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2022.09.21 ニュース&トピックス 中高生対象『第1回学校制服フォトコンテスト』受賞作品発表 応募作品点数2,329点の頂点が決定 応募作品が閲覧できるフォトライブラリーも公開

子どもたちや学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーの菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾﨑 茂 以下:カンコー学生服)は、 中学生・高校生を対象とした『第1回学校制服フォトコンテスト』における、入賞者を発表いたしました。

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金賞 群馬県 富岡実業高等学校 3年生 磯貝 龍輝さん 「俺たち写真部」

学校制服フォトコンテストは、「#私たちの青春」を募集テーマとし、全国の中学校・高等学校の写真部に所属、または写真に興味のある中学生・高校生から広く、学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性や芸術性の育成の機会創出、学校教育における芸術文化活動の支援を目的としています。
今年度は、1,238名、2,329点の応募があり、さまざまな青春を表現した作品に出合うことができました。
審査は、写真家の織作峰子氏をはじめとした、芸術・エンターテインメントの分野で活躍する専門家が実施し、金賞・銀賞・銅賞、審査員特別賞に選ばれた方には、写真撮影機材などの賞品を贈呈いたします。
また、10月2日(日)には、MIL GALLERY JINGUMAE (東京都渋谷区)にて授賞式を開催いたします。

■第1回学校制服フォトコンテスト 概要
●募集テーマ :「#私たちの青春」 学校制服を着用した学生の「青春」を感じる写真。
●募集期間:2022年5月9日(月)10:00~2022年8月22日(月)23:59
●応募資格:中学校・高等学校の写真部に所属しているか、または写真に興味のある中高生。
(写真部でなくてもOK)

■応募作品がWEB上で閲覧できるフォトライブラリー
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/uniform_photo/

■第1回学校制服フォトコンテスト 総評
今、この瞬間しかない「青春」というとても尊い、愛おしい時間を1枚の写真に凝縮された作品が多く集まったと思います。同時に、「制服っていいな」と感じられる作品が多かったように感じます。中学校、高校ですと6年間、制服で過ごした自分自身のことも思い出されて、「制服ってよかったな」という感情も蘇りました。
今回の応募作品は、バリエーション豊かなものが集まっていたという印象です。ナチュラルな作品や創りこまれた作品、非常に光を大事に考えて創られた作品、そのあたりのバリエーション豊かな作品が受賞作品に選ばれていると思います。(審査員長:織作峰子氏)

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■入賞作品と受賞理由
※画像はWEB掲載用にリサイズされており実際の作品イメージと異なる場合があります。

●金賞 群馬県 富岡実業高等学校 3年生 磯貝 龍輝さん 「俺たち写真部」

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【受賞理由のコメント】
まず最初に、楽しさが伝わってきました。雲の感じもいいですし、前に伸びた影もいいですね。そして、みんなで楽しんで写真を撮っているのが伝わってきます。この写真は「創る」作品だと思います。演出しながら、構成も考え、トータルバランスが素晴らしい、金賞にふさわしい作品です。(審査員長:織作峰子氏)


●銀賞 香川県 高松桜井高等学校 1年生 織田 将太さん 「fly high!」

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【受賞理由のコメント】
女子生徒さんたちの、楽しさがこちらにも伝わってくる、明るくてナチュラルな作品です。この時期はそんなに長くない、つまりとても愛おしくて尊い時期なのです。その愛おしい時期を写真にぎっしりと込められたとても素敵な作品だと思います。おそらく、撮影されたのは近くの場所だと思うのですが、何気ない場所でグリーンを生かして、動きや表情もよく撮られていました。 (審査員長:織作峰子氏)


●銅賞 兵庫県 神戸国際大学附属高等学校 1年生 手束 舞歌さん 「みょ~ん」

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【受賞理由のコメント】
自分のことのように、昔を思い出した写真ですね。こうやって友達の髪で遊んでいたなという記憶が思い起こされました。このような、コミュニケーションがおこるのも学生時代だけではないかなと思います。写真というのは瞬間を切り取り、それがすべて過去になってしまいます。過去は新しくつくることはできません。その大事な瞬間を残してくれた作品だと思います。 (審査員長:織作峰子氏)


●審査員特別賞 神奈川県 向上高等学校 1年生 中川 怜紀さん 「青春よ、高く翔べ」

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【受賞理由のコメント】
気持ちのいい作品だと思いますね。青空がいっぱい入って、その中に、全身でジャンプしているという、その瞬間をとらえるのも難しいと思いますが、画面の中にすごくバランスよく人物を配置して伸びやかさと動きを感じさせます。なかなか運動神経が良くないと撮れない写真だと思います。なんといっても、気持ちの良い、伸びやかな作品です。 (審査員長:織作峰子氏)


●審査員特別賞 静岡県 浜松学芸高等学校 2年生 鈴木 楓さん 「さよならのかわりに」

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【受賞理由のコメント】
青春というテーマで一枚を選ぶにあたり、その瞬間の一枚でありながら「この2人はこの先どうなっていくのだろう」という未来のストーリー性を感じ、選ばせて頂きました。被写体の2人が先の人生でこの写真を見た時、「あの時、青春してたよね」そんな言葉を交わして下さるなら、素敵だなと思います。(審査員:高石明彦氏)


●審査員特別賞 長崎県 佐世保北高等学校 2年生 篠 侑佐さん 「思い出のブランコ」

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【受賞理由のコメント】
「青春」と「制服」というテーマの作品として、非常に印象的な良い1枚だと思います。双子の妹さんが、お姉さんを撮影されていることもあり、表情がとても豊かで、被写体とカメラマンの関係性や、二人の想いや感情が良く伝わってきます。さらにブランコの動きがあることで、写真の構図としても生き生きして見えるなと思いました。(審査員:丹雅彦氏)


●審査員特別賞 大阪府 清水谷高等学校 2年生 数田 悠人さん 「お前も手伝えよ~(笑)」

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【受賞理由のコメント】
まず、男の子の笑顔が素敵ですね。持っているものが、黒板消しで、それも一つではなく、両手に持っていて、生き生きとしていますね。作品を創ろうとする意図は感じるものの、ものすごく伝わってくるものがあります。そして、顔にきちんとピントが合っていて、黒板消しの部分をぼかしているところが素敵なのかなと思います。教室の中で簡単に撮れそうで、ここまでの写真はなかなか撮れないかなと思います。(審査員:椙野充義氏)


●審査員特別賞 岐阜県 関市立関商工高等学校 2年生 大澤 萌恵香さん 「たどりついた先に」

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【受賞理由のコメント】
作品の圧倒的な構図の美しさ、さらには、制服の柄と周りの風景が融合している感じがして、一目見た時、インパクトのある作品だと感じました。(審査員:曽山紀浩氏)


■審査員
〇織作 峰子【審査員長】(大阪芸術大学教授 写真学科学科長 日本広告写真家協会理事)
〇高石 明彦(株式会社The icon 代表取締役社長 プロデューサー)
〇丹 雅彦(エイベックス・エンタテインメント株式会社 取締役)
〇椙野 充義(高等学校文化連盟全国写真専門部 事務局長)
〇曽山 紀浩(菅公学生服株式会社 取締役)

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(左から)丹 雅彦、織作 峰子、曽山 紀浩、椙野 充義、高石 明彦 ※敬称略・撮影の為一時的にマスクを外しています。


■入賞作品とフォトライブラリー
すべの応募作品と入賞作品はWEBサイトでご覧いただけます。
学校制服フォトコンテスト フォトライブラリーページ
URL:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/uniform_photo/

■授賞式
●日時:10月2日(日) 12:30~16:00
●場所:MIL GALLERY JINGUMAE  (東京都渋谷区神宮前4‐25‐28 2階)
●登壇者:
織作 峰子【審査員長】
高石 明彦
丹 雅彦
椙野 充義
曽山 紀浩

※入場は受賞関係者のみとさせていただきます。
※報道関係者の方は別途ご連絡ください。

■学校制服フォトコンテストとは
学校制服フォトコンテストは、子どもたちの夢と学び応援するスクールソリューションカンパニーのカンコー学生服が主催する、中学生・高校生を対象とした学校教育における芸術文化活動の支援事業です。
全国の中学校・高等学校の写真部に所属、または写真に興味のある中学生・高校生から広く、学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性・芸術性・技術などを審査・表彰することで、子どもたちの学校生活の充実と、「未来を生きる力」を育むことを目指します。

■菅公学生服株式会社
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、子どもたちと学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニー。