プレスリリース
2022.10.14 プレスリリース 応募作品点数2,329点 中高生対象『第1回学校制服フォトコンテスト』授賞式を開催 イベントレポート
2022年10月2日(日)、MIL GALLERY JINGUMAE(東京都渋谷区)において、授賞式を開催し、金・銀・銅賞、審査員特別賞に輝いた受賞者へ賞状や賞品などが贈呈されました。また、審査員長の写真家・織作 峰子氏からは今回のフォトコンテストの総評や、各賞の受賞理由が発表されました。
■授賞式・受賞作品展概要
●日時:10月2日(日) 12:30~16:00
●場所:MIL GALLERY JINGUMAE (東京都渋谷区神宮前4‐25‐28 2階)
●式次第:
主催挨拶
審査員紹介
各賞発表・授与
受賞者コメント、審査員受賞理由の発表
受賞者・審査員のフォトセッション
閉会挨拶
自由観覧
■応募作品がWEB上で閲覧できるフォトライブラリー
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/uniform_photo/
■織作峰子氏【審査員長】コメント
今、この瞬間しかない「青春」というとても尊い、愛おしい時間を1枚の写真に凝縮された作品が多く集まったと思います。同時に、「制服っていいな」と感じられる作品が多かったように感じます。中学校、高校ですと6年間、制服で過ごした自分自身のことも思い出されて、「制服ってよかったな」という感情も蘇りました。
■受賞者コメント
●金賞 群馬県 富岡実業高等学校 3年生 磯貝 龍輝さん 「俺たち写真部」今回、こだわっている点としては、写真は一目見て印象に残ることが大切なので、肩にのせている猫であったり、魔女の帽子であったり、小物を工夫しました。部員の仲間と相談しながらつくりあげたものです。今後も創る写真はもちろんのこと、山や川などの風景写真にも挑戦したいです。
●銀賞 香川県 高松桜井高等学校 1年生 織田 将太さん 「fly high!」
写真同好会の先輩方にお願いをして、今回の写真は撮影しました。とても自然な笑顔が撮ることができたので、よかったなと思います。撮影場所は手前に緑があり、その奥にも緑があり、層のように奥行があるので選びました。今までは趣味として写真を楽しんでいましたが、写真同好会に入り、人と関わることも増えたので、人を撮ることが上手になりたいと思っています。
●銅賞 兵庫県 神戸国際大学附属高等学校 1年生 手束 舞歌さん 「みょ~ん」
今年から写真を始めて、この「学校制服フォトコンテスト」に応募するためにモデルをクラスメイトにお願いしました。放課後、写真を撮っている間の休憩中に友だちが遊びはじめた瞬間を撮影しました。キラキラしているより、変わらない日常が私の中の「青春」だと思い、たくさん撮った写真の中で一番好きな1枚を応募しました。
●審査員特別賞 神奈川県 向上高等学校 1年生 中川 怜紀さん 「青春よ、高く翔べ」
屋上に撮影に行ったときに、青空と友だちが着ている白いシャツを見て、これは跳ぶといいのではと思い、バレエをしている友達に「跳んでよ」とお願いしました。今回は先生からいただいていた「空間をひらいて」というアドバイスを意識して撮影しました。写真は撮ることは誰でも撮れますが、一瞬で人の目を惹きつける写真を撮っていきたいと思います。
●審査員特別賞 静岡県 浜松学芸高等学校 2年生 鈴木 楓さん 「さよならのかわりに」
代理出席:セライヤ 桜さん
私たちは、地域調査班として地域の魅力を発信するさまざまな活動に取り組んでいます。撮影活動も、撮影のカメラ担当やコピーライト、モデル、衣装など役割分担をして活動しています。この写真は、見る人に考えさせるように、タイトルや構図を工夫し、撮影しました。二人の未来や、ストーリーを自由に想像して楽しんで欲しいと考えています。
●審査員特別賞 長崎県 佐世保北高等学校 2年生 篠 侑佐さん 「思い出のブランコ」
私と双子の姉が通っていた小学校のブランコで写真を撮りました。このブランコに乗ったり、周りで鬼ごっこをしたり、ずっと関わっていたブランコです。今回、母がフォトコンテストを見つけてくれて、応募をすすめてくれ撮影しました。写真部などには所属していませんが、これからも一瞬を切り取るようなものを楽しんで撮りたいなと思います。
●審査員特別賞 大阪府 清水谷高等学校 2年生 数田 悠人さん 「お前も手伝えよ~(笑)」
友だちと何か撮りたいと思っていた時に、このフォトコンテストを見つけました。構図やポーズはモデルの友だちも意見を出してくれ、表情なども細かく指示していましたが、途中でお互いに面白くなった一瞬です。このコンテストで写真は本当に一瞬を切りとることだと思えたので、その時間を大切にしたいです。
●審査員特別賞 岐阜県 関市立関商工高等学校 2年生 大澤 萌恵香さん 「たどりついた先に」
いつも写真部の4人で撮影に行っていて、ペアに分かれてモデルと撮影をしています。この日も同じように、撮影していて、いつもの雰囲気をそのまま撮影しました。画角がちょうど、構図に収まるように撮れました。今後は、顔の表情がきちんと分かるような写真に挑戦したいです。
■授賞式・受賞作品展の様子
■審査員
〇織作 峰子【審査員長】(写真家/大阪芸術大学 教授 写真学科 学科長)
〇高石 明彦(株式会社The icon 代表取締役社長 プロデューサー)
〇丹 雅彦(エイベックス・エンタテインメント株式会社 取締役)
〇椙野 充義(高等学校文化連盟全国写真専門部 事務局長)
〇曽山 紀浩 (菅公学生服株式会社 取締役)
■学校制服フォトコンテストとは
学校制服フォトコンテストは、子どもたちの夢と学び応援するスクールソリューションカンパニーのカンコー学生服が主催する、中学生・高校生を対象とした学校教育における芸術文化活動の支援事業です。
全国の中学校・高等学校の写真部に所属、または写真に興味のある中学生・高校生から広く、学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、創造性・芸術性・技術などを審査・表彰することで、子どもたちの学校生活の充実と、「未来を生きる力」を育むことを目指します。
■菅公学生服株式会社
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、子どもたちと学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニー。