プレスリリース
2019.10.18 プレスリリース 2018年度 菅公学生服グループ事業報告書
2018年の国内景気は、人手不足の深刻化に加えて、台風や地震など自然災害も重なり個人消費や輸出、設備投資などが悪化しました。一方、有効求人倍率の上昇など雇用・所得環境の改善傾向を示す指標もあり、業種や地域で景況感の格差が現れています。2019年の景気の先行きについても、昨年より慎重な見方を強めている企業が急速に増加しており、引き続き不安定な状態が続くものと思われます。
2018年度は「カンコーらしさを確固たるものにする」を基本方針として、新しい企業価値の提供を進めてまいりました。都市部だけでなく地方での営業力強化に加え、キャリア教育をはじめとする教育ソリューション事業の取り組みが広く理解されたことが実績につながり、昨年対比で増収という結果になりました。学校制服は今年の新入学商戦において、モデルチェンジ校の新規獲得が順調に進みました。またスポーツも自社ブランドの販売拡大で、順調に市場シェアを拡大することができました。
我々菅公学生服グループは、2019年度も引き続きエリアに合った営業活動を継続していくとともに、未来を見据えた業務改革として、販売計画から生産・物流までの業務の一元化や、生産枠の増強、裁断カッティングセンターの新築運営、物流のエリアセンター化などにもここ数年取り組んでおり今後スピードを上げてまいります。安心と信頼で長年培ってきた「モノづくり」という財産・基盤をしっかり固めた上で、「ひとづくり企業」として社会的な問題や課題に挑戦しながら、新しい企業価値創造にも邁進してまいります。
記
1.2018年度決算概要(2018年8月1日~2019年7月31日)
(1)経営成績
単位:百万円
科目 | 当期 | 前期 | 前期比(%) |
売上高 | 35,751 | 34,855 | 102.6 |
営業利益 | 93 | 169 | 55.0 |
経常利益 | 121 | 65 | 186.2 |
当期利益 | -173 | -366 |
(2)部門別売上高
単位:百万円
部門 | 当期 | 前期 | 構成比(%) | 前期比(%) |
制服 | 23,222 | 22,802 | 65.0 | 101.8 |
体育着 | 10,001 | 9,522 | 28.0 | 105.0 |
企業ユニフォーム | 2,406 | 2,405 | 6.7 | 100.0 |
その他 | 122 | 126 | 0.3 | 96.8 |
合計 | 35,751 | 34,855 | 100.0 | 102.6 |
2.2019年度目標(2019年8月1日~2020年7月31日)
単位:百万円
売上高 | 36,000 |
経常利益 | 200 |
3.その他
連結対象会社 親会社(KANKO)と子会社75社、持分法を適用した関連会社1社
以上