プレスリリース
2023.11.21 プレスリリース 応募作品点数2,813点 中高生対象「第2回学校制服フォトコンテスト」授賞式開催 ~受賞作品の撮影秘話や喜びの声も~
子どもたちや学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーの菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は中学生・高校生を対象とした「第2回学校制服フォトコンテスト」における、授賞式ならびに受賞作品展を開催いたしました。
2023年10月22日(日)、LIGHT BOX ATELIER / SEMPRE (東京都港区)において、授賞式を開催し、金・銀・銅賞、審査員特別賞に輝いた受賞者へ賞状や賞品などが贈呈されました。また、審査員長の写真家・織作 峰子氏からは今回のフォトコンテストの総評や、各賞の受賞理由が発表されました。
■授賞式・受賞作品展概要
●日時:10月22日(日)12:30~16:00
●場所:LIGHT BOX ATELIER / SEMPRE(東京都港区南青山6丁目13‐1 イデアルビル2階)
●式次第:
主催挨拶
審査員紹介
各賞発表・授与
受賞者コメント、審査員受賞理由の発表
受賞者・審査員のフォトセッション
閉会挨拶
自由観覧
■応募作品がWEB上で閲覧できるフォトライブラリー
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/uniform_photo/
■織作峰子氏【審査員長】コメント
第1回から500点ほど、応募数が増え応募もスマートフォンやカメラなどさまざまな形式の作品があり、多様な青春を感じる作品が集まったと思います。
学校や放課後のナチュラルなありのままの姿、その瞬間を切り取ったものや、自分たちの青春とは何かを考え、何を表現するかを工夫した作品など前回同様バリエーション豊かなものが目を引きました。
審査をする中でも、撮影している生徒さんのその時の状況を想像し、審査員同士の語らいや微笑みが生まれる瞬間がありました。
■受賞者コメント
●金賞 鳳凰高等学校(鹿児島県) 2年生 有馬 愛衣さん 「すいか」
【受賞コメント】
私は1年半ほど前から、「青春」をテーマとして多くの写真を撮影してきました。冬の早朝、夏の庭園などいろいろなシチュエーションで撮影してきました。今回このようなフォトコンテストで金賞をいただけたことは、これまでの努力が認められたように感じてとてもうれしく思います。私は、「青春」とは、何気ない日常の中で傍にいてくれる友達と、輝きや彩のある学生時代をともに過ごすことだと思います。このことを表現するために、地元の漁港で友達とすいかを切って食べているひと夏の思い出を表現しました。私自身もモデルになり、セルフィーで撮影しています。すいかに焦点を当てたのは、すいかの赤い切り口が笑っているように見えて、私たち自身に重なったように思えたからです。また、ロケーションを灯台にしたのにも理由があります。私たちが今ここで、この場所で大切な友達と青春時代を過ごしているという思いを灯台に重ねて表現したかったからです。4人で漁港まですいかを運んで切って食べるというストーリー。そして、私たちの青春を彩る地元の美しさに包まれたこの瞬間をずっと忘れないようにしようという思いを込めてシャッターを切りました。
●銀賞 八代白百合学園高等学校(熊本県) 2年生 川野 慈月さん 「なぁに」
【受賞コメント】
このような素晴らしい表彰の機会を設けていただき本当にありがとうございます。この作品は、私のひとつ上の先輩を撮影させていただいたものです。その際に先輩と少しお話しをしたのですが、優しく、笑顔が素敵な方なので、その雰囲気が表現できたらを思い、撮影しました。
●銅賞 神戸国際大学附属高等学校(兵庫県) 3年生 鶴岡 大輝さん 「あの日あの時あの場所で」
【受賞コメント】
銅賞という素晴らしい賞をいただき、本当に光栄に思っています。私はこの作品を撮影するにあたり、「青春」という短い時間の流れをテーマに撮影してきました。最初は写真の構図に苦労しましたが、部員からのアドバイスや過去の自分の写真から発想を得てこの写真が仕上がりました。これからも部員のアドバイス、部活動の学び、発想を大切に写真を撮り続けていきたいと思います。
●審査員特別賞 長崎県立佐世保北高等学校(長崎県) 3年生 篠 侑佐さん 「リボンとジャンプ」
【受賞コメント】
今回、私が撮った写真は、「リボンとジャンプ」というタイトルで、私の双子の姉がリボンを持ってジャンプしている写真です。なぜ、このような写真を撮ろうと思ったかというと、私は、小学校のころから12年間新体操をしてきていたこと、今回のフォトコンテストのテーマが「私たちの青春」だったことで、私の青春は「新体操」かなと思ったからです。そこで、制服を着て、リボンを持ってジャンプをしている写真を撮ろうと思いました。私は写真を撮るということで、学生時代を象徴する制服と私の青春である新体操がひとつの作品に凝縮され、それがずっとこれからも残っていくことに感激しています。これからも積極的に写真を撮り続け、上達できればと思います。私は高校3年生で今年で最後なのですが、とても良い思い出になりました。
●審査員特別賞 群馬県立西邑楽高等学校(群馬県) 1年生 飯野 ゆいさん 「煌めき」
【受賞コメント】
私はこの作品に「煌めき」というタイトルをつけました。彼女の目線の先の光の様子、スカートのフレア感、明るいキラキラした感じを込めました。高校1年生で初めてこのようなフォトコンテストに応募して、審査員特別賞がいただけて本当にうれしく思っています。
●審査員特別賞 西南女学院高等学校(福岡県) 3年生 村田 翔香さん 「吹雪」
【受賞コメント】
この吹雪の作品は、九州に住んでいる私たちにとってすごく寒い日に撮影しました。北海道に住む方にとっては「全然吹雪いてないじゃん!」と思うかも知れませんが、私たちにとって寒い日の中、一緒に登下校していた友達の瞬間を撮った作品です。私と友達がつくる雰囲気が撮れた作品になっているのではないかと思います。また、この機会に私は東京に初めてくることができ、本当に特別な日になりました。
●審査員特別賞 静岡県立浜名高等学校(静岡県) 3年生 曽布川 知里さん 「せいくらべ」
【受賞コメント】
この写真は、部活動の仲間や友人を撮影した写真で、写真部の仲間は私のかけがえのない宝物です。その仲間を撮影した写真を評価していただいた審査員の皆様に感謝申し上げます。この結果を、友達、顧問の先生など支えてくれた方々へ感謝の気持ちを込めて伝えました。彼らのサポートが無ければ、この結果はなかったと思います。
表彰式に出たかったのですが、表彰式当日は大学受験と重なり、出席することができず大変残念に思っております。表彰式には出席できませんが、このコンテストの受賞に対する誇りと感謝の気持ちは変わっておりません。また、私の写真に触れてくださったすべての方々に心よりの感謝を申し上げます。
●審査員特別賞 常葉大学附属橘高等学校(静岡県) 2年生 片井 美佑さん 「最高の瞬間」
【受賞コメント】
カメラで写真を撮って、作品をつくるということは初めてでした。父のカメラを借りて、操作ななど分からない中、たくさん学んでひとつの作品をつくりました。難しいことだらけでしたが、それでもひとつひとつのことにこだわって良い作品を作り上げることができて良かったと思います。頑張ったことで、賞をとるという夢を叶えることができ、本当にうれしいです。
■授賞式・受賞作品展の様子
●審査員
織作 峰子【審査員長】 (写真家/大阪芸術大学 教授 写真学科学科長 日本広告写真家協会理事)
高石 明彦(株式会社The icon 代表取締役社長 プロデューサー)
丹 雅彦(エイベックス・アライアンス&パートナーズ株式会社 代表取締役社長)
椙野 充義(高等学校文化連盟全国写真専門部 事務局長)
曽山 紀浩(菅公学生服株式会社 取締役)
■学校制服フォトコンテストとは
学校制服フォトコンテストは、子どもたちの夢と学びを応援するスクールソリューションカンパニーのカンコー学生服が主催する、中学生・高校生を対象とした学校教育における芸術文化活動の支援事業です。
全国の中学校・高等学校の写真部に所属、または写真に興味のある中学生・高校生から広く、学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性・芸術性・技術などを審査・表彰することで、子どもたちの学校生活の充実と、「未来を生きる力」を育むことを目指します。
■菅公学生服株式会社
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。