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2023.10.17 プレスリリース 書道の研鑽を積む高校生に「菅公賞」贈呈 第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文) 書道部門特別賞から選出 ~賞状は制服生地に文字を刺繍で施したオリジナル~


子どもたちと学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーの菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は、 第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)(以下、全国高総文祭)書道部門において菅公賞に選ばれた5名に、制服生地に文字を刺繍で表現した賞状を9月下旬ごろから贈呈いたしました。


聖霊女子短期大学付属高等学校(秋田県) 宮崎 ほのかさんへ賞状贈呈の様子
左から工藤校長先生、宮崎さん、佐藤先生、カンコー学生服 加藤

全国高総文祭は、各都道府県代表高校生による芸術文化活動の文化の祭典です。「2023かごしま総文」書道部門は、サンアリーナせんだい(鹿児島県薩摩川内市)にて2023年7月30日(日)~8月3日(木)に開催され、約300点の作品が展示されました。出展作品のうち、奨励賞、特別賞が決定し、特別賞14点の中から更に5点が優秀作品として「菅公賞」に選ばれました。
全国高総文祭書道部門における「菅公賞」は2013年に設立し、今年で11年目となります。各受賞者へは、カンコー学生服の社員が学校を訪問し、賞状を贈呈させていただきました。賞状は、制服に用いられる生地に、選考理由のコメントを含めた文章を金糸と銀糸の刺繍で表現したものです。
カンコー学生服は、子どもたちの夢と学びを応援する活動を行ってまいりました。これからも、「未来に、エールを。」をスローガンに、学生と学生生活を支えるすべての人に寄り添い、エールを送り続けます。

■第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会書道部門における菅公賞受賞者
〇聖霊女子短期大学付属高等学校(秋田県) 3年 宮崎 ほのか 「臨 張瑞図」〔漢字の書〕
〇茨城県立竜ケ崎第一高等学校(茨城県)3年 山下 未結 「臨 光明皇后楽毅論」〔漢字の書〕
〇長野県上田高等学校(長野県)3年 石井 しなの 「臨 傅山草書七言律詩」〔漢字の書〕
〇福岡県立山門高等学校(福岡県)3年 山下 結子 「百人一首二首」〔仮名の書〕
〇鹿児島実業高等学校(鹿児島県)3年 奥 菜乃夏 「西郷南洲翁のことばを」〔漢字仮名交じりの書〕

  • 第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会書道部門における菅公賞受賞作品、受賞理由、受賞者のコメント
    聖霊女子短期大学付属高等学校 3年 宮崎 ほのかさん 「臨 張瑞図」〔漢字の書〕
    古典の独特な横画の特徴を踏まえ、律動感ある線質で表現した作品。​​​​​​​
    〇受賞者のコメント
    この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思っています。受賞を知ったときは、ただ驚くばかりでした。張瑞図の流麗な運筆と、多彩に変化する線質を目指し、繰り返し練習してようやく書き上げた作品です。審査講評には「律動感ある線質で表現した作品」という言葉があり、完成までの努力を認めていただいたことに喜びを感じています。今までさまざまな場面で支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも書道に励みたいです。

〇茨城県立竜ケ崎第一高等学校 3年 山下 未結さん 「臨 光明皇后楽毅論」〔漢字の書〕
調和と統一を視点に掲げ、筆圧、遅速、抑揚などを工夫した完成度の高い作品
〇受賞者のコメント
この度は菅公賞という身に余る賞をいただき、誠にありがとうございます。今までの努力が報われ、幸せな気持ちでいっぱいです。羊毛筆を扱うのはとても難しく、初めは使いこなせるのか不安でしたが、顧問の先生のご指導や、切磋琢磨してきた仲間のおかげでここまでくることができました。今回の作品では文字の大小や墨量の変化等に注意し、単調な作品にならないよう配慮いたしました。これからも書に親しみ、心身ともに成長できるよう努力して参ります。改めて、大会関係者の方々並びにカンコーの皆さまに感謝申し上げます。

〇長野県上田高等学校 3年 石井 しなのさん 「臨 傅山草書七言律詩」〔漢字の書〕
全体の構成を工夫し、連綿部の気脈に配慮した、流動的で雄大な作品。
〇受賞者のコメント
ずっと目標にしていたこの大きな大会で、菅公賞という素晴らしい賞をいただけたこと、とても光栄に思います。普段書くことのない大きな紙で枚数が限られる中、一枚一枚を本気で書きました。結果、納得のいくものが出来上がりうれしいです。私が書道をここまで続けて来られたのは家族や先生方の支えがあってこそだと強く感じます。今後も感謝と楽しむ気持ちを忘れず取り組み、上達していきたいです。

〇福岡県立山門高等学校 3年 山下 結子さん 「百人一首二首」〔仮名の書〕
散らし書きの構成や料紙を工夫し、仮名の美しさを表現した作品。
〇受賞者のコメント
この度は菅公賞という素晴らしい賞をいただくことができ、とても光栄です。受賞者として名前を呼ばれた時には、驚きとうれしさで胸がいっぱいでした。作品を創り上げる中で心が折れそうなこともたくさんありましたが、一生懸命取り組んできて本当に良かったと思います。最後まで丁寧にご指導してくださった先生方や支えてくれた家族、部員のみんなには感謝しかありません。これからも書道を続け、さらに成長できるよう、日々精進していきたいです。

〇鹿児島実業高等学校 3年 奥 菜乃夏さん 「西郷南洲翁のことばを」〔漢字仮名交じりの書〕
漢字と仮名の調和を意識し、線の太細や墨の潤渇を生かして表現した作品。
〇受賞者のコメント
私は今回の第47回全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文において、書道部門の菅公賞を受賞させていただきました。まさか自分が受賞できるとは思っていませんでしたので、大変光栄でうれしく思います。今までの努力や時間をかけて取り組んだことが報われた瞬間でした。今後も自分自身の成長のために、目の前のことを丁寧に取り組むことを忘れずに日々前進していきたいと思います。最後に、応援し支えてくださった顧問の先生や家族、友人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

■菅公学生服の社名の由来
カンコー(KANKO)は、学問の神様である菅原道真公の呼び名「菅公」に由来します。菅原道真公は「学問の神様」として広く親しまれていますが、同時にその文字の美しさから、空海・小野道風と共に「書の三聖」として称えられ、「書道の神様」としての信仰も広まっています。学者でありながら政治の道を志し、世の中のために尽力した道真公のように、私たちも夢や目標への強い信念を持って道を切り開いていきたいという思いを込めています。

■菅公学生服株式会社
​​​​​​​1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。