プレスリリース
2014.12.17 プレスリリース 新たに2人のマイスター(厚生労働省、鳥取県認定)が誕生しました
この度、菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町 社長:尾崎茂)の社員である米子工場生産課係長 川見伸子が厚生労働省「ものづくりマイスター」に、大山工場生産課係長 新田みどりが「鳥取県高度熟練技能者(とっとりマイスター)」に認定されました。「ものづくりマイスター」認定者は当社初、また「とっとりマイスター」は、「黄綬褒章」と「現代の名工」受章者である米子工場生産課 吉良美子に次いで2人目の認定者となります。
記
カンコーは、4つの基幹工場を中心に、全国に18ある自社工場にて約1,800人の熟練スタッフが素材の入荷から裁断、縫製、商品出荷まで一貫生産を行っています。基幹工場全てが優れた品質と技術能力を示すQTEC認証工場、また国家資格である特級、一級、二級技能士(縫製・パターン・設備) は270人以上と業界トップの資格保有者数を誇ります。この度の認定を励みに、今後も全社員が高い技能を持ち、より良い品質を目指す「カンコーのものづくり」の更なる高みを目指し、全社一丸となって努力してまいります。
■「ものづくりマイスター」認定者
氏名:川見 伸子(かわみ のぶこ)
社歴:1979年3月 入社(勤続35年)
2006年9月 生産課 係長
2007年9月 技術課 係長
2014年6月 生産課 係長(現在)
職種:学校制服用のカッターシャツやブラウスなどの布はく製造
取得資格:1級布はく縫製技能士(1993年)、2級布はく縫製技能士(1985年)
会社に与えていただいた恵まれた仕事環境や諸先輩の方々のご指導に改めて感謝申し上げます。物づくりの楽しさや出来上がった時の喜びを次世代に伝えていき、菅公学生服の社員を代表して鳥取県の技能向上に貢献して参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
厚生労働省認定「ものづくりマイスター」とは
ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、これら「ものづくりマイスター」が技能競技大会の競技課題などを活用し、中小企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。(厚生労働省のサイトより)
今後、川見は「ものづくりマイスターデータベース」に登録され、派遣依頼を受けた企業や学校において広く実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者育成を行っていきます。また小・中学校等での講義や「ものづくり体験教室」等により、モノづくりの魅力を発信してまいります。
■「とっとりマイスター」認定者
氏名:新田 みどり(にった みどり)
社歴:1985年6月 入社(勤続29年)
2006年9月 米子工場生産課 係長
2014年6月 大山工場生産課 係長(現在)
職種:学校制服用のカッターシャツやブラウスなどの製造
取得資格:1級布はく縫製技能士(1993年)、2級布はく縫製技能士(1988年)
この度は「とっとりマイスター」という素晴らしい賞をいただきありがとうございました。上司を始め先輩の方々や周囲の皆様に支えられたお陰だと感謝の気持ちでいっぱいです。これからも微力ではありますが先人の方が築いて来られた技術の伝承と自分自身に磨きをかけ、次世代に伝えて行くことが私の使命と思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
鳥取県「鳥取県高度熟練技能者(とっとりマイスター)」とは
鳥取県では、高度熟練技能者の社会的評価を高め、その技能を尊重し継承する社会的機運を醸成していくことを目的に、平成10年から本県製造業の基盤となる職種において優れた技能・技術を有し、後継者育成に意欲のある者を「鳥取県高度熟練技能者(とっとりマイスター)」として認定しています。(鳥取県のサイトより)
■米子工場の工場長新地文人より2人へお祝いのコメント
お二人の方、認定おめでとうございます。私たちアパレル現場は『人』づくりが基本です。いかにいい設備(ミシン)があってもそれを使いこなす人が未熟では”いいものづくり”は出来ません。今後お二人が技能の継承、後継者の育成また社会貢献にご尽力していただくことを期待します。