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2024.08.22 プレスリリース 子どもたちが作成したアートがバスを彩り、路線を走る!地域の産業やSDGsを学ぶワークショップから生まれた「SDGsアートバス」 ~カンコー学生服×青木被服×両備ホールディングス共催~
菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は、青木被服株式会社(本社:岡山県井原市、代表取締役社長:青木 茂 以下:青木被服)、両備バスカンパニー(両備ホールディングス株式会社の社内カンパニー、所在地:岡山県岡山市中区国富、カンパニー長:金重 雄志 以下:両備バス)と共同で地元企業とSDGsを学び、制服やデニムの余り布を使用したアート作品を作成してバスに飾るワークショップを8月9日、10日に実施いたしました。この度、8月22日にバス出発式を執り行いましたので、ご報告いたします。バスは、子どもたちが作成したアート作品やカンコー学生服、青木被服が余り布をリメイクしたヘッドレストカバー、天井装飾を施した、オリジナルバスです。完成したバスは、両備バスカンパニーの運行するバスとして実際に1年間、路線を走行します。
【バスの注目ポイント】
■子どもたちが作成した、自由な発想のアート
カンコー学生服、青木被服のさまざまな布や素材から、色や形に捉われることなく、自由な発想で子どもたちが楽しく作成した夏らしいものや大好きなものを詰め込んだ作品などをご覧いただけます。(作品数:約25点)
■席によって違うヘッドレストカバー
カンコー学生服が手がけたヘッドレストカバーは、セーラー服の襟をモチーフにしており、席によって異なるデザインが施されています。ベンチ席にはジャンパースカート型のカバーを設置しています。また、青木被服が手がけたヘッドレスカバーは岡山デニムをモチーフにポケットがあしらわれたデザインで、思わず手を入れたくなるような仕掛けです。ブルー系で統一した車内の後部座席は2社の生地を組み合わせたパッチ―ワークカバーです。
■天井装飾
青木被服が手がけ、爽やかで明るい雰囲気になっています。テーマは「青春の力」大空に見立てたサテン地の天井をキャンバスに、デニムで作った何色ものセーラー服のリボンや学生服の金属ボタンが岡山の空を飛んでいく様子を表現しています。
■停車ボタン音声
ワークショップに参加した子どもたちによる、乗る人が元気になるような停車音声が流れます。「AOHAREバス次留まります。今日も、明日も晴れやかに。」と子どもたちの元気な声を聞くことができます。
■バス車内
■ワークショップ
8月9日、10日の2日間にわたり、3回実施いたしました。当初、小学3年生から6年生を対象としていましたが、当日は2歳から大人まで幅広い年代の方々に楽しんでいただきました。参加者は、幼児2名、小学生23名と保護者の方々でした。
ワークショップでは、はじめに、3社の紹介とSDGsの12番「つくる責任 つかう責任」について学びました。次に、カンコー学生服と青木被服が「つくる責任」として廃棄を出さないように努力しているものの、どうしても出てしまう余り布があることを説明しました。そして、捨ててしまうはずの布を使い、岡山県や県外から来る人が元気になるようなアートをつくろうと呼びかけ、作成が始まりました。普段は見ることのないたくさんの布に、子どもたちは目をキラキラさせ、コミュニケーションをとりながら楽しんでいました。
■ヘッドレストカバー作成(カンコー学生服)
新入学シーズンが落ち着いた5月頃から制作を開始し、カンコー学生服 倉敷工場 生産課と生産技術部 設計開発課の10代から20代の若手社員が挑戦しました。「学生服の会社であることがわかること」、「乗った方が楽しくなること」、そして、「余り布使用すること」などをテーマに、アイデアを出しあいながら、細かい部分までこだわっています。バスの乗客の方が座って違和感がないか、運転手さんがカバーの取り換えの際に簡単に着脱できるかなど、縫製、パタンナーが協力し、心を込めて制作したカバーです。1枚1枚あえてデザインが違うものにし、バスに乗る際に楽しんで欲しいと気持ちを表現しています。
制服以外のものを縫製することがほとんどない中、普段の業務で習得した技術を生かしながら、参加した社員全員がワクワクしながら取り組むことができました。
■本企画の概要
本企画は、両備グループ(事務局:両備ホールディングス株式会社)のバス・鉄軌道ユニット<両備グループのバス事業・鉄軌道事業運営会社の総称)が推進する「進(シン)・宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」の一環で実施いたしました。猛暑の夏に発表するのはSDGsをテーマにした「AOHARE(アオハレ)号」。このバスは、地元企業であるカンコー学生服と青木被服と子どもたちとのコラボレーションで生まれました。
■AOHARE号 名前の由来
AOHARE(アオハレ)の「AO(アオ)」は学生服から連想する「青春」の青、デニムの青、両備バスの青。「HARE(ハレ)」には「地域をこれからも明るく晴れやかに照らすバス」の願いを込めました。
■3社コラボの背景
岡山に本社を持つ企業として、3社は岡山の人口減少、少子化、地域社会(ビジネス環境)縮小といった、共通する課題を抱えていました。これらの課題解決を見いだすとともに、各社の持つリソースやノウハウを活用したイベントを開催し、地域を盛り上げ、持続可能な地域づくりに貢献できればと考え、今回企画の実施にいたりました。
■ワークショップ概要
【夏休み自由研究企画】SDGsと地元企業を学ぶワークショップ「SDGsアートバスを走らせよう!」
〇開催日時
1回目:8月9日(金)10:00~12:00
2回目:8月9日(金)14:00~16:00
3回目:8月10日(土)10:00~12:00
〇場所
杜の街グレース オフィススクエア 3階会議室(ホールD)
(〒700-0907 岡山市北区下石井2‐10‐12) ※有料駐車場あり
〇内容
学生服やデニムの余り布を利用してアートを作成し、バスに飾りつけます。バスは8月22日のバス出発式以降、岡山⇔玉野を運行します。(運行期間は約1年間の予定です)
【当日の流れ】
・主催企業の紹介(約10分)
・SDGsについて(各社のSDGsについて)(約10分)
・余り布をつかったアートの作成(90分)
・バスへの飾りつけ(10分)
〇対象学年
小学校3年生~6年生
■出発式概要
〇開催月日:
2024年8月22日(木)9:00~
〇場所
杜の街グレース バスターミナル(岡山県岡山市北区下石井)
〇当日予定
9:00~ バス到着(撮影いただけます)
9:20~ 子どもたちの集合時間
9:30~ 子どもたちがバスとご対面 ・記念撮影
9:45~ 試乗会(10分程度) 終了後、解散
■車両・運行について
車両所属:両備バス玉野営業所
運行期間:2024年8月23日(金)~2025年8月 予定
運行エリア:岡山駅~玉野間を中心とする玉野営業所管内路線
使用車両:岡山200か1522 (大型ワンステップ路線バス)
運行に関するお問合せ先:玉野営業所 TEL: 0863-31-1616
【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。
所在地:岡山県岡山市北区駅元町15‐1 岡山リットシティビル5階
代表者:代表取締役社長 尾崎 茂
創業:1854年(設立:1929年)
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
【青木被服株式会社】
1961 年にデニム製品・ユニフォームの受注生産を開始し、1970年代には国内外に自社工場を増設。国内を代表するデニム工場として定着する。
2010年、デザイナー青木俊樹がブランド事業部を創設し、「FAGASSENT/ファガッセン」のコレクション展開が始まる。パリ・ミラノのメンズコレクションをスタートし、その世界観とデザインは海外からも評価を得ている。近年では、 B’z / ONE OK ROCK / 長渕剛 といったアーティストへのステージ衣装制作も積極的に行っている。
所在地:〒715-0006 岡山県井原市西江原町501
代表者:代表取締役社長 青木 茂
創業:1961年(青木被服興業として創業)
https://www.aokihifuku.co.jp/
■両備ホールディングス株式会社
バスやトラックなどの交通運輸業、スーパーマーケットや整備事業などの生活関連事業、不動産関連事業の9つの事業を行なう社内カンパニーから成る。本企画に参画するのは両備バスカンパニー。
商号:両備ホールディングス株式会社
所在地:岡山県岡山市北区下石井2-10-12 杜の街グレース オフィススクエア5階
代表者:代表取締役社長 松田 敏之
URL:https://www.ryobi-holdings.jp/
バスユニット統括カンパニー(社内カンパニー)
カンパニー本部所在地:岡山県岡山市北区岡南町一丁目14‐41
カンパニー長:常務執行役員 大上 真司
両備バスカンパニー(社内カンパニー)
所在地:カンパニー本部所在地:岡山県岡山市中区国富615-1 2階
カンパニー長:執行役員 金重 雄志