部活プランナー

部活動を通じて「自分で考える力」を育む

教員の働き方改革やコロナ禍の影響によって、部活動に対する制約が増え、これまで当たり前にできていた練習も思うようにできなくなりました。
そのような環境の中で、子どもたちが部活動を通じて自己実現を果たすためには、主体性を磨き、「自分で考える力」を養うことが必要不可欠です。

部活動は、子どもたちの興味関心を源にした活動。自分のなりたい姿を描き、達成するために試行錯誤を繰り返すプロセスは、いわば探究活動です。

「自分で目標を決め、何をすべきか意識して取り組み、振り返る」この探究のサイクルを繰り返すことで、「自分で考えること」が習慣になっていきます。
部活動を通じて探究を重ね、「自分で考える力」を育むことは、子どもたちが自らの力でVUCAの時代を生き抜くための大きな財産になるはずです。

子どもたちの「うまくなりたい」をサポート

「部活プランナー」は、生徒・学生向けビジネス手帳「フォーサイト」に、日々の部活動で使える練習日誌の要素を加えた、部活動サポートツール。

コンセプトは、子どもたちが自分で考えるきっかけをつくること。一般的な手帳のように、「書くこと」が目的ではありません。
子どもたちが考えるきっかけになりさえすれば、最低限の記入でOK。その代わりに、「自分で考える」ための仕掛けが詰まっています。

また、子どもたちが書いた目標や振り返りを共有することで指導者や保護者が、子どもたちの日々の成長を見取ることもできます。

部活プランナーのポイント

POINT①：目標設定
なんのために？を考える

POINT②：計画立案、タイムマネジメント
いつ、何をするか？を考える

POINT③：振り返り
何ができたか、なぜできたか？を考える

「自分で考える」ための仕掛け

POINT1 なんのために？を考える（目標設定）

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チーム目標を共有し、個人として達成したい目標ややりたいことを書き出すことで、チームが目指すもの、自分が目指すものを考え、整理できます。また、自分がチームのために貢献できることや自分が大切にしている言葉を整理することで、チームにとって自分がどんな存在なのかも分かります。

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「目標を持った理由」、「目標を達成したらしたいこと」の項目は、自分が何のために頑張るのか、を考えるきっかけづくりに活用できます。また、１年後・半年後・3か月後の個人目標の欄を設け、年間目標を達成するまでの継続的な到達目標を設定しやすくなっています。

POINT2 いつ、何をするか？を考える（計画立案、タイムマネジメント）

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自分とチームの強みと弱みをSWOT分析から導き出します。強みを伸ばし、弱みを克服する視点から今、自分がしなければならないことをTODOリストにすることができます。

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週間予定表には、TODOリストの記入欄の他に、日々のスケジュール計画を記入することができます。スキマ時間を見つけて、いつ、何ができるか、についても、ぜひ考えてみてください。

POINT3 何ができたか、なぜできたか？を考える（振り返り）

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1日1回活動の振り返りができるよう、振り返り記入欄を設けています。何ができたか、なぜできたか。逆に何ができなかったのか、なぜできなかったのか。これらを振り返ることが、次のアクションにつながります。また、日々のセルフチェック欄で目標や練習メニューなど、多彩な項目があるので、個々の興味関心によって、自由に自己管理ができます。（あくまでも考えるきっかけなので、全ての項目を記入する必要はありません）