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2024.09.03 プレスリリース 制服の余り生地をアップサイクルして学ぶSDGs教育として学校に「エコフラワー」を咲かせるプロジェクト参加校数が100校を突破!大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ


菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町 代表取締役社長:尾﨑 茂 以下:カンコー学生服)は、SDGsの取り組みとして、2023年11月より『制服の余り生地をアップサイクル!学校にエコフラワーを咲かせるプロジェクト 以下:エコフラワープロジェクト』をスタートし、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録されています。全国の学校へ展開している中、この度、参加校数が100校を突破いたしました。

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エコフラワープロジェクト

エコフラワープロジェクトは、制服の余り生地を使ってオリジナルグッズ「エコフラワー」をつくり、アップサイクル(廃棄予定だったものを生まれ変わらせる)に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援しています。さらに、子どもたちがSDGsや地球環境のためにできることについて考える機会を提供し、未来を生きる子どもたちの学びを支援することを目的としています。

制服の余り生地と作り方説明書をセットにした「エコフラワー」をつくるSDGs教材を学校教育関係者へ無償提供しており、2023年11月の開始から9カ月で参加校数が100校を超え、約1.4万人の児童・生徒が参加しています。家庭科や美術の授業、総合的な学習の時間、家庭クラブ、学校行事など幅広いシーンで利用されており、引き続き参加校を募集いたします。

エコフラワープロジェクトは、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして登録されています。大阪・関西万博 「TEAM EXPOパビリオン」会場のカンコーブースでは、参加学校の写真展示を2025年4月24日(木)と4月28日(月)に映像で紹介します。
今後も、カンコー学生服は、子どもたちの夢と学びを応援してまいります。

参加校の声

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●東大阪大学敬愛高等学校(大阪府)
SDGs 「服飾造形ソーイング」の授業で実施
ファッション創造コースの学校設定科目「服飾造形ソーイング」の授業で、取り組みました。服飾を手掛けるコースとして、廃材(余り生地)を有効活用し、SDGsの取り組みについて学ぶ機会としたいと考え、また、参加することにより、大阪・関西万博への興味・関心が高まることも期待できると考えました。生徒からは、「本来捨てられてしまうものを再利用して、可愛いお花ができると、嬉しい気持ちになり、何より良いことをした気分になります!」「自分で作ったエコフラワーは感謝の気持ちを添えて、家族にプレゼントしたり、友達と交換したりしたいと思います!」という声が聞かれました。SDGsの取り組みを学校教育で行うことにより、未来を担う若い世代が地球規模での課題に目を向けることができるようになることを期待したいと考えます。(登記先生より)




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●香里ヌヴェール学院中学校・高等学校(大阪府)
中学1年生が製作し、中学3年生の卒業生に贈呈
本校では、中学1年生の家庭科の授業で製作し、中学3年生の卒業生に渡すといった形で行いました。生徒は花びらにするための切る作業に手こずっていましたが、楽しく制作することができました。また、消費生活・SDGs教育と関連させることもでき、とても有意義な時間に繋がったと思います。(笠尾先生より)

 




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●光ヶ丘女子高等学校(愛知県)
ESDクラブ活動で実施後、全校生徒に呼びかけ
ESDクラブの20名が制服の端切れを使った「エコフラワー」作りに挑戦しました。環境に優しい取り組みとして、芯の部分にはFSC認証の竹箸を、接着剤にはホルムアルデヒド・フタル酸系可塑剤を使用していないコニシの木工用ボンドをそれぞれ使用しました。普段着ている制服の残反や廃棄問題などより身近なSDGs課題に触れることができたと思います。今回はクラブ活動の⼀環で実施しましたが、今後も全校生徒に呼びかけ取り組んでいきます。(尾之内先生より)
 




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●岡山県立西大寺高等学校(岡山県)
家庭クラブ委員など、身近な制服でSDGsを学ぶ機会
家庭クラブ委員や参加希望の高校2年生14名で、放課後に家庭科教室に集まってエコフラワーづくりにチャレンジしました。友達と色柄の違う生地を交換して、花びらを組み合わせたり、余っていたレースを付けてアレンジをしたりなどの工夫が見られました。完成したエコフラワーは、家族にプレゼントや自分の部屋に飾る用に持ち帰りました。当校では、令和6年度の家庭科の授業で、まだエコフラワーを作ったことのない新高校2年生が取り組む予定です。身近な制服を通じてSDGsを学ぶ機会にしたいと思います。(手島先生より)
 

『制服の余り生地をアップサイクル!学校にエコフラワーを咲かせるプロジェクト』とは

制服の余り生地を使って、オリジナルグッズ「エコフラワー(お花)」をつくり、アップサイクル(廃棄予定だったものを生まれ変わらせる)に取り組むSDGs活動を展開し、大阪・関西万博 「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして登録されています。

 対象:学校(日本国内の小学校・中学校・高校など)
 提供物:制服の余り生地と作り方説明書をセットにした「エコフラワー」をつくるSDGs教材(無償)
 申し込み方法:特設サイトのフォームより https://kanko-gakuseifuku.co.jp/company/challenge
 ※お申込み受付完了から、SDGs教材のお届けまでは10営業日ほどかかります。
 ※ご提供させていただく生地の色・柄は、その時の廃材になるためご指定はできません。
 ※廃材手配の状況で生地在庫がなくなった場合は、受注を一時停止させていただきますので、ご了承ください。
 ※学校専用用品のため一般・個人への斡旋はしておりませんので、ご了承ください。

取り組み背景

菅公学生服株式会社(カンコー学生服)は、創業から170年。
全国の学校15,000校以上に制服・体操服をご採用いただき、自社・国内工場で年間約600万枚を生産しています。
工場では、自動マーキングシステムを用いて、生地にムダが出ないように設計図をつくり、制服・体操服を縫製することで、資材廃棄の低減に取り組んでいます。しかし、製造過程でどうしても残ってしまう余り生地が課題でした。
そこで、制服の余り生地を使って、オリジナルグッズ「エコフラワー」をつくり、アップサイクル(廃棄予定だったものを生まれ変わらせる)に取り組むというSDGs活動の一つとしてエコフラワープロジェクトにチャレンジしています。

大阪・関西万博との関わり

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日本の学校の制服は、世界的にも人気のファッションスタイルとして注目されています。そして、制服は入学から卒業まで長い時間を着用され、子どもたちにとって最も身近なサスティナブル教材です。近年の制服は、ダイバーシティ&インクルージョンに基づき、一人ひとりが自分らしく、ありのままでいられるように進化しています。その制服を題材にSDGsについて考えを深めて取り組むことで、子どもたちに「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを深めることに貢献します。

SDGsとの関わり

4 子どもたちへの質の高い教育に寄与するエコ教材(制服の余り生地でエコフラワーをつくる教材)を提供
12 企業の廃棄資材の有効活用(アップサイクル)
17 学校・自治体等と企業の共創

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カンコー学生服担当者コメント

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エコフラワープロジェクトは、菅公学生服株式会社170周年記念事業の一環で、子どもや学校・地域などへ社会貢献を目的に社員でアイデアを出し合って作ったSDGs教材です。
子どもたちにとって身近な制服の余り生地を使用して、SDGs教育に活用していただくことはもちろん、完成したエコフラワーは、学校に展示したり、卒業生に贈る花束やコサージュにしたり、家族や友達にプレゼントするなど、感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションも生まれています。
このエコフラワーづくりを通して、子どもたちの学びを応援したいと考えています。引き続き、多くのご参加をお待ちしております。

KANKO GAKUSEIFUKU SDGsプロジェクトチーム 担当:松本

共創チャレンジ概要

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のことです。
URL:https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1429

菅公学生服株式会社

1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。
https://kanko-gakuseifuku.co.jp