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2026.10.22 プレスリリース 「あきた総文2026」書道部門で「菅公賞」を贈呈、2013年から14年間、高校生の書道への挑戦を応援~賞状は“紙”ではなく“制服生地”。金銀糸で選評を刻む「刺繍賞状」を高校生5名へ贈呈~
菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾﨑 茂 以下:カンコー学生服)は、 第50回全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)(以下、総文祭)書道部門において菅公賞に選ばれた5名に、制服生地に文字を刺繍で表現した賞状を10月より順次贈呈し、各受賞者からの喜びのコメントが届きましたのでお知らせいたします。

「菅公賞」は、学問の神様として知られ、同時に「書の三聖」の一人として称えられる菅原道真公にちなんで、カンコー学生服が2013年に設立した特別賞です。今年で14年目を迎えます。
受賞者には、制服メーカーならではの取り組みとして、制服に用いられる生地に選評を金糸・銀糸で刺繍したオリジナルの「刺繍賞状」を贈呈。高校生の書道への挑戦をたたえるとともに、高校生活の思い出として長く残る賞状を届けています。
■ 背景と「刺繍賞状」に込めた想い
カンコー学生服の社名「菅公(かんこう)」は、学問の神様であり、空海・小野道風とともに「書の三聖」として称えられる菅原道真公に由来します。当社では、夢に向かって邁進する生徒たちを応援する取り組みの一環として、2013年より総文祭書道部門において「菅公賞」を設立し、今年で14年目を迎えました。
賞状には、制服に用いられる生地を使用しています。受賞作品の選評を金糸と銀糸の刺繍で生地に刻み込み、一般的な紙の賞状とは異なる、オリジナルの「刺繍賞状」に仕立てています。
制服は、高校生活の中で毎日身に着けるもの。だからこそ、制服メーカーとして、受賞した高校生が高校生活を振り返ったときに、そのときの努力や経験を思い出せるような賞状にしたいと考えています。書道に向き合ってきた時間や、全国から集まった仲間との出会い、総文祭で得た経験とともに、受賞の記憶を長く残してもらいたい。そんな思いを、制服生地と刺繍という形に込めました。
■ 第50回全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)書道部門「菅公賞」受賞者
第50回全国高等学校総合文化祭「あきた総文2026」の書道部門は、2026年7月26日(日)から7月30日(木)まで秋田県で開催されました。書道部門では、全国から集まった高校生の作品299点が展示され、その中から特別賞5点が「菅公賞」に選ばれました。
受賞者は、北海道、埼玉県、静岡県、福岡県、鹿児島県の高校に通う5名です。
・北海道 市立札幌新川高等学校 3年 先名 癒和音 「中龢」 〔漢字の書〕
・埼玉県 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 3年 羽田 絢音 「臨 杜家立成雑書要略」〔漢字の書〕
・静岡県 浜松学芸高等学校 3年 齋藤 彩雪 「臨 中務集」 〔仮名の書〕
・福岡県 福岡県立太宰府高等学校 3年 吉瀬 翼 「臨 呉昌碩臨石鼓文」 〔漢字の書〕
・鹿児島県 鹿児島県立屋久島高等学校 3年 大谷 唯愛 「林芙美子「屋久島紀行」より」 〔漢字仮名交じりの書〕
■ 菅公賞受賞作品、受賞理由、それぞれの作品に込めた思い
北海道 市立札幌新川高等学校 3年 先名 癒和音さん
・作品名:「中龢」 〔漢字の書〕
・受賞理由:自らの生き方が中正であることを文字造形の対比に込め、潤渇、遅速、開閉の運筆を通して見えないものを見ようと試みる作。
・受賞者コメント:この度は菅公賞をいただき、心から嬉しく光栄に思います。応援してくださる皆様いつもありがとうございます。実はこの作品で初めて篆書に挑戦しました。線と余白に変化をつけようとするほど全体の調和を取るのに苦労し、約2ヶ月間試行錯誤の連続でした。総文祭では、全国から集まった仲間の書への情熱と表現力の高さに圧倒されました。これからも書道を続ける中で、新たな表現を発見し、書の文化を次世代へ繋げられるよう励んでいきます。
未来の私へ「開拓者たれ」

埼玉県立伊奈学園総合高等学校 3年 羽田 絢音さん
・作品名:「臨 杜家立成雑書要略」 〔漢字の書〕
・受賞理由:効果的な表現を追求し、大胆な中に繊細な筆致を表現した作品。
・受賞者コメント:この度は菅公賞をいただき、心から光栄に思っております。本作品では、古典の線質や文字の大きさの変化、字形の特徴を忠実に再現することにこだわりました。また、羊毛筆を用いて墨の量や濃度を調節し、羊毛ならではの多彩な渇筆の表現を工夫しました。今回、この総文祭を通して全国から集まった様々な書に触れ、多くのことを学ぶことができました。これからも書道を続けていく中で、この経験を活かして日々精進していきたいと思います。

静岡県 浜松学芸高等学校 3年 齋藤 彩雪さん
・作品名:「臨 中務集」 〔仮名の書〕
・受賞理由:西行の筆力ある書線と連綿線を会得し、集中力をよく維持した作品。
・受賞者コメント:この度はこのような素晴らしい賞を受賞することができ、大変光栄に思います。全国から集まったレベルの高い作品に触れ、多くの刺激を受けました。その中で菅公賞・特別賞という形で評価していただけたことを大変嬉しく思うとともに、今後の制作活動への大きな励みとなりました。これまでご指導くださった先生方や支えてくれた家族、仲間への感謝の気持ちを忘れず、これからも書と真摯に向き合い、自らの表現を深めていきたいと思います。

福岡県立太宰府高等学校 3年 吉瀬 翼さん
・作品名:「臨 呉昌碩臨石鼓文」 〔漢字の書〕
・受賞理由:篆書の学習を生かし、充実した線質とリズムのある運筆で表現した作品。
・受賞者コメント:この度は菅公賞をいただきありがとうございました。私は今回の作品を制作する際に、呉昌碩臨石鼓文の特徴である伸びやかで生き生きとした線で書き進める事と全体に引き締まった印象を持たせるために行間の余白をしっかりと取る事を意識しました。この作品は今までの臨書学習の集大成とすべく制作しました。今回の経験を踏まえてさらなる成長ができるよう頑張っていきます。

鹿児島県立屋久島高等学校 3年 大谷 唯愛さん
・作品名:「林芙美子 「屋久島紀行」より」 〔漢字仮名交じりの書〕
・受賞理由:言葉の意味を意識して文字の造形を工夫し、伸びのある運筆で表現した作品。
・受賞者コメント:この度は、全国高等学校総合文化祭において菅公賞を受賞できたことを心から嬉しく思います。私の大好きな地元、屋久島の美しい自然を描いたこの詩を選び、作品にしました。指導してくださった先生やサポートしてくれた仲間、総文祭で交流した人々との出会いとこの経験が私の書を、そして私自身を大きく成長させてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも書を楽しむ気持ちを忘れずに努力し続けていきたいです。

■ 菅公学生服の社名の由来
カンコー(KANKO)は、学問の神様である菅原道真公の呼び名「菅公」に由来します。菅原道真公は「学問の神様」として広く親しまれていますが、同時にその文字の美しさから、空海・小野道風と共に「書の三聖」として称えられ、「書道の神様」としての信仰も広まっています。学者でありながら政治の道を志し、世の中のために尽力した道真公のように、私たちも夢や目標への強い信念を持って道を切り開いていきたいという思いを込めています。

■ 菅公学生服株式会社について
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。