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企業情報
LGBTQをはじめとする多様な性に配慮した制服づくり
カンコーは、多様な性のあり方を認め合う学校環境の実現に向けて、制服づくりをはじめとする様々な取り組みを行っています。
性の多様性に配慮した制服
生徒の多様な性のあり方を尊重できるよう、学校の雰囲気や通う生徒の感覚に寄り添いつつ、様々なアイテムやデザインをご提案しています。
東京都 江戸川区立瑞江第二中学校
コンセプトは「選択できる制服・多様性」
・性別に関係なくすべてのアイテムが選択可能
・同じチェック柄のスラックスとスカート
・見た目の性差が少ないブレザースタイル
LGBTQ・性の多様性に関する講演会
当事者の方や専門家による、生徒や先生、保護者の方を対象にした講演会やワークショップを行っています。
正しい知識を身につけることで、多様な性のあり方への理解を学校全体で深めます。
開催実績:61件(2021年度:28件 2020年度:21件 2019年度:12件)
生徒への講演会
当事者の経験談から、ひとりひとりの「自分らしさ」について考えます。
生徒からの質問や感想を聞き、対話の時間を設けながらワークショップを実施することも可能です。
【講演プログラム】
・基礎的な知識
・学生・社会人時代の経験談
・カミングアウトについて
・自分らしさについて
生徒の感想
・人のことを思いやれる、自分のことも認めてるって素敵だなって思った。(中学生)
・人によって、とらえかたが違うからこそ自分と違う人のことを考えようと思いました。(中学生)
・トランスジェンダーの友人にとても会いたくなりました。今日「あの時話してくれてありがとう」と伝えてみます。(高校生)
・自分の気持ちを大事にすることで、自分自身が変われると思いました。(高校生)
先生への講演会
当事者生徒へのサポートや、多様な性のあり方に関する学校での学びについて、共に考えます。ご要望に応じてワークショップを実施することも可能です。
【講演プログラム】
・基礎的な知識
・学生時代つらかったこと・困ったこと
・気を付けたい言動
・具体的なコミュニケーションの取り方
先生の感想
・自分が知らなかった実際・現実の部分のお話を聞けてとても勉強になりました。
どんなことに悩み、どう感じているのか知ることができれば、生徒の対応も自分なりに寄り添ったものへ変えていくことができると思います。
・性別、肌や髪の色、人種、体質等、本人がもともと持っているものが否定されない社会になっていくよう、学校で学ばせる必要があると感じましたし、そのためには私達教員がマイノリティの立場にいる人々について学ぶことが大切だと思いました。
カンコー学生工学研究所の取り組み
カンコー学生工学研究所では、商品提案にとどまらず、様々な角度から研究調査を行い、多くの方に届ける活動を行っています。
声を聴く
当事者の方に直接お話を伺うのはもちろんのこと、生徒や先生を対象としたアンケート調査を行い、様々な立場の人の声を大切にしています。
当事者の方との座談会の様子
GID(性同一性障害)学会でのブース出展
多くの人へ届ける
より良い学校環境づくりの一助となることを願い、調査研究で明らかになってきたことを様々な場でお伝えしています。
学会での発表
シンポジウムやフォーラムなどの社外イベントへの登壇
情報冊子「多様なセクシュアリティを認め合う学校環境のために」
カンコー学生工学研究所による、調査結果をまとめた冊子を「Teacher with」サイトよりダウンロードいただけます。
カンコーの想い
「男らしく」「女らしく」という時代から「自分らしく」の時代へ移り変わっていく、現在はその過渡期だと捉えています。
私たちは、当事者・非当事者、幅広い年代を対象とした多角的な調査から見えてきたものを元に、時代に応じた商品やサービスを提供し続けます。
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