーホームルーム 【Vol.41】「10年後の自分についての調査」
今の中学生、高校生は、10年後どのような暮らしを送っているのでしょうか?
今回は、中学生・高校生を対象に10年後、自分がどうなっていると思うか聞いてみました。
調査概要
- 調査対象:全国の中学生・高校生533人
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2009年4月
10年後、自分は何をしていると思いますか?
10年後の自分は、「サラリーマン」「OL」など、会社員になっていると予想している生徒がとても多くいました。ただ、同じ会社勤めでも、「自分のしたい仕事をする」といった積極的な回答から、「何となくどこかの会社に入って仕事をする」といった消極的な回答まで様々な意見が見られました。また、中には「フリーター」という、世相を反映した回答も見られました。
10年後に向けて何か努力していますか?
10年後に向けて何か「努力をしている」という人は、中学生よりも高校生のほうが多く、高校生女子で47.2%、高校生男子で38.6%が「努力をしている」と回答しています。男子は中学、高校でそれほど差はありませんが、女子は中学と高校で13%ほどの差があり、高校生になると将来に向けて何かを頑張り始めるようです。
これからの学校生活で頑張りたいこと
10年後に向けて努力していることとしては、「なりたい職業に必要な学力をつける」という回答や「なりたい職業についての詳細を知る」という回答が目立ちました。それ以外に、「まだどのような職業に就くかは具体的ではないけれど、目標が決まったときに困らないように、学力をつける」など事前努力をしているという回答も見られました。
10年後、自分が何をしているか「わからない」という生徒もいましたが、多くの生徒が理想と現実が合わさった10年後の自分の姿を想像してくれました。高校生にもなると、将来に向けての努力を始める生徒が増えてきて、資格をとるための勉強を始める生徒や、学校に入るための勉強を始めている生徒もいました。
具体的な理想が無くても、何事にも前向きに取り組む姿勢が、将来の成功につながります。10年後、生徒たちが少しでも理想の自分に近づいていたらいいなと思います。
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