2007.06.26 カンコーホームルーム 【Vol.17】「小学生の習い事に関する調査」
水泳、ピアノ、習字など、様々な習い事があり、幼いうちからそういった習い事に通う子どもが少なくありません。親御さんとしては、どのような思いで子どもを習い事に通わせているのでしょうか。
今回は、小学生の親御さんを対象に習い事に関しての調査を行いました。
調査概要
- 調査対象:全国の小学生の子どもを持つ親540人 (男性237人、女性303人)
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 実施時期:2007年5月
学校の授業以外に習い事は必要?
学校の授業以外に習い事が必要かという問いについて、「必要」という回答が28.7%、「どちらかというと必要」という回答が41.3%で、両方を合わせると70.0%の親御さんが必要性を感じています。
子どもに通わせたい習い事は?
子どもに通わせたい習い事として、最も多かったのは「英語・英会話」で17.2%の回答がありました。次いで、「学習塾」が14.1%となっています。
なぜ、習い事に通わせたいか?
子どもの長所を伸ばしたり、子どもの短所を補ったり、自分ができなくて苦労したので子どもに同じ苦労をさせないためなど、子どものためを思って習い事をさせたいと考えている親御さんが多いようです。
子どもの将来を考え、子どもに何らかの習い事をさせたいと思っている親御さんが多いという結果が得られました。また、習い事の必要性は感じていなくても子どもの自主性を尊重し、「本人がやりたいというので通わせている」という方もいました。
今回の調査では、学校の授業以外にも習い事が必要だと思っている親御さんが多くいることがわかったのですが、その理由をうかがったところ、必ずしも学校の授業だけでは、足りないからという理由で習い事をさせたいと考えている親御さんばかりではありませんでした。子どもに習い事をさせるのは個々の能力を伸ばしたり、不得意分野を補ったり、学校以外での集団行動を学ぶ場として、習い事が必要だと感じている人が多くいました。習い事をさせる理由はそれぞれ異なりますが、少しでも多くのことを学び、成長してほしいという子どもを思う親の気持ちは共通しています。
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