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プレスリリース

2008.11.21 プレスリリース 「現代の名工」として当社社員が表彰されました


厚生労働大臣が国内の卓越した技能者を表彰する「現代の名工」に当社米子工場生産課課長吉良美子が選ばれ、11月11日に東京都港区の明治記念館にて表彰されました。

「現代の名工」とは、毎年1回、厚生労働大臣が卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものです。
昭和42年の創設以来、技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し夢と希望を与えてきた制度です。

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今年度は、中華料理の陳建一氏や、ソムリエの田崎眞也氏をはじめ約150名の方が表彰されています。

吉良は、カッターシャツやブラウス製造の全工程を熟知した技術者であるとともに、優れた管理者・指導者としても卓越した能力を発揮、これらの活躍が高く評価されこの度の表彰となりました。

吉良は昭和41年の入社以来、40年を超えて学校制服用のカッターシャツやブラウスなどの製造に携わり、個々の学生の体形に合わせた縫製技能に優れる一方、製造全工程も熟知し、多くの縫製技能者の育成と、生産性向上に貢献してきた縫製の達人です。

後進の指導育成では、長年積んだ経験と国家資格である「一級布はく縫製技能士」(昭和57年取得)としての技術を生かし、これまで「一級布はく縫製技能士」を延べ42人、「二級技能士」を同155人誕生させてきました。

また、平成4年から現在まで布はく縫製の技能検定委員を務め、後進の育成と技能向上のための努力を続けたことが認められ平成11年に鳥取県知事表彰を受けました。
他にも平成14年に卓越した技能者に与えられる「とっとりマイスター」(鳥取県高度熟練技能者)、平成16年に社内の「ozakiマイスター」(特に優れた技術者)に認定されています。

メーカーとして当社が最も重要視している「品質」を支える大切な技術者のひとりです。
今後も、当社はお客様に高品質な製品をお届けするため、社員一丸となり技術力の向上に努めてまいります。

※布はく・布帛・ふはく=綿などの布とその織物のことをいいます。
布はく製品はカッターシャツ・ブラウスのことを指します。