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プレスリリース

2020.10.14 プレスリリース 2019年度 菅公学生服グループ事業報告書


 新型コロナウィルス感染の拡大は、世界・日本経済に大きなダメージをもたらしています。2008年のリーマンショックを超える経済の低迷と言われ、倒産企業の続出、失業者の増加、収入の減少など、多くの人々の生活基盤そのものが危ぶまれています。

 2019年度は「カンコーらしさを確固たるものにする」を基本方針とし、新しい企業価値の提供に取り組んでまいりました。今年の入学商戦はスクール・スポーツ共に新規採用校の獲得が前年並みで順調に進みました。スクール店頭では詰襟学生服「カンコーインフィニスタ スマート&ブラック」の販売が堅調に推移し、また織物に近い上質感が特徴の「カンコーインフィニスタ ニットシャツ」も高い評価を得ています。スポーツでは「カンコープレミアム」の販売が本格化し、累計採用校数が計画通り100校を超えました。加えて、教育ソリューション事業の認知も高まり、非認知能力の育成やキャリア教育に関する引き合いも増加しています。2019年度は売上高過去最高を更新し、昨年対比で増収増益という結果になりました。

 2020年度は、少子化や新型コロナウィルス禍で先行き不透明な環境ではありますが、未来を見据えた様々な業務改革を強く推進していきます。工場では人工知能(AI)やあらゆるモノをインターネットにつなげるIoTを積極的に活用し、自動化と省力化を進めていきます。また営業面では、引き続き各エリアに合った営業活動を継続していくとともに、デジタル技術を用いた非接触型のスマート採寸システムをはじめ、これからの時代にふさわしい仕組みを導入しながら、業界のパイオニアとしてさらなる進化を目指していきます。これからも「未来に、エールを。」というスローガンのもと、スクールソリューション企業としてカンコーの独自性を発揮していきます。

1.2019年度決算概要(2019年8月1日~2020年7月31日)
(1)経営成績(単位:百万円)

科目 当期 前期 前期比(%)
売上高 37,030  35,751  103.6 
営業利益 674  93  727.3 
経常利益 337  121  279.2 
当期利益 78  -173   


(2)部門別売上高(単位:百万円)

部門 当期 前期 構成比(%) 前期比(%)
制服 24,220  23,222  65.4  104.3 
体育着 10,411  10,001  28.1  104.1 
企業ユニフォーム 2,287  2,406  6.2  95.1 
その他 112  122  0.3  91.8 
合計 37,030  35,751  100.0  103.6

2.2020年度目標(2020年8月1日~2021年7月31日)(単位:百万円)

売上高 37,100 
経常利益 500 

  3.その他

連結対象会社 親会社(KANKO)と子会社77社、持分法を適用した関連会社1社

以上