症状別トラブル119番
汚れや傷みなど、学校生活の中で制服のトラブルはつきものです。各種トラブルの対処方法を分かりやすくご紹介しています。
制服・体操服が縮んでしまった。
症状 縮み
服種 スカート
スラックス
上着(ブレザー・セーラー服・イートン)
体操服
詰襟
ケアラベルの洗濯絵表示と異なるお手入れは、制服や体操服の縮みの原因となります。
制服や体操服が縮んでしまった場合、残念ながら元には戻りません。
衣類が縮んでしまう原因は、素材によって異なります。
素材別の縮む原因
■ポリエステル繊維
ポリエステル繊維は、耐熱温度を超えるような高熱を受けることで縮みやすくなります。
■綿繊維
綿繊維は水分を含みことで膨張し、乾燥する際に逆に硬くなり縮みをおこす性質があります。
■ウール繊維
ウール繊維は水分を含むと、硬くなり縮みをおこす性質があります。
制服や体操服に使用されているこれらの繊維の特質から、間違ったお手入れによる縮みの原因は主に次の4点が考えられます。
1.水洗い禁止の商品を家庭洗濯してしまった
2.タンブラー乾燥禁止の商品をタンブラー乾燥してしまった
3.日陰干し指定のものを日光にあてて干した
4.中温指定の商品に高温のアイロンをかけた
制服や体操服に使用している素材は、このような性質を改良したものもあり、タンブラー乾燥に対応したものや、水洗いが可能なものもあります。
お手入れをする際は、必ずケアラベルの洗濯絵表示に従って正しく行いましょう。