2013.05.17 環境授業 地球教室 2013年カンコー賞と佳作
地球教室でカンコー学生服の環境授業を受けた小学生のみなさんから、たくさんの「かんきょう新聞」のご応募をいただきました。
ありがとうございました。
カンコー賞に選ばせていただいた新聞と、新聞の「しつもんコーナー」へのお返事を紹介させていただきます。
■優秀賞「制服でツナグ絆新聞」
高槻市立芥川小学校(大阪)5年 藤原萌羽さん
エコな制服だけでなく、制服や体操服は「仲間同士の心を結び付ける役割がある」と広い視点でまとめてくれました。かけがえのない仲間と笑顔で過ごしてくださいね。
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「制服は、採寸してからどれぐらいの期間で出来上がるのですか?」
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もし、入学式に制服が間に合わなかったら、せっかくの思い出が台無しになってしまいます。
そんなことにならないよう、1日で作ってとどけることもあります。でも、全国のみなさん全員の制服を、そんなに急に作ることはできません。
入学式のある春にこまらないよう、サイズと数を予測して、他の季節にあらかじめ作っています。
本当の数は採寸してみないとわかりませんので、毎年春は全国の学校のいろんな制服をたくさん作っています。 -
「どれぐらいの人が1着の制服を作るのに必要ですか?」
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制服を作るには、たくさんの人が手分けして作業しています。
制服の種類にもよりますが、ぬう作業だけでも、10人以上が関わることもあります。また、制服を作るためには、「型紙を作る」「布を切る」「アイロンをあてる」「出来上がりを検査する」「箱につめて運ぶ」など、ぬう以外の作業もたくさん必要です。
そういった作業も合わせれば、1着の制服に何十人もの人が関わっていることになります。
■佳作「スゴイ制服新聞」
守口市立春日小学校(大阪)5年 石本慈英くん
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ポリエステルのせんいは、石油、または石油で作られたもののリサイクルでしか作れません。
ですから、もし地球に石油が無くなったら、ポリエステルのせんいを作る方法はリサイクルだけになってしまいますね。せんいには昔からあるウール(羊の毛)、綿(植物の種)、絹(かいこの糸)など、天然のものを使用したものも多くあります。
天然のものからつくる繊維は捨てられても地中に戻り、また天然のものへ帰る理想的なせんいです。
今は、とうもろこしやバナナなどからもせんいを作ることが研究されていて、近い将来にはポリエステルのせんいは作らなくてよくなるかもしれません。
貴重な資源を使用することなく、天然のものだけでせんいが作れるようになれば、地球に本当にやさしいリサイクルができますね。
■佳作「ecoで地球を守れ kanko新聞」
岡山市立中山小学校(岡山)5年 岡本朱里さん
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カンコー学生服の社員には、制服のデザインを専門にしている人がいます。
多くの制服は、そういった社員がデザインしています。
また、ブランドの服を作っているデザイナーさんに、制服をデザインしてもらうこともあります。制服のデザインは、ふだん着とはちがって、かわいいだけではダメです。
学校生活を楽しく過ごしてもらうために、動きやすさはもちろん、長い期間着られる丈夫さも大切です。
そのため、デザインをしている社員は、デザインだけでなくいろんな勉強をしています。
■佳作「体操服新聞」
千葉市立轟町小学校(千葉)5年 古川萌さん
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体操服はリサイクルするとき、いったん細かくしてから糸にして、そこから布を作りなおします。
そして作り直した布から体操服を作るので、サイズは変えることができます。