2006.05.30 カンコーホームルーム 【Vol.04】「学校生活の思い出に関する生徒の意識調査」

入学式、文化祭、修学旅行、卒業式・・・。学校では授業以外にも、様々な行事が行われています。生徒の思い出として印象に残っている行事は何なのでしょうか。また、生徒は学校生活を通して何を習得できたと感じているのでしょうか。
全国の高校生323名を対象に、学校生活の思い出と学校生活で得たものについて調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の高校3年生400名
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2006年3月

学校生活で思い出に残っていることは?

約6割の生徒が「修学旅行」が思い出に残ったと回答しています。次いで「文化祭」、「クラブ・部活動」が約5割、「体育祭」が約4割となっています。「入学式」「卒業式」といった節目の行事は、いずれも約2割と回答率が低く、それほど思い出に残ってはいないようです。

【図1】学校生活で思い出に残っていること(複数回答)

学校生活で得たものは?

学校生活で得たものとして、最も回答が多かったのは「友達・仲間」で約8割を占めています。「学力・一般知識」が得られたという回答は約6割、「社会的マナー」は約4割という結果になりました。技術や知識的なことよりも、「友達・仲間」といった人間関係的なことを得たと感じている生徒が多いようです。

【図2】学校生活で得たもの(複数回答)

生徒たちは、学校という教育現場において学力以外にも様々なことを学んでいるようです。
今回の調査では、学校生活で思い出に残っていることとして最も回答が多かったのは「修学旅行」でしたが、次いで回答が多かったのは「文化祭」、「クラブ・部活動」、「体育祭」でした。「文化祭」、「クラブ・部活動」、「体育祭」に共通して言えることは、『仲間とともに取り組む』ということです。それは『学校生活で得たものは何か?』という質問に対して「友達・仲間」と回答した生徒が最も多かったことにもつながってくるのではないでしょうか。
学校は勉強する場であると同時に、かけがえのない思い出や友達・仲間と出会う大切な場所でもあるようです。

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