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2019.03.27 プレスリリース 「社会問題を解決する制服」を生徒が企画し、企業が製作、 岡山商工会議所青年部の社長が指導・講評! ーMPS「SHIN制服プロジェクト」最終報告会並びに引き継ぎ会ー


 菅公学生服株式会社(本社:岡山市北区駅元町 社長:尾﨑 茂)は、平成26年度より、岡山県立岡山南高等学校 服飾デザイン科(所在地:岡山市北区奥田 校長:延原 良明)が主催する「産学連携実学体験プロジェクト(MPS)」の連携企業として、協同でキャリア教育を推進してきました。 
 本年度は、現在日本が抱えている社会問題(地方の衰退・資源の枯渇・在日外国人の増加・多様性を求める社会等)に対応・解決する制服を考える商品企画を生徒が行い、菅公学生服にて3つの企画の制服を試作いたしました。そして、完成した「SHIN 制服コンセプトモデル」を商品企画として提案し、岡山商工会議所 青年部会員の皆さまより指導・講評を受ける最終報告会を実施しました。並びに、次年度プロジェクトを行う服飾デザイン科1年生への引き継ぎ会を行いましたのでご報告申し上げます。 

1.日 時  平成31年3月19日(火)10:30~12:00頃
2.場 所  岡山県立岡山南高等学校 多目的教室 「南の森」(商業棟1F奥)  岡山市北区奥田2丁目4-7 TEL:086-224-2226
3.内 容 
 ① 前年度までのMPSプロジェクトの概要・「SHIN 制服プロジェクト」報告(生徒代表)
 ② 「SHIN 制服企画」の商品提案(生徒代表) 3つの企画の試作制服を商品提案としてプレゼンテーションする 
 ③MPS2018「修了証」の授与
 ④ 「SHIN制服」講評(岡山商MPS2018「修了証」の授与
 ⑤服飾デザイン科2年生から1年生に向けて引継ぎ式
4.出席者  
岡山南高等学校 
校  長  延原 良明先生 
副校長  長谷川 陽子先生 
教 頭  砂田 祐一先生 
家庭学科主任  藤本 恭子先生 
飾デザイン科主任  中野 明子先生 
服飾デザイン科2年担任   中村 佳子先生 
服飾デザイン科1年担任  前田 望美先生 
服飾デザイン科1・2年生  生徒 80名 

菅公学生服株式会社 
開発本部提案企画部スクール学校提案課 課長  川井 正則 
開発本部提案企画部スクール学校提案課  山下 千明  
岡山菅公学生服株式会社  常務取締役  深田 誠二  
名古屋菅公学生服株式会社  常務取締役  原田 季典 

岡山商工会議所青年部会員 
 三洋エンジニアリング株式会社  代表取締役社長  塚本 晃久氏 
 株式会社創作屋  代表取締役社長  池田 修二郎氏
 株式会社ビザビ 顧問  伊藤 博則氏

■延原良明校長先生ご挨拶
『教育というのは見たり聞いたり試したりだと言われています。見たり聞いたりは座学の授業で十分できますが、試したりはななかなかできません。その試したりを1年間かけてやってくることができ、すごく成長したと思います。今日の発表が素晴らしいものになることを祈っています。』

■前年度までのMPSプロジェクトの概要報告
MPS2014  「次世代体操服企画」、MPS2015「磐梨体操服イノベーションプラン」、MPS2016「岡輝中学校女子制服リファインプラン」、MPS2017「岡山南高校新女子夏制服デザイン企画」の概要報告を2年生が行いました。

■「SHIN制服企画」
3つの企画の試作制服を商品提案として仮想校へ向けてプレゼンテーションを行いました。
「ここカラ―」解決すべき問題・現象【資源の枯渇】年齢を重ねるごとに“進”化し、長く着続けられる制服
「暮らし カル ONE」解決すべき問題・現象【在日外国人の増加】“参”差錯落~世界はひとつの共同体~
「まるでスマートフォン」解決すべき問題・現象【地方の衰退】“神”対応制服~地元を愛する女子高生~

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■2年生代表挨拶
『今年度の取り組みは、現代の日本が抱える社会問題を解決・対応する制服を考えるというとても難しいテーマでした。初めは物事を客観的に捉えて考えることに苦労しましたが、考え抜く力が養われ新たな考えも持てるようになりました。この学びをこれからの私たちの進路に生かし、社会で活躍できる人に成長するよう努力していきます』と述べられました。

■岡山商工会議所青年部 代表会員より講評
三洋エンジニアリング株式会社 代表取締役社長 塚本 晃久様
『8つの企画を3つに絞る辛い役割をさせていただきましたが、8つとも本当に素晴らしい内容でした。今回の活動を通じて、一つのモノを作るのは一人ではできない、チームで働く力が大きな力になるということを学ばれたのではないかと思います。今回このような機会をいただけたことに感謝申し上げます。』

株式会社創作屋 代表取締役社長  池田 修二郎様
『今回は制服を作るということで、さまざまな制約がある中でデザインを考えられたのだと思います。そして一つのチームでいろんなテーマを持って考えるという、実際に企業が行うような活動を実体験することができ、すごくいい経験ができたのではないかと思います。この経験を生かしてまた次に繋げていただきたいと思います。』

株式会社ビザビ 顧問 伊藤 博則様
『ここまでに色々なアイデアが出たと思いますが、一つ一つを大切にしておいてください。活動を通じてコミュニケーションの難しさにも直面されたとのことでしたが、日頃からアイデアを出して話をしていく、その経験を積み重ねることでどんどんコミュニケーション力はあがっていきます。ここがスタートラインですので、また頑張っていただきたいと思います。』

■長谷川陽子教頭先生ご挨拶
『このプロジェクトは5年目になりますが、今年のSHIN制服プロジェクトは、2年生の皆さんにとっては本当に力が試される新たな挑戦になったと思います。先ほどの発表は頼もしく、皆の知恵が詰まったプレゼンで、1年間頑張ったことがよく伝わってきました。最終的には3作品になりましたが、今回は最後まで全員でチームで取り組んで発表を行いやり抜くことができたと思います。1年生は、新2年生としてどんなテーマにチャレンジするのか今から楽しみにしています。素晴らしいアイデア、それが詰まった企画になるよう期待しています。』

以上