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2023.01.31 プレスリリース 中高生1,200人に聞いた「花粉症の発症有無」2人に1人が花粉症、8割以上が「勉強に集中できない」経験あり~調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.204「中高生の花粉症と悩み」~
菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.204にて、「中高生の花粉症と悩み」に関する調査データを公開しました。
スギ花粉が多く飛散する2月から3月は中高生の受験シーズンと重なります。花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血、涙のほかにも、頭痛、倦怠感、集中力の低下などによって、勉強に集中できなくなる場合があり、受験生にとって深刻な問題となっています。では、中高生の花粉症の実態は、どのようになっているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人に自身の花粉症の発症有無、花粉症で勉強に集中できない頻度、今、悩んでいることについて調査しました。
◆調査結果サマリー
・中高生の2人に1人が花粉症を発症
・花粉症の中高生のうち、8割以上が「花粉症の影響で勉強に集中できないことがある」と回答
・中高生が悩んでいることは、1位「勉強や成績」(77.1%)、2位「進路について」(66.5%)で、勉強・進学に対してが多い
◆まとめ・見解
近年では花粉症の発症年齢が低下し、10代でのスギ花粉症有病率も増えています。多くの中高生がかかえる花粉症は、鼻や目の症状だけでなく、集中力の低下、睡眠障害、体調不良など日常生活に支障が出ることもある現代病の1つです。
今回、全国の中学・高校生1,200人を対象に花粉症の状況を調べたところ、自身の花粉症の発症有無に関しては、「はい(花粉症である)」(54.7%)という回答が半数を超え、中高生の2人1人が花粉症を発症しているようです。
花粉症の影響で勉強に集中できないと感じた経験は、中学生は「よくある」(41.0%)と「たまにある」(35.6%)をあわせると76.6%、高校生は「よくある」(36.1%)と「たまにある」(49.1%)をあわせると85.2%となり、高校生が花粉症で勉強に集中できない頻度は8割を上回って多いようです。
また、中高生が悩んでいることは、1位「勉強や成績」(全体77.1%、中学生82.9%、高校生75.0%)で、2位「進路について」(全体66.5%、中学生63.6%、高校生67.5%)があげられ、勉強・進学に対して悩みをかかえる中高生の多さがうかがえます。このことからも、花粉症で勉強に集中できないことは、中高生にとって深刻な問題のようです。
花粉症は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応です。花粉症の対策としては、専用のマスクとメガネを装着したり、こまめに手洗いやうがいを行ったりすることも効果的とされていますが、衣類に花粉を付着させたまま室内に持ち込まないことも重要です。
◆調査結果
1.中高生の花粉症の発症有無
●中高生の2人に1人が花粉症を発症
自身の花粉症の発症有無に関しては、「はい(花粉症である)」(54.7%)が半数を超えています。中高生の2人に1人が花粉症を発症していると回答しています。
Q. あなた自身は、花粉症ですか。(単数回答)
2.花粉症で勉強に集中できない頻度
●8割以上の生徒が勉強に集中できないと感じたことがある
花粉症であると回答した中高生が、花粉症の影響で勉強に集中できないと感じた経験は、全体では「よくある」(37.5%)、「たまにある」(45.3%)をあわせると82.8%が勉強に集中できないことがあると回答しています。
●学校別では、高校生の方がより経験頻度が高い
学校別では、中学生は「よくある」(41.0%)、「たまにある」(35.6%)をあわせると76.6%、高校生は「よくある」(36.1%)、「たまにある」(49.1%)をあわせると85.2%となり、中学生に比べて高校生のほうが、花粉症で勉強に集中できない経験頻度が多いという結果になりました。
Q.あなたは、花粉症で勉強に集中できないと感じたことはありますか。(単数回答)Q.あなたは、花粉症で勉強に集中できないと感じたことはありますか。(単数回答)
3.今、悩んでいること
●中高生の悩みは、勉強・進学へついてが圧倒的に多い
中高生が今、悩んでいることは、「勉強や成績」(全体77.1%、中学生82.9%、高校生75.0%)が最も多く、次に「進路について」(全体66.5%、中学生63.6%、高校生67.5%)があげられ、勉強・進学への悩みが圧倒的に多いようです。
また、中学生は「友達関係」(64.7%)を悩んでいるという回答も多くみられます。
Q.今、悩んでいることはどのようなことですか。(複数回答)
◆調査概要
・調査主体:菅公学生服株式会社
・調査対象:全国の中学・高校生 1,200人
・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2022年7月
・調査委託先:株式会社ネオマーケティング
【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。
発行日:毎月1回最終火曜日更新
公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation